TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2003.6.28

宝塚記念の方は、どうやら天気の方は大丈夫そうですね。もちろん土曜日の雨の影響は残るとは思いますが、時計がややかかるくらいでしょうか。今回はあまりスピードタイプの馬がいないので、大勢には影響が無いと思います。というわけで、その宝塚記念の予想を。

まずは2冠馬のネオユニヴースですが、タイムを基にしたスピード指数のようなものを作成していると、この時期の3歳馬では短距離以外では古馬にはなかなか通用しないことは実感としてわかりますね。過去にこれだけの3歳馬が参戦したことは無いので、過去の例は当てはまらないかもしれませんが、ローテーション的にもここは当初の目標では無かったでしょうし、今年のレース数も6戦目と多く、たとえ能力が上だったとしても、いろいろと不利な条件はあります。また、皐月賞、ダービーと1番人気で勝っていますから、強いという印象は残りますが、個人的には皐月賞もダービーも圧勝という感じては無く、G1にしては緩い流れをうまく立ち回ったという印象ですから、能力的にもギリギリだと思っています。ということで、これに人気まで含めて考えると、期待値的にはやはり切りですね。

そして1番人気のシンボリクリスエスですが、こちらも半年の休み明けでのいきなりのG1ですから、ローテーションは明らかにマイナス。また、鞍上はデザーモ騎手で、騎手自体には文句はありませんが、やはりG1における乗り替わりは良くなく、これもマイナス評価。ただ、この馬に関しては、前走は3歳でのレースで、4歳のこの時期は成長する時期でもありますから、半年たった今、能力的には他馬をさらに引き離しているという可能性もあります。1番人気で取捨が微妙ですが、実力と一応このプラス材料を考慮して買いたいと思います。印的には○です。

アグネスデジタルですが、距離がやや不安視されているようですが、どんな条件でも対応してしまうこの馬は、データ的には評価しづらく、このくらいの不安材料は無視しないとほとんどのレースで買えなかったはずです。そして、少なくとも雨が降ったことはこの馬にとってはプラスになると思いますし、ローテーション的にも悪くは無く、斤量も問題ありません。また前残りになることが多い宝塚記念なので、内枠も無駄な脚を使わなくて済むので良いと思います。唯一心配は本日負傷した四位騎手ですね。今のところは出る方向のようですが、とりあえず明日の騎乗ぶりを確認する必要はありそうです。一応現時点では◎です。

他の馬ですが、一応買う予定なのは、ダイタクバートラム、タップダンスシチー、ヒシミラクルの3頭です。中でもダイタクバートラムは、一応前走は不利がありましたので、それを考えると期待値的に買いだと思います。3000m以上ばかり使い出した去年の末からは安定した成績をあげていますので、この距離は向いていないという考え方もできますが、それ以降に他の距離で惨敗したわけでもなく、距離が延びて良くなったのか単なる晩成か他に何かきっかけがあったのかは現時点では言い切れないと思いますので、春以降やや不調の鞍上ですが、この開催は絶好調なので厚めに買ってみたいと思っています。一応この馬が▲です。あと、タップダンスシチーはやはり前に行ける強み、そしてヒシミラクルに関しては、こちらもステイヤーだと軽視されるようであれば買いたいですね。まだ4歳ですし、適性は確定したものではありませんし、最速の上がりが34秒台前半にまでならないこのレースでは、十分に早めに仕掛けることもできますから、対応は可能だと思います。

馬券は馬場状態と四位騎手の状況にもよりますが、一応◎と▲からの馬連7点流しの予定(合成オッズ3.23倍)。3連複もダイタクバートラムを中心に少々。また、アグネスデジタルの乗り替わりがある場合は、その騎手にもよりますがシンボリクリスエスの方にシフトするかもしれません。ただ、それだと期待値的には買うべきではない馬券になってしまいそうなので、場合によっては投資額を減らして3連複だけというのもありそうです。



2003.6.27

突然ですが、現在開発中及び開発完了した機能を少し紹介しておきます。次のバージョンで搭載されます。TARGETは、ついに母名リストによる産駒の検索を付けました。開発完了してます。やはりPOGドラフト真っ盛りのこの時期ですから、なにかと関連機能の要望も多いようです。現在の兄弟馬検索の機能の流用なのですが、母名のリストを作成しておくと、兄弟馬検索の画面とほぼ同じ画面で産駒の一覧が簡単にできるようになります。用途は、馬名未決定馬あるいは不明の馬が登録されているかどうかを確認するためで、ほぼPOG用ですね。もちろん現在の馬データ検索の機能を利用しても確認は可能ですが、リストさえあれば簡単に何頭でも一気に検索できるようにしてあります。

