TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌



2004.6.26

宝塚記念ですが、人気の逃げ・先行馬はやはりマークされる存在ですし、圧倒的な力の差があるわけではありませんので、ここはタップダンスシチーは無印にします。となれば、動ける馬と切れる馬が中心となりますので、ゼンノロブロイ、リンカーン、ツルマルボーイ、シルクフェイマスの4頭で。ただ、どの馬も不安材料がありますので、ここは馬連と3連複のボックスで。ただ、タップダンスシチーを交わせるのは2頭までという可能性も十分に考えられますので、基本は馬連。さらに、ツルマルボーイは前走での乗り替りとマイルを経験したことで、これまでとは一味違ったレースを見せる可能性もあり、また、リンカーンはサンデー産駒というよりはトニービン産駒という印象もありますので、阪神の方が良いと思います。ということで、この2頭からは馬単も買ってみます。



2004.6.25

BET Masterのバージョンアップを月内に予定していましたが、少々遅れると思います。まあ3連単導入直前ですので、TARGETも含めてこの先は頻繁にバージョンアップすることになると思います。今週の宝塚記念で、その後は秋まで休みという方も多いかと思いますが、7月には薄暮競馬とかいうのが始まりますし、8月は3連単テスト販売がスタートです。多分オッズが出ると思いますので、その時点でData Labのオッズには対応する必要があります。また、配当関係の表示も対応する必要があります。そして9月は全国発売開始で、発売レースの拡大。続いて10月からはIPATが3連単に対応で、これが最大の難関ですね。IPATの仕様の変更はもちろんですが、多分50点や900点のベット数制限の緩和もあると思いますし、BET Masterではオッズの取り込みの対応も必要になりますので、即時対応は難しいかもしれません。まあ土曜日の発売開始が朝7時になりましたし、その後はオールナイトでテストできますので、以前よりは作業はしやすくはなっていますが。多分、通常投票もできなくなると思いますので、場合によっては、通常投票への対応、3連単投票への対応、3連単オッズの取り込みの対応と段階てきになるかもしれません。まあどうなるかはその日になってみないとわからないとうのが一番怖いところなんですが…。かと言って、それまでにできることもほとんどありませんし、ただその日(10月9日)を待つだけです。




2004.6.19

やはりというか当然というか、降級馬は強いですね。あと、3歳馬も条件戦で来たのは短距離戦とダート戦がほとんどで、例外は9頭立てだった横津岳特別のシゲルビフウと牝馬限定だった福島最終のアイアイサクラですが、まあ昨日も書きましたように、あくまでも相手関係によりますので、こんなところでしょうね。一応不利だと思われる条件下での好走ですから、アイアイサクラの方は今後も注目してみたいと思い、チェック馬に登録などしてみました。

あとは、やはり昨日も書きましたが、あまり無理な穴馬狙いには行かない方がいいですね。もちろん人気の降級馬が飛んで荒れる可能性はありますが、開催前半は力関係の開きも大きいですので可能性は低いですし、飛んだ場合の馬券の方を取るのも難解ですので。この時期は素直に諦めて軸は人気サイドからということで。

それから、すでにお気づきの方もおられるかと思いますが、現在はVer5.05のRev2になっています。テキストからの買い目の読込時に一部の形式でエラーになってしまっていましたので、それに対応しました。他は変更ありませんので、必要なければ、そのままでもかまいません。本日の朝以降にバージョンアップした場合には既にRev2になっているはずです。



2004.6.18

TARGET frontier JVをVer5.05にバージョンアップしました。追加機能はそれほどおおくはありませんが、細かいバグもいくつか修正していますので、できればバージョンアップしておいて下さい。

さて、夏競馬のスタートで、馬券的にはやはりクラス移動ですね。クラス移動時の注意や狙い方については、毎年書いていますし、今年も競馬最強の法則WEBや本誌の方に書きましたので、参考にされたい方はそちらを御覧下さい。まあ簡単に書くと、中心は4歳降級馬ですが、穴としては、芝の中距離以上では現級馬で、短距離とダート戦では3歳馬ということでしょうか。短距離については、ローカルコースへのコース替りもポイントになります。もちろん降級馬は人気になるので、高配当は望めませんが、その分点数は絞れるので、上記の穴馬とは逆のパターンの馬が人気になっているような場合は、なかなかいい配当が狙えたりします。ただ、競馬はあくまで相対的な着順を競うレースですから、どのレースにも軸馬と狙いたい穴馬と切り頃の人気馬が揃っているわけではありませんので、メンバーによっては切り頃の人気馬だけで決まってしまう可能性ももちろんあるわけでして、これらの該当馬を無理やり探すというよりは、3場でレースもたくさんありますので、これらに該当する馬がいるレースを見つけるという点を重視してレースを選ぶ方に力をいれると良いかと思います。ただ、前日段階ではやはり人気の推定が難しいですので、オッズを見てからでないと最終的な選択はできないですね。

それから新馬戦がスタートですね。馬券的にも厩舎や馬主・生産者で新馬戦を得意としているところがありますし、坂路調教データもありますので、狙えないことはありませんが、やはりデータ不足ですので、私は馬券を買うことはほとんど無いですね。それよりも新世代の新馬戦がスタートするということは、2歳馬のデビューと同時に新種牡馬もデビューするわけですので、少し先を見つめて、新種牡馬の傾向を見るのがやはり楽しみです。こちらは蓄積していけば間違いなく現在は存在しないデータが得られますので、馬券に生かせれば、長いレンジでより大きい成果になる可能性がありますので。



