TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2003.8.29

BET Master Ver1.20を公開しました。投票関係については、TARGET frontierと同様に一括投票や51点以上の投票への対応、買い目の読み込み機能を追加しました。他にはオッズや成績の出力機能、あとはレーシングビュワー対応のレースからのインターネットリンク機能の追加ですね。BET Masterだけに追加した機能としては、当日の成績データを読み込んだ時点でのレースごとの天候と馬場情報の表示と一覧表示ですね。これはTARGETでも次回あたりには採用すると思います。予想の時点でのレースごとの馬場状態の取り込みをサポートして欲しいという要望もあるのですが、馬場状態は刻一刻と変化する可能性がありますので、現在のように手動で取得して表示する方法だと、実際の馬場状態と表示している馬場状態が違うってしまう可能性がありますので、その方法では実現は出来ません。BET Masterのように、レース一覧画面で、各場ごとに取得時刻を明示して馬場状態を表示するというのが最善策になります。ですが、JRA-VAN Data Labになれば、当日のデータもよりリアルタイムで取得できるようになりますので、そのときには対応したいと思います。

あと2週間で夏競馬も終了しますので、そうしたら予想の方も徐々に再開したいと思います。



2003.8.22

BET Masterの方は、今月中になんとかバージョンアップしたいと思います。現在のTARGET frontierのIPAT投票関係や買い目の取り込み関係の機能はもちろん搭載され、同等以上になります。また、こちらにもレースのインターネットリンク機能を付けました。他にも、オッズ関係の出力、レース結果画面の出力、それから成績として馬場状態の取り込みと結果集計画面での一覧表示も可能になります。あとは、来月中にTARGET MAXIMUMの方もバージョンアップする予定です。



2003.8.16

久しぶりに予想を少し。ファインモーションが出るクイーンステークスですが、力関係というのは多分結構はっきりとしていると思うのですが、ローテーションと斤量が微妙ですね。牝馬限定戦の予想をする場合、過去の実績を見るときに、その過去のレースが牝馬限定戦なのか牡と一緒のレースなのかを意識してみる必要があります。もちろん今回も牝馬限定戦なんだから、過去の実績も牝馬限定戦で好走していれば十分という判断もできますが、牡と一緒のレースに出走している場合は、その戦歴があまりパッとしない場合もあり、こういう馬が実力よりも人気を落としている可能性があるからですね。また、そのレースも基本的には距離は1800m以上で、クラスも準オープン以上のみで評価します。TARGETでは、馬データ画面で、表示限定パネルを出し、牝馬限定戦「以外」にチェックを入れれば、一目で確認できるようになります。そしてその次の段階として、牝馬限定戦のオープンクラスでの実績を評価ということになります。そう考えると、テイエムオーシャンとファインモーションが上位で、次がダイヤモンドビコーという順番になりますね。ヤマカツリリーはコース的、脚質的には合いそうな気もしますが、いくら斤量的に恵まれていても古馬と初対戦となる3歳馬はやはり不利ですし、今回は早めに仕掛ける有力馬が多いので、先行有利はむしろ辛くなる可能性がありますので。

で、テイエムオーシャンとファインモーションの評価ですが、有馬記念でファインモーションが先着していますし、去年の秋の圧勝劇や年齢的なものも考えればファインモーションを上と見ても良いと思います。ただ、斤量が問題ですね。テイエムオーシャンの方が重いのですが、こちらは前走で経験済みで好走しています。一方ファインモーションは、初の58キロでしかも休み明けです。またこのローテーションも、ファインモーションは先を見ての仕上げだと思いますので、今回が目一杯かどうかは微妙ですね。これらに加えてオッズまで考えると、やはり軸はテイエムオーシャンの方を取りたいところです。馬券的には、この2頭の馬連はかぶっていますから、買うとしても押さえ程度にして、この目はテイエムオーシャンからの馬単で儲けが出るようにして、あとはテイエムオーシャンからダイヤモンドビコーと、牡馬とのレースで実績のあるノブレスオブリッジの2頭へ馬単で。ただ、ファインモーションが実力を出し切れる状況だった場合は、テイエムオーシャンが勝ちに行くと、こちらが垂れる可能性もありますので、この2頭の馬連という目はオッズを考えるとあまり買いたくないところです。この馬連の目を外して全体的に金額をおさえて買うのが良さそうです。これだと馬単3点で前日の合成オッズで6.67倍ありますので、まあ十分ですね。本日はこんなところで。