あとBET Masterにも搭載予定の機能では、買い目の読み込み機能ですね。これはパットベット形式等の買い目のテキストファイルを読み込み、買い目画面に取り込みます。まあこれだけでしたら実はそれほど難しくはなかったのですが、さらにできるだけ広範囲のフォーマットにも対応したり、あるいはホームページや掲示板等からコピーしたような買い目も取り込めるようにする予定です。このあたりの読み込みの判定の曖昧さと厳格さのバランスが微妙に難しくて、現在四苦八苦しているところです。もちろん複数レースの一括読み込みも可能にする予定で、これにより現在はできないIPATでの複数レースの一括投票及び51点以上の投票も可能になる予定です。また、買い目ファイルを読み込んだ場合、買い目画面に取り込む前に読み込み内容の確認画面が表示されるのですが、この時点でダイレクトに投票できるようにもする予定ですし、その状態でオッズの取り込みや的中判定、収支の計算できるようにしようかと思っています。これで何ができるのかというと、例えばインターネット上で公開されている買い目が、的中しているのかどうかの判定や、金額が入っていれば、その収支の計算まで瞬時にできるようになります。まあこの機能を実現するために買い目の読み込みのフォーマットをなるべく限定しないようにしたいわけでして、少々時間がかかっているわけです。サンプルも多数必要ですし。というわけで、公開まではもう少しお待ちください。

さて、明日ですが、この時期はやはりオッズがかなり重要ですし、天候も怪しいので、前日予想はひとつだけ。阪神9Rの城崎特別、ここは阪神ダート1400mですから、外枠中心ですね。ですが、内に2頭人気馬がいますので、オッズは見なくても大丈夫でしょう。特に、インターコウキは前走は同コースで2着ですが、前走が外枠で今回が内枠ですから切ってみます。ただ最内のサイレンスボーイは、まだ底を見せていないので、単純に切るのは少々危険ですね。まあ期待値を大きく優先する場合は切ってもいいのかもしれませんが、的中率にも少々こだわるのであればこの馬は相手には入れた方が良さそうです。一応中心はアネストウイッシュです。あとはコンフェッション、この2頭を中心に、アドマイヤアラシ、トーブマイニング、オースミルーラーあたりで。本日はこんなところで。



2003.6.21

ここの昨日の予想はかなりひどい結果になってしまってますね。申し訳ないです。ただ、取り上げた3歳馬は予想以上に人気になったものが多かったりして、実際の成績は見るも無惨ということは無いのですが…。まあ武豊騎手を軽視したのが問題ですね。3頭を切って2頭に勝たれるという内容でしたので、ただただ反省するのみですが、人気ほど強かったかというと、やはり微妙なところでして、特に逃げ馬だけに、もうすこし何かが競ってくれればさらにきわどかったのではないかと。ううむ、全然反省して無いですね。まあ武豊ペースというのもありますので、人気の逃げ馬の武豊騎手にはなかなか逆らえないと反省しておきます。

まあ予想の結果とは違って、クラス移動が行われている条件戦の全体では、来ている馬は確かに例年通りだったりします。3歳馬は勝ち鞍は無く、2着2回と3着3回で、その5レースはダート戦か芝の短距離戦だけですし、4歳以上の牝馬も3着以内20頭中18頭がダートと芝の短距離だけで、残り2頭も芝1800mです。つまり、中距離以上(ここではコーナーを4回以上周る距離のこと)のレースでは、4歳馬か5歳以上の牡馬で良いわけですし、2000m以上では牡馬だけに絞れます。また短距離では3歳馬や牝馬を狙うというのは全く持って正しかったのですが、函館メインのレディブロンドとか、メイショウダイチの競走中止とか、あとはダートからの芝替わり、その他では4歳の現級馬の取捨がやはり難しいという感じですね。あとは休み明け馬の評価もありますね。まあこれにめげずに続けて行きたいと思います。

ですが、明日は前日予想段階ではそれほど狙えそうなレースがありませんので、少しだけ。函館6Rはギャロップサンダー。降級と横山兄への乗り替わりで先手を取ってくれるものと期待して狙います。メインはオープンですがハンデ戦ですし4歳馬もいないので、シアトルユーを狙ってみます。相手はプリエミネンスとレギュラーメンバー。

