TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2001.8.31

さて、いよいよ夏競馬も終わり、そして新潟開催もとりあえず終わりですね。来週はここから中山と阪神への開催替わりになりますが、今年の場合は新潟のコースが新設というか新形態なので、その成績が中山開催とどう結びつくかが微妙で、秋初戦の中山の戦い方に結構悩みそうです。ただ、もともと荒れる時期でもありますし、苦手な時期でもありますので、慎重になることは例年通りだったりはしますが…。まあそのあたりのことについてはまた来週詳しく書くことになると思いますので、とりあえず明日の予想でも。

明日の注目はなんと言ってもエルムSのアッミラーレですね。前走でも取り上げたのですが、出負けで大敗というこ結果でしたので、今回の取捨には悩むところです。その同じ前走で圧勝したのがエンゲルグレーセ。こちらも前走で取り上げてましたが、アッミラーレが力通りに走っていてくれれば、この1点でやはり堅かったのではないかという走りでした。前走ではアッミラーレが圧倒的な1番人気でしたが、前回の圧勝劇、安定度からして今回はエンゲルグレーセの方が1番人気になると思います。まあアッミラーレが本来の力を出せば今回もこの1点ということになるのですが、今回に限っては別の狙い方もできるかもしれません。狙いはアッミラーレの単勝ですね。アッミラーレは、どちらかというとスピードがあるタイプで、力のいるダートよりは軽目のダートの方が得意だと思います。札幌のダートは、函館と比較すると全体的にタイムが速く、アッミラーレにとってはむしろ札幌へ舞台を移すことは歓迎材料と言えそうで、もし単勝がそこそこつくようであれば、連勝オッズとも比較しながら狙ってみたいところです。連勝の方は押さえにでもしておきます。アッミラーレの方は、飛ぶときは2着も無いかもしれませんので、今回はワイドは買う必要ないでしょう。まあ前回はアッミラーレが1.5倍で、エンゲルグレーセが5.7倍でしたから、そのときの評価が全く的外れでなければ少なくとも今回はお買い得になるのは間違い無いはずです。

新潟メインもダート戦ですね。ここは軸として確実に信頼できるという馬はいないのですが、面白そうなのはクールネージュですね。逃げないとまずダメなところがちょっとつらいので、一応ボックスで。相手としては、休み明けで同型ですがゲイリーコンドル、力的にはこの中でも一番上だと思います。あとは差し脚質の馬として大外のケイアイブレーブですね。脚質を考えると一応ここから厚めに買うのが馬券的には美味しいかもしれません。あとは叩き2戦目のバイオマスターでしょうか。ダートはまず大丈夫です。一応この4頭ボックスで。オッズ的に買えるのであればそのままですが、きついようであれば、ケイアイブレーブからを厚めに。

最後に小倉の10R。少頭数で人気的に微妙ですが、一応狙いはマルカキャンディ。相手を絞るのは結構難しそうなメンバーで、この頭数で絞れないのは馬券的にちょっときついので、ここは単勝にしておきます。本日はこんなところで。





2001.8.25

本日は休み明け、仕上がりきっていなかったようでいまいちでしたが、叩き2戦目の良化を期待して予想してみます。

札幌7R、軸はオートバクシンオー、かなり堅いと思います。相手はデートスポット、フィールドホープ。最終はタマモアピールから。相手はインターハイライトが本線で、他ではインターハイライト、ネバーキャッチミー。

新潟9Rはデザートウェイから。相手本線はシャドーレイ、ブレークオンスルー。

本日はこんなところで。




2001.8.24

ども、2週間ぶりですね。ですが、競馬の方も夏休みなのか、明日は買えるレースがほとんど無さそうなので、結局休みの継続です。何も無いというのもなんなので、折角新潟のメインレースがダート1200mなので、このレースの予想でも。軸は前走で下位条件てずが、同コースで圧勝したタカラテイオーです。相手は、短距離の方が合ってそうなニッポーチャンプ、他では、シャドウランサー、ピロマティア。買えるよえであれば、ニッポーチャンプからも。

本人も休み明けということで、本日はこんなところで一叩きしておきます。



2001.8.17

すいません、今週はちょっと夏休みさせて下さい。



2001.8.11

いきなり予想ですが、明日は結構狙えるレースが多いので、中心馬のみ書きます。

札幌7Rはコアレスブランカ。元々は降級馬ですし、前走で負けたオカトラノオは本日の最終で楽勝していますし、外枠も良さそうなので。9Rはマルブツブライアンから。10Rはスパークホーク、結構メンバーが揃っていますので、人気が割れれば面白そうです。最終レースはキングフィデリアから。