2003.8.15

本日も機能の紹介を少し。先日紹介した買い目の一括読み込み機能ですが、この画面を経由して、TARGET frontierで作成した買い目の一括投票も出来ます。出馬表レース選択画面から、ファイルメニュー内のIPAT一括投票(Shift+F8)で、まずは買い目のあるレースの一覧が表示されますので、その中から投票の対象とするレースを選択し、OKを押すと、例の買い目読み込み画面が開きます。もちろんOKを押せばそのまま一括投票できますが、この画面に来るということは、投票以外にも他のこともできるわけです。本日集計画面を見れば、その日のレース単位での収支は確認できますが、この画面では、さらに各買い目単位での結果が全レースで一覧できます。他にも、券種でマークしたり、オッズでフィルターをかけることもできますので、例えば3連複の万馬券だけを投票するというようなこともできますね。まあ実際の買い目データと投票した内容が違ってしまいますから、あまりお勧めはできない使い方ですが、一応できるようにしておけば何かと用途はあると思いますので。また、買い目読み込み画面の方は、今後もさらに機能を強化しますので、その他の使い方もいろいろとできるようにする予定です。

あとは、これに関することですが。買い目画面の方でもオッズを指定してのマークが可能になりましたので、そこから削除も可能です。また、以前にあった50点ごとのマーク等の機能は51点以上の場合は自動的に分割して投票するようになりましたので、削除してあります。

他で、今回追加した大きな機能はやはり母名リストからの一括検索機能ですね。まあこれはほぼPOG用ということになりますが。馬名未決定馬を選択できるルールの場合、馬名が決まったかどうかを確認するのは結構大変な作業で、この作業もPOGの幹事が請け負っていたりすると、もうかなりの重労働だと思います。ということで、少しでも省力化ということで、この機能を搭載しました。私も以前はPOGに参加していたのですが、昨今はPOG=「サンデー産駒のくじ引き」状態になってしまっていますので、個人的には面白みに欠けると感じてまして、ずっと辞退していたのですが、そのサンデー産駒ももうすぐいなくなってしまいますので、そうしたららまた参加しようかと思っています。ただ、サンデー産駒もトニービン産駒もブライアンズタイム産駒もいないとなると、参加者全員の持ち馬の中からG1勝ち馬が1頭もいないということにもなりかねないですからね。POG自体が盛り下がるかもしれませんが。ただ、サンデー産駒登場以前はこれが当たり前でしたので。逆に、そのような状況下でこそ2歳馬の選択にTARGETをより生かすことができると思います。で、この機能ですが、将来的にはさらに一歩すすめて、新規馬名登録馬のファイルを登録した時点で、馬名決定馬をお知らせするという機能も考えています。




2003.8.9

本日の新潟は開催中止でしたね。とりあえず、去年も小倉の中止がありましたので、IPATの方は大丈夫だと思いますので、TARGETは問題ないと思いますが、JRAのホームページの開催情報を利用しているBET Masterにとっては、初の開催中止の処理になりますので、もしかしたら何か問題が発生するかもしれません。事前に何とかできればもちろん良いのですが、データの取得先がJRAのホームページで、仕様が保証されたデータではありませんし、過去のデータも残っていませんので、実際のデータが出るまでは手も足も出ない状態です。何も無いことを祈りますが。

