TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2002.11.30

この日誌を書くのがちょっと遅れてしまいましたが、それも阪神JFのせいでして、なかなか結論が出ませんでした。本来であれば見送りたい気分です。というのも、やはりピースオブワールドの取捨が非常に難しいですね。と言うわけで、説得力のある理由もあまりないのですが、このオッズだと、ピースオブワールドを信用して流すにはちょっとつらいので、軸は2頭とって他馬から。◎はワナですね。そして○はオースミハルカです。この2頭から、ソルティビッド、ピースオブワールド、シーイズトウショウへの合計馬連7点で買って見ます。320%程度ですが、自信はありませんので、軽く買いたいと思います。理由としては、一応内だからとか、ペースが落ち着きそうとかその程度です。ううむ、全く説得力無いですね。

代わりに他のレースの予想も少し。阪神9レースはエイシンキンプサンとメモリーキアヌで。中山メインはハッピーパスからショコットとタイキトゥインクル。あとは人気がわからないと買えないので、本日はこんなところで。



2002.11.29

TARGET frontier Ver3.04b(テスト版)を昨日登録しました。今回は大きな機能追加というのは特に無いのですが、以前少し書きましたように、文字放送が終了したり、PATからIPATの移行に伴って、それらのオッズソースを利用していたソフトが利用できなくなってしまったので同様の形式でオッズデータを出力して欲しいという要望がありましたので、とりあえずPAT V50形式と拡張MJH形式の出力に対応しました。ただ、両形式とも完全に同じということではありませんし、これらのデータを利用するソフトというのがこちらでテストするのに限界がありますので、とりあえず公開してみまして、問題があれば改善したいと思っています。ですので、何かありましたらお知らせ下さい。PAT関係はもちろんデータの仕様が公開されていませんので完全に同じにはできませんし、MJH形式の方もオリジナルには無い馬単と3連複を追加しましたので、こちらも完全には同じになってはいません。本来は、新しく作るIPATの投票ソフトの方で対応しようかとも思ったのですが、こちらはもう少し時間がかかりそうですし、急ぎの方もいるようなのでとりあえずTARGET frontierの載せておきました。ですから、出力は現状では出馬表レース選択画面からの一括出力だけです。自動ダウンロード&自動出力等の機能については、TARGET frontierではやる予定は無いです。

他の機能追加としては、戦歴での検索項目と集計項目の追加ですね。まあ距離の1300mと3400mに関しましては、そんなに急ぐ必要は無かったのですが、まあとりあえずやっておいたということです。それにしても、東京の1200mダートは好きなコースだっただけに残念ですね。あと3400mはもしかしたらレースが無いのかもしれませんので、その内無くなるかもしれません。他に来年からの変更で問題になりそうなのは新馬戦の扱いですね。新馬戦は必ず全馬初出走ということになりますので、「新馬戦」という項目での集計自体の意味が変わってきてしまいます。ただし、過去のデータは別ですから、その境目の扱いが難しいかもしれません。すでに初戦だけ検索するという機能はTARGETにありますが、相手も全て初戦と限定するには、開催1・2日目くらいに限定しないと無理でして、これだと全てはカバーできませんからね。

で、先週のJCですが、本線1着3着でまたやってしまったという感じでしたが、先週の冒頭でも書いたように、相手選びに問題があることは自覚していましたので、本線のワイドはしっかりと買いましたし、最後に人気の無い外国馬の牡馬のサラファンとゴーランだけは馬連の相手として加えましたので、単勝以外にも馬連・ワイドで取ることが出来ました。まあサラファンが来なければ数倍は儲かっていたのも事実ですが…。一応単勝のみでもプラス収支になってますので、予想は的中ということにさせて下さい。秋のG1はようやくこれで3勝目ですが、秋のG1だけの収支もなんとかプラスに転じました。今週は阪神ジュベナイルフィリーズですね。人気はまだわかりませんが、ピースオブワールドが多分圧倒的な人気だと思いますが、ファインモーション並の人気を被るのでしょうか。まあ切るか買うかは微妙なところなのですが、飛べば今年のG1の最高配当になる可能性は高いですね。ということはG1では過去最高ですか。予想の方は明日オッズを見てからと言うことで。

