TARGET Diffusion/frontier Diary


	TARGET frontier 開発日誌 TARGET frontier 開発日誌

2004.7.31

３連単のオッズ画面は既に４つを新設しています。また、３連複のオッズがある部分には、３連単の３頭ボックス６点の合成オッズを表示したり、単勝人気順画面では、３連単の１着軸総流しでの合成オッズと単勝との比較を可能にしたりと、現状のものに合わせて機能を設定するだけでもかなりのものになりそうです。３連単作成オッズ画面も、これまでのボックスや１軸流し、２軸流し、A-B-C(フォーメーション)だけでなく、１軸・２軸のマルチも登場させますので、こちらもいろいろと機能追加です。しかも、実際のデータが無い状態で作らないとならないというのは、なかなかつらいところです。Data Labのオッズは8/14には出ますので、一応直前にテスト版で公開するかもしれませんが、もちろん未テストということになりますので、まさに本当のテスト版になってしまいます。

2004.7.30

とりあえず、３連単導入直前の嵐の前の静けさという感じで、事前準備を淡々とこなしている現状ですが、やはりデータの量の多さに戸惑いますね。まあいずれ慣れるんだとは思いますが、オッズとの戦いはかなりハードなものになりそうです。コンピュータが無いととても扱えないです。いかに扱いやすく表示したり加工したりするかですが、他のオッズとの組み合わせ方も様々ですし、データ量が多いだけに、これがかなり厄介です。まあその分やりがいはありますし、面白いものや独創的なものも作れる可能性はあるわけですが。まあ、さすがに最初は早期公開の優先順位が高いので最初からそこまではできませんが、とりあえず現在ある３連複程度のものからスタートして、徐々に改良していく予定です。

2004.7.24

夏場のローカル開催では、上位騎手が分散し、相対的に騎手の力量差が開きますので、予想するときの騎手のウエイトを上げてます。特に今週のような場合では、函館記念がある関係か、函館に上位騎手が集合しているため、新潟や小倉は上位騎手がやや手薄です。小倉は手薄になりすぎてむしろ狙いづらいのですが、新潟は上位３名+３名くらいでちょど狙いやすい感じだったりします。私の場合は、上位騎手と率的に狙える騎手を色分けしていますので、まずはそれらの騎手の馬の取捨から予想を始めて、中心で買える馬がいれば、他を予想するという方法にしていまして、時間もかからず結構効率的でお勧めです。最近では、当日の上位騎手の分散のバランスを見て、どの開催をメインに買うか決めていまして、この手法ももう少し極めると、パターン化できるかもしれません。まあこういうことをやっていると、TARGETの機能が増えるわけですが…。

函館記念、メインの重賞が９レースにあるとかなり違和感がありますね。さて、荒れる重賞として有名ですが、そのカギを握っているのはやはりファインモーションですか。現在１番人気で、人気先行型のイメージがあるので単勝だけ売れているのかと思ったら、他の馬券も全て１番人気で、馬単の１着総流しも2.4倍と単勝と一致していますので、最終的にもあまり変化しないかもしれません。しかも、複勝よりも３連複の方が売れているという状況ですので、人気としては本物ですね。

さて、私のスタンスとしては、2000m以上の牡・牝混合戦のレースでは軽ハンデ以外の牝馬は軽視することにしていますので、ここもこれだけ人気なのであれば、切って買いたいところです。ただ、過去の傾向として、唯一この例外になりそうなのが札幌記念でして、この理由を考えると、やはり夏は牝馬という格言ではありませんが、その影響が少なからずあるのかもしれません。まあ夏場ですから牡馬のトップクラス参戦もほとんどありませんし、坂の無い小回りのローカルコースでは2000mといってもスタミナはそれ以下で済むということも理由なのかもしれません。今年に関しましても、G3とはいえファインモーションが勝っても何ら不思議ではないメンツとも言えますので、人気になるのも当然なのかもしれません。ということで、取捨が難しい状況ですが、実質トップハンデで、しかも１番人気、さらにあの気性を考えると小回りが良いとは思えませんので、やはり切ることにします。函館の芝コースの状況としては、結構上がりがかかっているようで、逃げ・先行馬や切れ味勝負の馬にはつらそうです。バテない末脚とスタミナのある馬を中心に狙ってみます。ということで、トーホウシデン、ウインシュナイト、クラフトワーク、ダービーレグノの４頭で馬連と３連複で。ただ、やはりこのメンツでは武豊にあっさりと勝たれても不思議はありませんので、馬券は控えめに。勝負は騎手の分散の良い新潟にしておきます。