福島10Rは現級ですが現級勝ちがあるマイティスピードから。相手はウインラディウス、ヒノデツートン

阪神7Rはルミネンス。ここは武豊騎手で。相手はナムラキャサリン、ジョウノベネチア、マルカバイオレット。阪神10Rは実質降級馬のダディーズドリームから。相手はメイショウドメニカ、ロードグランディス、トーワトレンディー。本日はこんなところで。




2003.6.20

今週から開催替わりで、クラス移動ですね。あとは新馬戦のルールも新しくなります。クラス移動時の狙い方については、毎年書いてますので、ここには細かくは書きませんが、今年は競馬最強の法則WEBの方に書きましたので、読んだことの無い方はそちらをご覧下さい。

まあ期待値的観点から見たポイントだけを挙げると、3歳馬が比較的不利な条件のレースで人気になりそうな3歳馬がいる場合に他の馬を狙うとか、あとは降級することで脚質が変る可能性のある馬を狙うというあたりですね。他では、頭の中を降級の話とか3歳馬の能力評価とかが占めている中で、開催替わりの適性を評価するということでしょうか。これは、まあ簡単に書けば、東京から福島に変ることで大きくプラスになる馬狙うという通常であれば当たり前の作業なのですが、降級馬ばかりに目が行っていると、こういう馬を取り逃しますね。簡単なところでは上のページにも書きましたが、芝の短距離での逃げ脚質の3歳牝馬ですね。内枠に入ったら福島とか函館では買ってください。

あと注意すべきポイントは、あまり無理な穴狙いは避けた方が良いかと。阪神を除けばローカル開催ということで、フルゲートの頭数も減りますので、それ自体が穴馬券の発生率を下げますし、あとは降級馬と3歳馬が加わることで、確かに能力の比較はしにくいのですが、全体の力の差は広がっていますから、必要ない馬は本当に必要ない場合も多いので、人気馬が揃って飛ぶということが少ないというのも挙げられます。ですから、馬券を買う場合でも、穴を狙うというよりは、上位馬の評価(力関係あるいは期待値)を正確にして、少ない点数で美味しい配当を取るという狙い方が合っていると思います。レースを予想するよりは、そういうレースを選ぶ方が多分簡単ですね。

というわけで、明日の予想を少し。実は狙えそうなレースがたくさんあったりしますが、まあ全てオッズ次第なので、現時点でどれを取り上げるかは少し迷いますね。まずは函館から、7R、軸は人気だと思いますがジョーマリコですね。相手を絞って、降級馬のファンドリツバサとスターレッドの2頭で。買えるかどうか、オッズ的に微妙です。9R、ここは3歳牝馬のメイショウジャコウを狙ってみます。他では、降級馬のバクシンスペシャル、休み明けのティアレスクイーン。メインはオメガグレイスとスピリチャルワーズとユメノラッキー。函館の場合は、函館の実績もチェックが必要ですね。

福島の10Rはマイネルサイプレスですね。1000万下のレースで、3歳限定の500万下を勝っている場合や、500万下であれば、3歳限定の500万下で好走している馬は降級馬と好勝負できる可能性がありますので、人気によってはいきなり狙ってみたいです。前走は中々のレベルのメンバーで圧勝していますので、ここでも期待できると思います。相手は近走は短距離ばかりですが、一応降級馬のスペシャルストックで。この馬も3歳500万下での実績もありますので狙ってみます。あとはセゴビア、イセノイチ。

阪神7Rは、降級でインターコウキ、大外同条件勝ちでメイショウハヤオウ、3歳馬でカオリジョリーですね。他では、チアズマックス。デンバースワンはひとハロン長かったということにして切ってみますか。8Rは距離経験が全くありませんが、その分降級のメリットでゲイリービリーブ。多分あまり人気が無いと思いますので。内枠と降級で多分少しは前に行けると思いますし、1200mでジリっぽい脚はむしろ1600mくらいの方が向いていると思います。まああとは距離をこなせるかどうかだけですが、未経験なので人気次第では買う余地はあると思います。9Rは降級馬のメイショウダイチ、現級好走のゼンノソロモン、距離が微妙も降級のコマノシャーク。これらの馬が狙えるというよりは、人気になりそうなサクラミヤビが飛びそうな条件替わりなので、他を狙うという感じなのですが。ただ、それにしては他馬がちょっと手薄です。ですから買い方には工夫がいると思います。メインは唯一の降級馬のメイショウフクヒメ、そして3歳馬のトワノカチドキ。他では、マリンパンサー、ロビン。イブキリムジンオーは100m長かったことにして切ってみます。何か武豊ばかり切ってますが、たまたまです。