今週も東は中山開催と言うことでかわりは無いのですが、明日は一応開催替わりで他は中京と阪神になりますね。新馬戦も多いですし、阪神は外人ばかりですから、狙えそうなレースはあまりないのですが、一応少しだけ。

阪神8レース、中心は人気になりそうなインターアプローズですが、相手としてマルイチバンバンが面白そうです。10レースはこちらも人気だと思いますが、ハツラツ。メインは騎手が騎手なんでかなり難解ですが、一応ユウワンプラテクトが一番コース替わりの恩恵を受けそうなのであまり人気になっていなければということで。最終は距離短縮でショーストッパー。阪神ばかりですが、こんなところで。



2002.11.23

またやってしまいましたが、今年の秋のG1は全てこんな感じですね。ここまで7戦で、軸馬は2−3−2−0と全て3着以内に来てくれて入るのですが、取った馬券はファインモーションからの固い2戦だけでして、相手馬の選択に問題があるようです。明日のJCもその可能性が高イかもしれません。

というわけで、JCですが、中山芝2200mは、2000mから1ハロン延びるだけですが、有利な脚質は一変します。芝2000mでは、天皇賞のときにも書いたように、逃げ・先行が不利で、差し・追い込みに有利になるコースでした。しかし、2200mはバックストレッチがずっと緩やかなカーブで、例えばまくるような戦法というのが難しく、隊列がそのまま4角まで推移する特徴があります。そのために道中のペースが上がらず、結果的に前が有利になる場合が多いというコースです。実際のレースのラップを見ても明らかで、準オープン以上に限定すると、芝2000mは13秒台のラップというものは出現しないのですが、2200mではよく現れますし、1000mも62秒以上かかるケースが多くあります。まあ詳しくはTARGETのタイム分析で確認して下さい。というわけで、狙いはもちろん先行馬、追い込み一辺倒の脚質は基本的に切りです。

まずはジャングルポケットですね。この馬もそうですが、トニービン産駒は休み明けがダメなこと、そして中山コースの問題、さらに、前述の中山2200mの適性にも問題がありそうで、実力的には最上位だと認めても、人気になっている以上は期待値がかなり低くなっていると思いますので買えません。切ります。

続いてナリタトップロードですが、こちらは前走の好走で今回も人気になっていますが、あれは中山2000mだから届いたわけでして、今回の2200mでは同じ走りでは届かない可能性が高いです。ただ、こちらも不利な条件でも好走できるくらいの実力はありますし、天皇賞は最内からでしたし、ペースが速かったので後方まで下がりましたが、今回は外枠ですし、ペースも落ち着きますので、その点での有利になるのですが、前回の好走で人気的には被り気味だと思いますので、取捨は微妙です。馬券的には切りたいけど、的中させるためには買う必要がある馬といったところでしょうか。印的には▲というところなのですが、馬券的には押さえでいきたいと思います。

さて、残る人気馬のシンボリクリスエスが◎になります。脚質的には微妙ですが、前走で見せたレース巧者ぶり、また前走よりはペースが落ちるはずですのでその分前にいければ、鞍上から言っても上位は固いはずです。

○は最内のファルブラヴ。外国馬中では格は低いみたいですが、買うならこの馬でしょうね。安定した成績、スピードもありそうですし、脚質も自在で中山に向きそうですし、鞍上も問題ありませんので、こちらも◎に果てしなく近い評価ということで。今の単勝30倍のままなら、かなり買いたいですね。

他の相手馬ですが、先行有利ということで、テイエムオーシャン、マグナーテン、外国馬のストーミングホーム。あとは、サンデー産駒のコース適性が良いということで、エアシャカール。この馬は脚質的には向きませんが、前にいけないわけではありませんし、叩き2戦目の上積みを考えると、単勝24倍は評価が低いような気がします。