2004.7.23

函館記念のレース略名が正常に表示されていませんでしたので、TARGET frontier JV及びBET Masterをリビジョンアップしました。レース名のデータの仕様というか内容がこれまでに無い形式で提供されてきましたので、この現象が発生しました。レース名の略名はData Labのデータの中にもあらかじめ提供されているのですが、TARGETでは、略名の３字と４字を他の条件等でダイナミックに使い分けていますので、レース名から独自の方法で生成しています。その処理の想定外のデータが来たということです。

このリビジョンアップが完了後、３連単への対応を開始しています。変更する部分が、オッズ・配当・買い目とありますので、かなりの量になります。しかもデータが無い状態で対応しないとならないので、結構大変だったりします。とりあえずは、無事に8/14のデータを登録できることを祈りつつ作業を進めるのみです。

2004.7.17

はくぼ競馬は、まだ慣れていないせいか、いろいろと違和感ありますね。はくぼ競馬自体よりも、時間がズレていることも戸惑いますし。思わず出馬表レース選択画面に発走時刻の時系列順の表示の画面を作ってしまおうかと思ったくらいでして。まあBET Masterでは実現できていますので、切り替えるような感じにすればそれほど手間をかけずに出来るとは思うのですが、ただ基本的には夏の間くらいしか使わないと思いますので、そのためだけに作るのもどうかと思いますが、一応検討してみます。

予想の方ですが、夏競馬本番ですが、やはりまだまだ降級馬ですね。すでに降級２～３戦目になる馬も多いわけですが、上が勝ち抜けていますし、前走が凡走であれば、人気を落として馬券的妙味は増しますので、そういうケースでは実力上位の確実な軸馬というよりは穴馬として狙うようにとスタンスをやや変化させると良いかと思います。もちろん降級馬ですから、指数も高くなっていますので、それだけでも拾えるわけですが、本日も函館９レースのホウライウォニングや１１レースのゼリービーンと、近走指数がトップながら、大きく人気を落としていますので、まだまだかなり行けそうです。

あとは、やはり降級馬の後は３歳馬ですね。ということで、久しぶりに狙いたい馬を挙げてみます。新潟８レースのワイルドシャウトです。前走の城崎特別は阪神1400ダートの外枠狙いがハマったレースで、３歳馬のこの馬にも注目していましたが、元々逃げ馬が不利なコースでのその粘りは価値があり、今回の距離短縮は絶好の狙い目ですね。ホシノベッカムが人気になると思いますが、こちらから狙います。そのホシノベッカムが対抗です。あとは怪しいヘイアンワイルドや他の降級馬へ。ただ、新潟は天候状態や馬場状態が不確定ですので、直前まで要確認ですが。

2004.7.16

BET Master Ver1.32を登録しました。追加機能はこちらで。次は、３連単の先行発売の前後にバージョンアップすることになると思います。投票は９月からですが、JRAのサイトの成績データが３連単対応になると思いますので、８月中に多分変更する必要があるかと思います。

TARGET frontier JVに関しましては、Data Labのオッズ・票数・配当データへの対応になりますので、各オッズ画面や成績画面、票数、レース検索、開催分析、本日集計、成績メニュー等、かなりの多くの画面が変更されることになります。なお、馬券シミュレーションは後からの対応になる予定ですが、３連単は買い目の作り方のパターンが何通りも想定できますので、現在の方式ですと限界がありますから、全く別の方法も考えています。ということで、詳細はまだ未定ですし、公開時期も未定です。できれば、最初からあらゆるパターンに対応できるようにしたいと思っています。

さて、今週から東西は開催変わりで、函館では「はくぼ競馬」がスタートということで、函館の発走時間が変則というか１時間ほど後ろへずれますね。一応メインレースが９レースとのことですが、TARGETでは、クラス等でメインレースを判定している関係上、画面によっては代表レースが９レースにならない可能性もあります。まあこれは途中で開催が中止になったような場合も考慮していますので、大きな問題か無ければとりあえずはこのままになると思います。問題があった場合には、当日中または月曜日までにはリビジョンアップで対応する予定です。