新潟8Rは6枠2頭からですね。9Rはアラビアンリスキーから。他にも前走新潟コースで好走している馬がいますが、やはり新潟は内回りと外回りでは全く別のコースだと思った方がよいくらいで、外回りで好走しても内回りで好走するとは限らないです。というか、コース適性だけから言えば、むしろ外回りが得意というのであれば、内回りは苦手の可能性が高いですね。要求される能力が全く違いますので。ただ、全ての馬が適性だけで走っているわけではないので、もちろん能力が上であれば内も外も関係なく走ってしまいます。こういう評価のポイントは、あくまで判断材料のひとつとして利用することになります。ただ、走る・走らないの可能性が少しでもあれば、オッズによっては買う・買わないというのは期待値を生かした馬券の買い方のひとつではあります。10Rはハンデ戦ですが、トップハンデでもリオカラノテガミからでしょうか。メインはツジノワンダーから。最終はユーワレジェンドから。

小倉8Rはレガシーアンサー、9Rは3タニノトリビュートからですね。3歳馬ですが、人気も3歳馬のラムセスロードなので大丈夫でしょう。2000mより長い距離を使われて来た馬と短い距離を使われてきた馬の対決ですね。なかなか興味深いです。10Rは人気だと思いますが、ツルマルザムライから。そして最終はゼンノキャスパーですね。本日はこんなところで。



2001.8.10

タイムランク画面の中にPCIという数値があることは一部の方しか知らないかもしれませんが…(汗)、この数値、上がりタイムと残りのタイムとの比(正確には速度の比)、つまり各馬のペースのチェンジを数値化したもので、その馬がどのようなペースで走ったのかが一目でわかります。その馬が急激なペースのチェンジに対応できたかどうか、あるいはハイペースのレースでバテずに行けたかどうかが簡単にわかったりします。現在この数値を大きくクローズアップしようとプログラム改造中で、今の数値が計算値そのままで、パッと見ではわかりづらいので、それを少々加工して、見やすい(比較しやすい)ものして、馬データ画面の過去の成績にそれぞれ表示するようにします。また、成績画面でも同様に表示する予定です。で、これと同時に、その馬がそのレースで力を発揮できたかどうかを判定しようという試みにもチャレンジ中です。それによって、各成績から導き出される補正タイムやPCIという数値がその馬の能力を表したものかどうかを判断し、それによって各数値の信頼度を上げようというのが目的ですね。まあ実は某誌でちょっと使う予定がありますので、そのために急ぎでやっているというのが実状だったりはしますが…。でも、実際に画面にPCIを表示するようしてみたところ、予想にかなり使えることが判明しまして、PCIはTARGET frontierの一番最初のバージョンから搭載されていたわけで、何かもったいないことをしていたような気分になっています。既にあったものですが、これから多分いろいろなところで使われて陽の目を見ることになると思います。次回バージョンアップはまだ未定ですが、多分テスト版で公開することになると思います。

さて、予想ですが、その前に先週のグラスベンチャーは申し訳なかったですね。個人的にも消した馬に来られるほど悔しいことはないです。まあ結果的に言えば、1500mという距離とコース、そして末脚に賭けた騎乗が距離を克服したというか誤魔化せたという感じですね。レースのラップを見るとハイペース気味のラップなのですが、実際のグラスベンチャーのラップは実は楽なもので、まさに前半楽をさせてできるだけ短い距離でのスパートのレースにしたという乗り方でした。レースのラップからだけではそれはわからないと思います。レースのラップは基本的には逃げ馬が作り出すもので、大逃げを打ったり、縦長になっていたりすると、各馬のペースはレースのペースとはかなり違うものになっています。例えば、このレースでは、逃げたメジェールの走破タイムは1.29.6で上りは37.0、一方グラスベンチャーの走破タイムは1.28.6で上りは34.7、そして走破タイムから上がり3Fタイムを引いた値、つまりはゴール前3ハロンの位置のタイムは、それぞれ52.6、53.9と1.3秒も違いがあり、これはその時点でのペースが単純にそれだけ違うことを意味しており、レースラップだけではわからないデータがそこにあります。ですが、実はこれも上に書いたPCIを使うと、こんな計算をしなくても、逃げたメジュールの改定PCIが37.9、グラスベンチャーの数値が52.6と大きく違い(だいたい50で平均ラップだと思って下さい)、この2頭は全く違うレースをしていたことが簡単に把握できます。レース自体のラップだけでレースを評価したり予想材料に使ったりする場合は多いと思いますが、やはりペースというのは各馬それぞれにあるわけですので、その手法ではやはり問題がある場合が多いかもしれません。