で、本日も追加機能の紹介を少し。今回のバージョンアップで機能的に大きく変ったのは買い目の読み込み機能です。ただし、この機能はまだ発展途上です。現状では、読み込める買い目は、PatBet形式、TARGETの買い目画面からの整形テキスト形式、WARS形式、新しく作成した買い目CSV形式、の以上4つが一応正式に読み込める形式です。この内、WARS形式とCSV形式はメニューで形式を指定して読み込みますが、他はテキストの読み込みとして、一括で兼用されています。このテキストからの読み込み機能は、実は他の様々な形式に対応できるようにしていますので、現状でも読み込める形式は結構あるはずです。テキストで出力された予想ソフトの買い目やインターネット上にある買い目等が読み込めるかどうかお試しください。ただし、現状では1行に買い目が1点という制約がありますので、1行に複数の買い目がある場合は、未対応になります。ただし、これは今後できるだけ対応する予定ですし、またボックスや流し、あるいは3連複の変則的な買い方の書式も読み込めるようにする予定です。このあたりについても、現在未対応で今後対応して欲しい書式がありましたら、サンプル添付でリクエストして下さい。

さて、読み込みの機能ですが、現在は買い目画面ではのそのレースの買い目のみ読み込みますが、出馬表レース選択画面ではその日の複数のレースに対して一括して読み込むことが出来ます。以前にも少し紹介しましたが、この複数のレースを読み込む場合、読み込んだ買い目が一旦「買い目読み込み画面」という新しい画面で一覧表示されます。そして、この画面自体がひとつのソフトとしても独立できるほどの機能を有していまして、いろんなことができるようになってます。もちろん読み込んだ買い目をそのまま買い目データとして取り込むこともできますが、読み込んだ時点で、一部の買い目を削除したり、金額を変更したりエリアを指定することもできます。また、買い目データとして取り込まずに、そのままIPATで投票することもできます。この機能を使えば、特定の予想ソフトやネット上に公開されている買い目をTARGETに取り込まずに、IPATで投票することもできます。これと同時に、オッズが取り込まれていれば読み込んだ買い目にオッズを表示することもでき、読み込んだ買い目はオッズで取捨したり、買い目の種別で取捨したりすることもできますので、読み込んだ買い目の内、3連複の100倍〜500倍のみをIPATで買うということも簡単にできます。また、成績データが読み込まれていれば、各買い目ごとに的中の判断や払い戻し額、そして全体での収支や回収率まで自動的に表示しますので、予想ソフトやネット上の買い目が的中しているのかどうか収支はどうだったのかを素早く確認できます。

また、この画面では買い目の読み込みだけでなく、各種のフォーマットで出力もできますので、読み込んだ買い目を別の書式で出力するということもできます。つまり、この画面だけで買い目の書式の変換が可能になります。ただ現状で出力フォーマットがまだ少ないですが、これも今後増やす予定です。

買い目CSV形式に関しては、金額はもちろん、買い目印やエリア、オッズの入出力も可能ですので、TARGET同士やBET Masterへの買い目のコピーや、買い目データの保存という目的にご利用ください。書式としては、一番しっかりとしたものですから、自作のソフトやエクセル等で買い目を出力されているような方は、今後はこの形式の利用をお勧めします。レースIDと買い目だけあれば金額や買い目印等は省略可能です。また、他の書式にする場合も、TARGETから可能になりますので。

もちろんこれらの機能も次回のバージョンアップでTARGET MAXIMUM及びBET Masterに搭載される予定です。




2003.8.8

TARGET frontier Ver3.30bを公開しました。以前にも書きましたように、このバージョンにバージョンアップすると、ご利用の環境によってはIDとパスワードの再入力が必要になる場合がありますので、あらかじめ準備してからバージョンアップして下さい。ただし、その場合でも、再度90日間の試用中になるケースが多いはずですので、とりあえずは大丈夫だと思いますが。