2004.7.9

先週またリビジョンアップしました。ポイントになったのは、買い目のコメントを利用しているケースでして、内部的に３連単への対応しているときに、バグが発生したようで、買い目のコメントが正常に読み込むことができていなかったようです。また、「３連複作成オッズ画面で、生成した買い目が重複する場合がある」というケースで、重複目が出ないようにしました。同時に、下部の印から自動的にマークする機能のボタンが正常で無かった部分も修正しました。今回は追加機能は特にありません。

来週から函館で薄暮競馬が始まります。当日の時刻判定をして処理をしている部分やメインレースの判定処理に問題が出る可能性もありますので、場合によってはまたリビジョンアップするかもしれません。その他の部分は多分大丈夫だとは思います。この確認が終り次第、３連単開始に本格対応します。次回の公開は３連単試験運用開始(8/14)の直前または直後の予定で、今度はバージョンアップになります。

2004.7.3

問い合わせのメールとか来てしまいますので、一応ここでもお知らせしておきますが、2004年7月6日(火)～9月5日(日)までは美浦の坂路が拡張工事で利用できなくなりますので、多分データも来なくなります。福島は１週残していますし、こちらは当然ですが、新潟も美浦から輸送しているケースもありますし、その前の段階としても坂路が使えないことはいろいろと影響が出るかもしれませんので、予想や結果の判断にも考慮する必要が出てくるかもしれません。直近でも２歳馬は毎日のべ100～200頭が走っていますので、新馬戦あたりが一番影響が出るような気がします。

それから、少々前からTARGETの起動が遅くなったと感じている方も多いかと思いますが、その原因としては、未登録馬をチェック馬に指定しているケースです。未登録馬をチェック馬として登録していますと、起動時に産駒データの検索が行なわれる関係上、起動が遅くなります。もちろん登録していなければ問題ありませんし、未登録馬の馬名が全て決定した場合も改善されます。基本的にはPOG関係の用途だと思いますので、起動するたびに利用されるとは限りませんから、改善できればしたいと思います。

2004.7.2

先週リビジョンアップをしまして、
・出馬表ファイル選択画面で「主なレース名」が表示されない日がある
・騎手及び調教師の一括戦歴が機能しない
以上の２つのバグを修正しました。その他見かけ上の変更はありません。内部的には３連単対応へと進んでいる部分もありますが。8/14以降、まずはData Labから３連単の対応が始まると思いますが、配当及びオッズデータへの対応を即日にすべく、今後はその機能追加を行なう予定でして、次回のバージョンアップはのその前後になると思います。データの仕様は公開されていますので、多分事前に公開しても大丈夫かと思いますが、その場合でも直後に修正が入る可能性は高いですね。

また、その３連単の開始と同時に、Data Labでは、発走時刻の変更とコースの変更の情報の提供が始まるようでして、それにも対応いたします。といいますか、もう今のバージョンで対応してありまして、ダミーデータを作成してテストはしてあったりはするんですが、実際のデータはまだありませんので、正常に動作するかどうか不明です。まあ、データ提供開始まで待っても、変更が発生しなければ、実際のデータも出てきませんので、現状とは変わらないわけですが。また、３連単票数のデータ登録処理も既に入ってますので、現在のバージョンでもそのままデータの登録は出来るはずです。もちろんこちらも実際のデータがありませんので、本格的なテストは一切していませんので、やや不安な部分もありますが、何かあれば当日中には対処する予定ですし、また今後、過去の３連単票数データのみ登録する機能も作成する予定で、これで対応できると思います。

宝塚記念は外してしまいましたが、クラス移動以降は他のレースが好調でして、やはりG1の予想よりは他のレースの予想を書いた方がいいのかもしれないと反省しています。ただ、前日ですとオッズが無いのがやはりつらいところで、いまいち踏み切れないところなんですが。まあいずれにしまして、IPATの３連単の対応が完了するまではちょっと忙しいと思いますので、予想を書くとしてもかなり不定期になると思います。