馬券は◎と○からの馬連流し馬券で11点(7-13だけ押さえで)で500%ありますので、一応これで。他に、ファルブラヴの単勝ですね。また、ナリタトップロードを外した6頭の3連複ボックス(20点)が全て200倍以上ありますので、こちらは軽く買ってみたいと思います。

他では、中山最終、ここはウイングラシアスが人気だと思いますので、あえてインターコウキから狙ってみたいです。本日はこんなところで。




2002.11.22

金曜日ということで、明日G1があるとはとても思えないのですが、ジャパンカップダートは今のところ1・2回とも本線的中していますので、得意なレースらしいので気合を入れて予想したいと思います。といても、得意なのはレースというよりはコースでして、東京のダート2100mは特徴のあるコースですから、不確定要素が多くても予想しやすいのですが、一転して今回の中山1800mは、あまり特徴の無いコースですので、はっきり言ってかなりやりにくいです。しかも、古馬に有力どころがおらず、新興勢力の3歳馬が人気になるようなので、さらに難しくしてますね。人気2頭を除けば、安定して上位に来ると思えるような馬もほとんどいませんし、だいたい3番人気以下の人気順がどうなるかなんて皆目見当がつかない状態です。せめて前日オッズでもあればやりやすいのですが…。

とグチを言っても何も改善されないので、予想の方を。まず外国馬ですが、基本的には切りですね。騎手も東京ならともかく中山の経験は無いですし、米馬は右回り自体の経験も無いですし。あと、ペース自体はハイペースというか乱ペースになる可能性が高いと思いますし、今の中山はかなり時計のかかる馬場ですから、そうなるとやはり距離は1800mよりは長い適性があった方がいいはずです。外国馬は皆1800m以上の経験がほとんど無いですし、スピードタイプの馬も多いので、やはり買いづらいですね。まあそれでも、どの条件も「経験が無い」だけで「適性が無い」のかどうかは未知数ですから、全く人気が無ければヒモに加えるのはありかと。ここは当日のオッズを見て、考えたいと思います。

さて、日本馬ですが、こちらは中山経験があれば一応判断はしやすいですね。あとは、上にも書いたように、乱ペースの可能性があるので、前にはつらい流れになるかもしれません。少なくとも先行馬はスピードだけではなく、スタミナがないとだめですね。軸は3歳馬ですがアドマイヤドンですね。ゴールドアリュールとの力関係は未知数ですが、今回の流れも適性もこちらの方が多分上なので、少なくとも確実に上位に来る可能性は一番高いと思います。相手ですが、ダブルハピネス、トーホウエンペラー、ハギノハイグレイド、リージェントブラフあたりの差し馬を狙ってみます。本線はこの4頭への馬連で。あと問題はゴールドアリュールですね。武豊ですので、どういうレースをするのかわかりませんが、この馬は来るなら1着だと思いますので、買うのであれば、ゴールドアリュールからアドマイヤドンへの馬単だけになると思います。このあたりはオッズ次第ですね。オッズによっては3連複を買う可能性もありますが、2強からの3連複は基本的には買わないほうが良いので、3連複を買うのであれば、アドマイヤドンからゴールドアリュールを外して他の馬へ買うことになると思います。一応前日予想ではこんなところで。

あとは、そうですね、中山最終のスピニングマジックが人気が無さそうで面白そうです。先手さえ取ってくれれば可能性は結構あると思います。あとは京阪杯のアドマイヤマックスとか最終のウォーターソルファとかですが、かなり人気だと思いますので、オッズ次第ということで。