というわけで本日は追加した機能の紹介をすこし。まずはレースへのインターネットリンクの機能ですね。以前に少しここでも説明しましたが、これでJRAレーシングビュワーへのリンクができるようになります。どういうことかというと、TARGETの出馬表や成績画面から、直接そのレースの映像を呼び出すことができます。もちろんこの機能を利用するためには、あらかじめJRAレーシングビュワーへ加入しておく必要があります。最低限必要なのは常時接続回線と月500円ですね。ご利用の環境や回線で正常に表示できるかどうかは、とりあえずホームページで確認してください。テストとかできますので。ですが、一応データへの直接のリンクは禁止されていますので、TARGETからも直接はリンクしていません。リンクするためには変数を指定したURLを直接環境設定に書き込む必要があります。これを自力で見つけるのはかなり困難だと思いますので、今回はここに書いておきます。TARGET frontierの環境設定の「拡張フォルダ他」を開き、インターネット検索リンクの3のところに入力します。名前はメニューに表示される名称ですから何でも構いませんが、何か入力する必要があります。一応「JRAレーシングビュワー」で。そしてリンクアドレスとして「http://prc.jp/jraracingviewer/contents/%Y1%H1/%W1/meta/%Y1%P5%K1%N1%R3.wvx」と入力して下さい。まあ呪文のようなものですね。ちなみに%付きの大文字の部分が変数で、この変数がレースによって変化してURLを生成しレース映像にリンクします。ただし、このリンクは保証されたものではありませんので、突然リンクできなくなる可能性はありますのでそのあたりも御了承の上ご利用ください。もちろんその場合も、可能な限りなるべく早期に善処いたします。

レースの映像の表示は、出馬表あるいは成績画面の検索メニューの中に指定した名称のメニューが追加されますので、それを実行するだけです。映像が表示されるまでの時間はご利用の環境によって様々だと思いますが、とりあえず映像が表示できる回線速度があれば問題なく利用できると思います。まあ映像自体はそれほど鮮明ではありませんので、細かいところまではつかめないかもしれませんが、過去の成績を見た場合、成績画面からだけでは確認できないようなペースの判定や4角での位置取りや不利の状況の確認には役立ちますね。これまでだとコメントに詳しく書いていた方も多いと思いますが、映像が確認できることが前提あれば、コメントも簡略化できると思います。他の画面からのリンクも考えましたが、やはり成績画面を見ながら見ることがほとんどですから、結果的には成績画面だけでもよいくらいだと思います。

今回はレーシングビュワーへのリンクについて書いていますが、実は他のサイトへのリンクもできます。テストもしましたので。まあ他のサイトと言っても成績画面自体はTARGETにあるわけですから、他にどんな情報が必要かと考えるとそれほど有効には機能しないかもしれませんが、例えばレースごとに各馬のコメントを表示しているサイトや、あるいは出馬表からのリンクとしては、レース当日に予想や調教状態等を公開しているサイト等へのリンクもできるわけです。ただこのあたりになると有料情報も多いのですし、直接のリンクを禁止している場合も多いですから、私の方からはちょっと紹介はできませんので、皆さん探してお試しください。逆にリンク可能でリンクを公開しても良いというサイトがあればお知らせください。現在の変数では対応できない場合は変数を追加して対応することも検討いたしますので。

今回はTARGET frontierのバージョンアップということで、TARGET frontierからのリンクでしたが、TARGET MAXIMUM及びBET Masterにもこの機能を搭載する予定ですので、こちらは次回のバージョンアップまでお待ちください。

というわけで、本日はレースからのインターネットリンク機能の紹介でした。明日は画期的に機能アップした買い目読み込み機能を紹介いたします。




2003.8.2

TARGET frontierのVer3.30bは明日の晩に公開予定です。本日は以上です。



2003.8.1

TARGET frontierのバージョンアップですが、一部の環境で発生していたシェアウェア登録に関する部分のトラブルに関して、今回のバージョンで完全に対応いたします。で、その関係で、ご利用の環境によっては、バージョンアップをするとIDとパスワードの再入力を求められてしまう可能性がありますので、その準備が出来ていない状態のままバージョンアップをすると最悪の場合、TARGETが一時的に使えなくなってしまいますので、とりあえず週末を避けることにしました。日曜日の競馬が終ったくらいを目標に公開いたします。一応テスト版として公開しますが、この状況のため、試用期間は有効な状態にする予定です。今週は念のため最後のテストをいろいろとしたいと思います。

新バージョンの他の改善としては、買い目の横方向入力時に、買い目印とオッズの入力をスキップする指定を可能にしました。つまり、買い目と金額のみの入力になります。他の項目を含めたい場合は環境設定で指定できます。これはBET Masterでは既に採用されている機能です。スキップを初期設定としましたので、もし買い目印やオッズを入力項目に含めたい場合は環境設定で指定して下さい。また、買い目画面の設定で旧入力形式を指定している場合はスキップの指定はできません。




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