2003.6.14

予想の方は外してしまいましたね。イサオヒート、前走だけ走ってくれれば良かったのですが、敗因は今のところは不明です。強いて言えば、ダート戦とはとても思えない11秒台が連続する上がりに対応できなかったということでしょうか。これまでもトップの上がりタイムを記録したレースは確かに多かったのですが、ダート戦では37秒後半より速いタイムはありませんので、少しジリっぽいのかもしれません。前走はハイペースの先行粘り込みでしたので、全く違う流れですね。

懲りずに明日の予想でも。でも降水確率50%で芝は無理ですので、同じダート2100mの東京10R、ここはビッグインディとウララハクテンで。あとは久々のダートのグランドミサイルも注意です。

中京もダート戦ということで、10RのホンコンジョッキークラブT。ここはアドマイヤジャックを狙ってみます。人気だとは思いますが、もう一頭、ロードプリヴェイルが人気になると思いますので、こちらを軽視して買ってみます。ロードプリヴェイルは前走は強い競馬でしたけど、昇級戦で同じ作戦は使えないでしょうし、人気もさらにかぶりそうですのでおさえまで。それにしても、この馬、これで9戦連続でハンデ戦に出走しています。過去最高記録はどんなもんなんでしょうか? 今のTARGETではこれは簡単には調べられませんが、JRA-VAN DATA Lab対応仕様のTARGETではこんなデータも調べられるようにしたいと思っていたりします。まだ実現できるかどうかは不明ですが。5戦連続でハナ差負けをした馬とかですね。ちなみにハンデ戦の連続出走記録を少々調べてみたところ、クラフトマンシップとゴールデンレリーフが14戦連続というのがありますね。まあだからどうした、というデータですのでこのあたりで止めておきます。



2003.6.13

先週の東京の芝コースは予想以上に内外の差があったようですね。だとすれば、今週もこの傾向がある可能性は高そうです。ただ、週末もまた雨が降るとのこで、そうなるとまたどうなるかはわかりませんね。まあ芝コースはこのようになかなか買いにくい状況ですので、ダート中心で買いたいと思います。とは言うものの、ダート戦も少なく、メインのブリリアントステークスも9頭立て、しかも多分相当かぶりそうなディーエスサンダーとイサオヒートでかなり堅いかと。ハンデ戦でこのハンデなら逆えません。逆らうくらいならパスですね。まあクーリンガーの人気が微妙ですが、多分この2頭の馬連は買えるオッズにはならないと思いますので、ディーエスサンダーからの馬単1点だけをオッズを見て考えることにします。

ただ馬券組み立て術的には、こういうレースこそ3連複という手もありますね。9頭立ての3連複は84通りですから、これは馬連の13〜14頭立て程度の組合せですから、それほど難易度の高い馬券でもありませんし、通常の3連複のイメージのように大荒れになる可能性はほとんどありません。もちろん上位馬が飛べば高配当になりますが、その場合は馬連も多分波乱になるはずですので、無理に3連複を選択する必要も無いと思います。馬券の選択肢としては、上位2頭の比較ができていれば、1・2着の着順が指定できる分馬単が有利なのですが、2頭の後先は微妙で、なお且つ3頭目が決まっていれば3連複もありということです。ですが、3連複は着順の指定が出来ない分、少数だとむしろ馬単よりオッズが低くなる可能性もあります。ただ、逆に3頭の着順が問われない分、おさえとしての機能も果たすわけで、まあ押さえ馬券との抱き合わせ販売という感じなわけです。別々に買うには、3連単の登場を待つしかないですね。ということで、最終的には自分の予想とこれらの点を考慮して当日のオッズで選択することになりますね。

馬券組み立て術的なポイントは、3連複の頭数による組合せ数の変化でして、少頭数であれば、恐れるに足らずということです。普段なかなか当たらないと3連複を敬遠しているような人でも、少頭数の場合は3連複も十分選択肢に入れて問題ありませんし、配当的にもそれほど荒れません。むしろ、普段3連複を穴狙いで買っている人の方が、少頭数では戸惑うことになるのではないかと思います。そんな方へのアドバイスとしては、少頭数の3連複こそ人気馬がより絡みやすいので、無理な穴狙いはやめた方がいいかと。まあ少頭数だからこそじっくりと予想もできますし、オッズの確認もできますから、十分考えて購入して下さい。本日はこんなところで。