2002.11.16

昨日の日誌、しっかりと書いたのですが、アップし忘れました。まあただアップし忘れただけなら良かったのですが、いやー、やっちゃいました。実は今日の京都8レースの万馬券、馬連と3連複で取ったんですが、この予想、昨日書いた唯一のレースだったりします。投票して、しかも的中してからアップした記憶が無いことに気が付きましたよ。3連複は9万配当でしたので嬉しいのは間違いないのですが、複雑な心境ですね。このこと自体証明する方法はありませんので、全て無かったことにしようかとも思ったのですが、日誌が飛んでますし、本日の予想にも心理的な影響が出る可能性があるので書いてみました。まあ書き忘れたから取れたという説もありますが…。昨日の日誌は一応コメントアウトしてソースにそのまま残しておきます。まあ予想自体は1着馬と3着馬の2頭だけでしたので、そのまま買っても単勝あるいはワイドしか的中はしないのですが、タイムランクを見ればわかると思いますが、このレースの1〜3着馬は指数も上位ですし、挙げた2頭はともに3歳馬でまだ上積みの可能性もあります。他の指数上位馬は休み明けだったり1600以上での指数だったりしてますので、私が書かなくても十分本線で狙えるレースだったと思いますので、取られた方も結構いたのではと思います。

このところIPAT関係のプログラムの作成に時間が取られていまして、まあこれも例の通りIPATのテストのため、レース当日じゃないとできないことも多く、その前日はテストの準備のために時間をとられてまして、昨日も朝方までやっていた次第です。日誌を書いたらアップするのを忘れて寝てしまったわけです。

さて、明日はマイルチャンピオンシップですが、このことが同影響するか…。前日オッズを見ると、アドマイヤコジーンがかなり人気になってますね。もう少し割れると思ったのですが、今年に入って連を外しておらず、いまだG1の連対パーフェクトですから、こんなところでしょうか。京都のマイルは、コース形態からか、なかなか逃げ切りが難しいコースです。また、府中のマイルと同様に、マイル以上のスタミナが要求され、なおかつスピードも要求されるというコースです。まあ府中と比較すると、ペースによってはこのあたりの条件もやや甘くなって、スピードだけのタイプも来たりすることがあるのも事実ですが。今年は強力な逃げ馬がいないためにペースが落ち着くという意見もあるようですが、先行勢はかなり揃ってますので、やはりG1でこの頭数であれば、ハイペースになる可能性は高いと思います。特にアローキャリー、かなり行くのではないかという気がします。

というわけで、サバイバルレースになると予想しまして、距離適性の短い馬はカットしておきます。あとは、このコースの適性と、スピードを伴った切れ味のある馬を選びまして、買うのは、エイシンプレストン、ダンツフレーム、モノポライザー、メイショウラムセスです。この4頭の馬連ボックスで。上位人気2頭がいませんので、この6点で1000%ありますね。まあボックスで買うときに間違いなく自信が無いときなので、金額を控えてこのまま買うか、あとは、同目のワイドのボックス(340%)で押さえるか、アドマイヤコジーンを加えた3連複のボックス(10点で820%)で押さえるかもしれません。一応各馬の評価は挙げた順です。すいません、こんな予想で。

他のレースも少し。中山9レースはマイティスピードですね。相手もノブレスオブリッジ1頭で。他に買うのであれば3歳馬でしょうか。メインの霜月S、ディバインシルバーがいますのでハイペースは必至でしょう。人気次第ですが、それでも力が抜けているニホンピロサート中心で。相手は差しを狙って、スタンドオンエンドとオーシャンアクロス、シャドウスケイプへ3点。前崩れを考えてスタンドオンエンドからのタテ目も押さえたいところですが、もしオッズ的に買えないようであれば、スタンドオンエンドから、ニホンピロサートは抜いて、シベリアンメドウを加えた3連複流しで押さえます。本日はこんなところで。




2002.11.9

トップページにも書きましたように、TARGET MAXIMUMの新バージョンが登録されました。これでTARGET frontierのテスト機能以外はほぼ同等になってます。TARGET frontierと同様に新馬券への対応に伴って、データの仕様が一部変更になっていますので、ダウンロードのページをよく読んで下さい。