さて、予想の方ですが、そのグラスベンチャーは札幌の最終に連闘で出てきますね。今度は1200mですので、距離は大丈夫そうですが、前回とは全く違うペースのレースをすることになると思いますので、そのあたりがどうかですね。ただこのレースは見送りだったりしますが…。

他の札幌では、8Rのフォーティエースですね。ちょっと間が開いていますが、距離短縮は好材料ですので、仕上がりと滞在競馬での適正あたりだけが問題になりそうです。問題なければあっさりだと思いますので、1着か着外かという感じでしょうか。

新潟ですが、まずは7Rのロマンスビコー。牝馬限定戦ですし、コース経験もありますので、中央未勝利ですが、単勝で狙ってみたいです。あとは9Rのスイートケイが狙い目ですね。オッズ次第では大きく狙ってみたいです。

小倉は8Rのトーヨーシーキング。相手は3歳馬のマコトセイウンが面白そうです。続く9Rは人気でしょうが、ハッピーリクエストから。10Rはジアース、メインはファイトバックとエスジーバーニングですね。

本日はこんなところで。




2001.8.4

本日はいきなり予想から。函館7Rはシルキーティアラから。相手もほぼツルギフクセントで、イシノウェーブを少々。ちょっと買っている騎手が不安ですが、まあオッズがそれなりであれば買えるかと。続いて8R、こちらは軸はドラゴンマックスですね。相手はちょっと難しいですが、初ダートの3歳馬エミネントシチーが面白そうです。他ではベルグライアン。最終は芝ですが、ゼンノエルシドがオッズ的に買えれば狙ってみます。グラスベンチャーは人気になるのでしょうか…、父End Sweepは、日本での産駒の勝ち鞍は1400mまでで、距離が短くなればなるほどよく、ベストは1000mという種牡馬ですので、この1500mという距離はちょっと鬼門ですね。相手はこのグラスベンチャーを外して高指数組にしておきます。

他場はそれほど買えるレースもないのですが、一応ひとつずつ。新潟は10Rの佐渡特別はチカラダユウキから。相手はシンボリオレゴン、ジョウノパリジャン、ホッカイローツェ。オッズによってはタテ目も。

小倉はメインのKBC杯。ここではよく取り上げているトーホウダイオーから。相手本線もスターリングローズで。この2頭は準オープンの元町Sで対戦して1〜2着。ここはオープンですが、相手もぬるいので、この2頭だけで行きたいと思います。1点ですね。

本日はこのくらいで。




2001.8.3

函館開催が終わり、今週から札幌開催ですね。この札幌開催からは、新潟から参戦してくる騎手も何人かいるようで。リーディング上位では、蝦名正、田中勝二人の札幌での活躍にも注目ですが、ここは逆に当たりが抜ける新潟開催の方に要注目ですね。この新潟開催では2人は2位と3位で合わせて16勝していますので、この2人が抜けた新潟開催はよりリーディング上位騎手の寡占化が進む可能性も高そうです。とりあえず上位の後藤、柴田善により注目してみますか。逆にマイナー騎手や新人騎手の騎乗も増えるでしょうから、このあたりの一発にも期待してみますか。ちなみに明日は小林淳一騎手が10鞍で騎乗数が一番多いようです。

で、札幌の方ですが、こちらも騎手だけではなく、厩舎もこの開催から北海道に参戦というパターンも多いので、前走が函館だけでなく、かなりいろいろな場所からの参戦や休み明けの馬も増えてきているのが要注意ですね。基本的に、ほとんどの馬が前走函館というのと比べれば、力関係を比較しにくい分荒れる可能性も高いというところです。ただ、やはり降級有利は基本なので、穴を狙う場合でもそのあたりには逆らわずに狙った方がいいと思います。

というわけで、予想の方ですが、札幌は開催替わりなので、ダートのみにしておきます。6Rは降級馬のフサイチジハードから。相手も降級馬のホーリーミノル本線で。他では、ダートの方がよさそうなブランディスと3歳馬のドラゴンキャップあたり。

7Rもほとんど同じ条件ですが、こちらは3歳馬が多いということで、軸も3歳馬のヒカリホーオー。相手は補正タイム上位馬で。8Rも3歳馬のタイキルビーから。相手も3歳馬のプリマグロリアが本線で、他ではショウナンカンプ。メインは函館で好走したホーマンベルウィンからですね。相手はサンエムマジック、ライトクラウン、ニシキオーカン。

新潟は午後のレースは中心で買える馬が多いのですが、ほとんどがかなり人気になりそうな馬ですのでオッズがわからない現時点ではパスしておきます。ただ、最終だけはデザートウェイからコスモアースでよいかと。

小倉もパスなので、本日はこんなところで。




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