2003.6.7

本日のレースを見ると、やはり芝の状態はやや内有利ですね。しかもマイルでレコードが出ています。まあレコードと言っても前開催からのものですから、価値はそれほどありませんが、好タイムが出ていることは間違いないので、明日もかなり速いタイムが出るのではないかと。ただ本日の芝は4鞍でしたので、これだけで全てを判断してよいのかは微妙ですし、昨日も書いたように、先週同様明日は芝のレースばかりですから、安田記念の頃には内外の差もあまり無くなっているのではないかと思います。というわけで、その部分はあまり考えずに予想したいと思います。もちろんこれはあくまで前日予想でのことで、当日も各レースで馬場状態を確認していく必要があります。

安田記念ですが、1995年までは1開催前に行われてまして、その頃と比較するとやや傾向が変っています。まあ正確に言うと、安田記念の傾向はあまり変っていないのですが、前哨戦の京王杯の傾向が大きく変ってしまったということです。以前の京王杯は皐月賞直後の東京の開幕週に行われていたため、馬場状態も良く、開催替わりで前残りの傾向が強いレースでした。逆に安田記念はタフなレースになることが多いので、以前は京王杯と安田記念はあまりつながらないレースだったわけです。ですが、京王杯が後半にずれたことで、京王杯も単なる前残りの傾向が消えて、近年では安田記念と結果が直結するレースになって来ています。データを調べてもらえばわかりますが、連対率で倍くらいの違いがありますし、京王杯の上位馬に絞ると、さらに差が広がります。ですので、以前は京王杯を好走して人気になった馬を切って美味しいレースだったのですが、近年ではそういう手段をとることが出来なくなってしまい、ちょっと掴みづらくなってますね。ただ、京王杯との関係だけで言えば、以前は京王杯で差して届かなかった馬を狙うのが定石でしたが、最近は逆に休み明けでもない限り凡走していた馬は切ってしまってもかまわないかと。買えるのは上位馬だけですね。

東京マイルの狙い方については、確かNHKマイルCのときにも触れましたが、ポイントは2つで、距離適性がマイルよりはやや長め、そして上がりはややかかる流れになる場合が多いということですね。ということで、選んだのはダンツフレーム、ローエングリン、テレグノシス、イーグルカフェ、ウインブレイズの5頭。一応この5頭の馬連と3連複のボックスで。まあ人気3頭が入ってはいるのですが、合成オッズが馬連で2.66倍、3連複では7倍以上ありますので、なんとか買える範囲です。





2003.6.6

BET MasterのVer1.00を公開しました。一応1.00ですが、前回のバージョンから機能はあまり増えていません。IPATデータの削除ができるようになってくらいですね。あとは、JRAホームページの成績データのフォルダもTARGETと共有できるようにしました。そんなところです。一応試用期間というものが無くなりましたので、その区切りということでの公開です。次のバージョンでは、買い目の読み込みに関する機能と、オッズの一部出力機能を追加する予定です。買い目の読み込みはかなり柔軟性を持たせようかと思っています。また、これらの機能や前述のIPATデータの削除機能も含めてTARGETにも次回のバージョンで搭載予定です。公開時期は未定ですが。

これまでの開発は、自分の都合で時間があるときに集中してできたのですが、今のIPAT関係の開発は、場合によっては土日のレース中にしかできないものも多く、それ以外の時間に開発しても、土日まで待たないと進まないというものも多くて、開発が無意味に時間がかかってしまうことが多いのが難点だったりします。同時に競馬に集中できる時間も削られてしまうのも痛いですね。期待値優先の予想なのでオッズはかなり重視しますから、当日に時間が取れないのはかなり致命的なのですが、3連単に対応が完了する来年秋くらいまでは多分この状況は続いてしまいそうですね。

さて、競馬ですが、今週からAコースですね。先週がかなり荒れた馬場でしたので、内のメリットは大きいかもしれません。ただ、明日の芝のレースを見た限りでは、レース数も少ないので、これといって狙えそうな馬は見つりませんでしたが…。とりあえず、今週は天候の心配は少なそうなので、日曜日もこの傾向は続くかもしれませんが、日曜日は芝のレースが多いので、安田記念の頃には内も荒れてきて、内外の差はあまり無いかもしれませんが…。その安田記念は明日ということで。




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