さて、エリザベス女王杯です。ファインモーションの単勝は前日段階で1.2倍ですが、個人的にはもう少し他馬が売れるような気がしますので、1.3倍程度まではあるかもしれません。だからといってとても買えるオッズではありませんが…。ダイヤモンドビコーがいるせいか、馬単と馬連の関係も秋華賞のときよりは若干改善されてますね。まあそれでも差はほとんどないみたいですが。馬単の合成オッズと馬連との比較も秋華賞のときよりは良いですね。頭数が少ない分、目を絞る必要がありますが、現状では絞れればなんとか買えそうなオッズです。面白いのはワイドですね。秋華賞のときもそうだったのですが、TARGETのオッズ画面の単勝人気順の画面を見ると、一番右に「連換算」と「ワイド換算」というのがあると思いますが、ファインモーションはワイド換算の方がいつもかなり高くなってます。これはつまり、馬連と比較するとワイド馬券を買う人はファインモーションをあまり買っていないということです。つまり、圧倒的人気馬を外したワイドを買うということだと思いますが、ファインモーションが3着以内に入る確率は相当高いのも事実なので、結果的には+ファインモーションの3連複を買った方が配当が良くなるわけで、にもかかわらず外したワイドが売れているわけです。逆に見れば、ワイド馬券はむしろファインモーション絡みが美味しいオッズになっているとも言えますので、押さえ馬券にでもどうでしょうか。

というわけで、予想ですが、軸はファインモーションです。ただ強いだろうというだけで、いまさら説明するほどの理由は特にありません。今回は古馬との対戦になりますが、相手が牝馬だけであれば問題はないと思います。アクシデントが無ければここは簡単にクリアするでしょう。

さて問題は相手選び。秋華賞と比較すると、距離が200m延びるだけですが、コースが内から外へとかわることで、流れがかなり変ります。2000mに関しては秋華賞のときのコメントを参照して下さい。しかも、今回は頭数も少なく、強力な逃げ先行馬もいないので、ペースはかなり遅くなるでしょうね。しかも、武豊とペリエの駆け引きも流れに影響を与えそうです。これまではファインモーションの早や仕掛けの流れから、相手を差し・追い込み馬に絞れましたが、ここではそうはいかないかもしれません。少なくとも今回はコース形態と流れ、そしてペリエとの駆け引きで早めに抜け出す可能性は低いと思います。また秋華賞のときにちらっと書きましたが、2000mではサンデー産駒を消しましたが、この外回りコースはむしろサンデー産駒が得意としていて、特に牝馬の成績は他を圧倒してます。このコースだけでも、またほぼ同形態の2400mでもサンデー産駒が強く、今回生かすとすればこのポイントですね。逆にトニービン産駒の牝馬は苦手としていて、勝ったの1頭のみ、しかも未勝利戦です。今回予想されるようなペースの変化が大きくなるレースは基本的に苦手だと思います。レディパステルは去年は差の無い4着でしたが、去年は最初からかなり速い流れレースでむしろ向いており、今年はまずそうはならないと思います。というわけで、3頭いるトニービン産駒を切りたいところですが、まあ競馬は相対的な着順を争う勝負なので、相手が弱ければ苦手としている条件でも上に来る可能性はあります。苦手という材料は、「能力を完全には生かしきれない」ということで、能力自体が0になってしまうわけではありませんので。ですからその分をマイナスして考えれば良いのですが、トニービン産駒不利という材料は多分今回の人気の中にはあまり反映されていない可能性が高いので、その馬が人気になっている場合は、期待値的には低くなっている可能性が高いと思います。まあですから結局は切るのですが、この頭数で3頭いると、3着くらいには来てしまうかもしれませんので、3連複を買う場合には注意が必要そうです。

というわけで、ポイントとして生かしたいのはこのコース変りによる期待値の変化ということで、サンデー産駒、しかも前走が京都2000mだったチャペルコンサートですね。叩き2戦目でもありますし、この馬の期待値は多分かなり高いと思いますので狙ってみます。あとは、人気どころですが、同産駒のダイヤモンドビコーですね。こちらもペリエですし、仮にファインモーションとの力の差がかなりあって、それで勝負に行ったとしても、他に買える馬がほとんどいないので残る可能性はかなり高いです。

で、問題は同サンデー産駒のローズバド。近走不振ながらも3番人気に支持されてます。これは去年このレースで2着だったことと、これまでのファインモーションの相手が差し・追い込み馬だったためでしょうね。ただ、去年のレースは1000m通過が58.5、上がりが36.3かかる流れでしたので、今年の流れを考えると、この結果を評価して買うのは問題かと。まあサンデー産駒なので買いたいところなのですが、この人気なら切ります。

買う馬は以上の3頭だけです。目はファインモーションからダイヤモンドビコーとチャペルコンサートへの馬単2点。これが本線ですね。そして、ファインモーションとチャペルコンサートのワイド。あとタテ目の馬連が万馬券なので少しだけ買っておきます。今回は3連複は無しです。本日はこんなところで。




2002.11.8

今週はエリザベス女王杯です。ファインモーションの再登場、もちろん圧倒的な人気になるのは間違いないでしょうね。ということで、予想の組み立て方は前走の秋華賞と同じとような考え方で良いとは思いますが、違う点もありますので、とりあえずそれだけ本日書いておきます。まずは頭数です。これでレースのペースも展開もかなり変わると思います。しかも今回は外回りですし、有力馬も差し馬が多いので、ペースはかなり遅くなるのではないかと。上がりの勝負になると思いますが、ファインモーションは自分でレースを作れるタイプなので、基本的には問題はないかと思います。ただ、前回よりは能力差が着差と比例しない可能性は高いと思いますので、少しの不利とか判断ミスが致命傷になる可能性は今回の方が高いかと。まあそんな心配をするより、このスローな展開が一番影響するのはむしろ相手選びだと思います。

馬券的な違いは、まあこれは明日前日オッズを見れば明確になると思いますが、秋華賞とは違って、ペリエのダイヤモンドビコーが2番人気としてかなり被ると思いますので、この扱い方がかなり難しそうです。また、全体的な頭数も少ないので、馬単も3連複も人気サイド絡みでは高配当は期待できないでしょうね。

というわけで、エリザベスの結論は明日ということで、予想の方を少し。まずは中山6レースのシュガートレイン。この距離短縮は積極的に狙わないと。続いて8レースのナリタキセキボーイ。こちらも同じく善臣ですが、それはたまたまです。こちらは叩き2戦目のコース変りですね。こちらの方が人気だと思いますが、1番人気でなければ狙います。10レースはペリエのハッピーパスですね。乗り替り、中山コース、距離短縮は全てプラスで、問題は休み明けということだけです。こちらも他にも人気になりそうな馬がいるので、買えると思います。本日はこんなもんですね。

それからまだ公開されていないTARGET MAXIMUMの方ですが、差分ファイルの更新が正常にいかない場合があるようでして、現在調査中ですのでもうしばらくお待ち下さい。




2002.11.2

本とMAXIMUMが終ったので、現在はまたfrontierとIPAT関係のプログラムの方を作成中です。文字放送が終ってしまって、そこからオッズを取り込んで動作していたプログラムが問題になっているようで、その対策としてついにオッズの出力に対応しようかと。まあこれまででもかなり要望を受けてましたので。現在のところ馬単・3連複まで含めたオッズを取り込めるところが、IPATとPAT V50とJRA-VANの速報オッズくらいなので、本来であれば、各ソフトでこのどれかに対応するのが筋なのですが、JRA-VANはまあ料金が結構かかるのでパスでしょうし、IPATは対応がかなり大変なので、現状ではPAT V50には対応しているソフトが多いかもしれません。ですが、現在ではIPATが使える環境の方が多いと思いますので、それでいてわざわざソフトのためだけに電話代のかかるPAT V50でオッズをとるのはどうかということで、この要望が多いわけですね。で、ついに出力に対応することになりそうです。一応現在の予定では、文字放送のMJH仕様のCSV形式を馬単・3連複まで拡大した仕様と、それからPAT V50の仕様の2つの出力を考えてます、というかもうほとんどできてます。ただ、TARGET frontierでやるかどうかはちょっと微妙なのでもうしばらくお待ち下さい。というのは、やはり自動取り込み&自動出力等の要望が来るのは見えてますから、このためだけにTARGET frontierを使うのでは、Windowsがかわいそうなので、別にしようかと。TARGET frontierからIPATの投票とオッズ関係だけを取り出したソフトを作ってまして、多分こちらで対応すると思います。こちらはかなり軽いソフトですから、複数起動しても大丈夫ですし、フォルダをそのままTARGETとも共有できますので、他にもいろいろと可能になると思います。例えば、買い目データを複数管理するとかですね。今月中にはなんとか公開したいと思ってますので、もうしばらくお待ち下さい。

というわけで、予想ですが、まあ上にも書いたように、まだまだ開発が続きそうで、予想に全力投球できるのはかなり先になりそうです。しかもIPAT関係ですので、開催日も開発に取られることが多そうで、予想のほうも話半分程度に読んでください。

明日ですが、前日オッズがあるので、アルゼンチン杯でも。ポイントはやはり距離ですね。個人的には2400メートルと2500メートルの境はかなり大きいと思ってます。まあデータだけではなかなか調べられないものなのですが、これまでの経験的な判断もありますね。特に東京コースはかなり違った傾向があると思います。ということで、2500メートルのレースを予想するときには、それ以上の距離の実績を重視して評価します。ですから、2000とか2400程度で好走していてもあまり評価はしないということになります。というわけで、その他の条件も含めて検討した結果、中心はアクティブバイオにしてみました。相手は、トウカイオーザ、キングザファクト、そしてコイントス。サンライズジェガーは距離経験は微妙ですが、このコースとの相性が抜群なリアルシャダイ産駒なので最後に加えておきます。馬連4点流しプラス、トウカイオーザから3点で計7点、前日オッズで500%程度ならいいでしょう。本日はこんなところで。




2002.11.1

致命的なバグが見つかってしまいました。といってもプログラムではなくて、本の方なんですが、本のページの方にはもう書きましたが、141ページの表が違ってました。順番を気にしなければ、表のタイトルの「C」と「D」を入れ替えるだけです。つまり、上の部分が「D」の説明で、下の部分が「C」の説明ということになりますので、訂正しておいて下さい。ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。

それからTARGET MAXIMUMの方も、もうこちらは完了しているのですが、登録先の方のテストが終っていないようで、あとはそれ待ちですね。何も問題が無ければもう数日以内に公開されるはずですのでもう少々お待ち下さい。

で、先週の天皇賞ですが、軸のナリタトップロードの方は無事に好走してくれたのですが、3歳馬のシンボリクリスエスに勝たれてしまいまして予想の方ははずれですね。まあ馬は若かったのですが、騎手がベテランでテクニックの必要な中山コースでもOKだったようです。もちろん馬にもそれに応えられるだけの能力があったということですが。それよりも、荒れると思っていただけに、2、3番人気での決着が予想外でした。でも馬連はそれほどありませんでしたが、馬単と3連複はこの人気の組合せにしては付いていると思いますので、やはり人気がかなり分散していたということだと思います。ナリタトップロードは、今回の好走でジャパンカップにも出走すると思いますが、今度は人気も被りそうですし、また別の理由もありますので、少なくとも評価はかなり下げると思います。まあその理由については本番前にでも書きます。ただ、競馬はあくまで相対的な勝負なので、相手がいなくなってしまったら評価を上げざるをえないので、結論は変わっているかもしれませんが…。

明日から、福島は3歳の未勝利戦が終了して、ほとんどが500万下になりますね。そのために、京都はともかく近い中山あたりは全体的に頭数が落ち着いてきてます。ですから、多頭数頼りの高配当というのは少し減るかもしれません。福島はそこそこ頭数が揃ってますが、未勝利馬が500万下に出走していることはが多いので、ある意味狙いどころかもしれません。

予想のほうですが、明日もあまり買えそうなレースが無いですね。そんな中から京都10レースですが、軸は人気だと思いますが一応ファイトアフリートですね。相手を少し捻ってナムラジーガー、コンフェッション、サンライズキング、カンファーワールドあたりで狙ってみます。本日はこんなところで。





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