2004.6.12

来週中にバージョンアップする予定です(17日〜18日の予定)。下の件もありますので。一応追加機能もいくつかあります。主な追加機能は、まず出馬表分析で、KOLコメントも含めて、各コメントの一覧が可能になります。同時に、コメントの有無での選択、ソート、編集、コメント内の文字列の検索による選択も可能になります。もちろん枠順未確定時にも対応しています。また、前走の馬印およびレース印での選択も可能になります。

あとは、出馬表から坂路調教一覧を開いた場合、1頭ずつの切り換え表示が可能になります。そして、そのまま馬印も打てるようになります。こちらはまだ途上で、今後は、前走等の過去走のデータもその中に含める予定です。つまり、調教歴と戦歴を同時に表示することになります。他では、戦歴・レース検索で、コース区分による検索・集計、コース区分の表示が可能になります。コース区分とは、AとかBという例のやつです。主な機能追加はこのくらいですね。あとは細かい部分をいろいろと追加しています。

馬券の方は今週はセーブですね。現在の難解な馬場状態の東京と中京の予想に力を入れるくらいなら、来週からの夏競馬の方に力を回したいところです。いろいろとワザが使えて楽しめるクラス移動がありますので、馬券的には数段予想しやすくなりますし、効果も大きいですので。待ち遠しい限りです。



2004.6.11

前日段階では天気は分からなかったものの、晴れればグリーンベルトで、雨が降ったら、それはそれで全く買えない2頭で決まってしまいましたので、◎が3着では馬券的にはもどうしようもありませんでした。安田記念は、以前の2回東京開催時の頃と比較すると、3回東京になってからはコースや馬場状態等の影響が大きくなってきていましたので、これは買いにくいですね。

トップページにも書きましたが、JV-Linkは、登録時にバージョンアップを促すメッセージを自動的に出して、勝手に割り込んでバージョンアップをしてしまうわけですが、これをセットアップ中に行なってしまいますと、登録作業はそこで一旦終了し、TARGETの方はセットアップが完了したと扱ってしまい、セットアップの継続ができなくなってしまいます。まあ、これはこの時点でJV-Linkが返すコードが「登録すべきデータ無し」で、日付の判定をしていないフルセットアップ処理ではこれで完了したと判断してしまうためですので、どうしようもないわけですが、とりあえず次回のバージョンアップでは回避するようにしました。

現在の回避方法としては、Q&Aの方にも書きましたが、フルセットアップ画面を開いてタイトルバーをダブルクリックして最大化すると、画面右側にリセットボタンが表示されますので、それを押せば、登録済が解除され、再度登録できるようになります。これで回避可能です。

また、今回の件とは無関係ですが、ここではフルセットアップをスタートする日付も指定できますので、過去5年分のようなセットアップも可能になります。一種の裏技ですが、サブセットとして、予想や投票にしか利用しないような環境をつくるような場合には利用できるかと思います。ただ、過去のデータほど年単位のデータ量は少ないですし、競走馬や騎手、血統等のマスタ系のデータはどの期間を指定しても全て登録されてしまいますので、登録期間を半分にしても、それほど容量が節約できるわけでも無く、また登録時間が短縮されるわけではありません。また、簡易セットアップの方も同様に日付の指定ができ、こちらも過去3年分のような簡易セットアップが可能です。双方の差は基本的にはありませんが、簡易セットアップでは、産駒データと坂路データが登録されないくらいですね。



2004.6.5

人気の割れ方から見てもかなり難しい安田記念。上位人気馬は皆割り引きたい材料がいくつかありますし、また例年ならあっさり切れる下位人気馬についても、上位人気馬があてにならない分、切りにくくなっています。まあ本来なら見送るべきレースだと思いますが、人気分散気味なので、絞れればかなり良い合成オッズになりますので、絞って買ってみたいと思います。

府中のマイルということで、1600mよりはやや長めの適性、それから周知のグリーンベルト、さらに高速馬場というあたりがポイントですか。ただ、雨の可能性も高いようなので、その点も少々考慮します。まず、この枠のファインモーションは買いにくいですね。実質4番人気ですが、それでも前が速くなりそうなだけに、この枠では買えません。テレグノシスはやはりグリーンベルトが問題でしょうね。あと距離もマイルまでという気がしますので、足りないと思います。ツルマルボーイは内を付く可能性も無いとは言えませんが、やはりきついでしょうし、雨が降ったらアウトですし、降らなくても高速馬場だと前が残りますので差しきれるまでは行かないかと思います。ということで、本命はバランスオブゲーム。もともと休み明けの方が走る馬ですので、ここで狙いたいです。いろいろなものを背負っているようですが、晴雨兼用ですし、他の馬が買いづらいので消極的選択です。対抗はウインラディウス。こちらも勝春のままの方が良かったと思いますが、内を突ける点を評価して2番手。3番手は1番人気のローエングリン。最後にジョウテンブレーヴ。京王杯直後に安田記念で買おうと決めたのはマチカネアカツキとこの馬でしたので。一応この4頭、順番は付けてますが、馬連と3連複のボックスで。合成オッズは7倍と40倍あります。まあ外国馬は評価不明なので、3連複にはどちらか1頭含めるかもしれません。



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2004.6.4

競馬最強の法則WEBの方にも書きましたが、今回のダービーのようなレースでは、有力馬の臨戦経路は様々ですし、距離経験の無い馬やハイペースを経験したことの無い馬も多く、予想する人が利用する指標によっては各馬の能力評価も大きく違ってくる可能性が高いかと思います。このような場合、人気サイドの馬だけに関しても、有力だと評価できると同時にバッサリと切り捨ててしまう馬も出てくるはずで、このようなケースでは合成オッズによる買い目の絞込みが有効に働きますね。特定の馬を切るという予想を買い目として反映させるためには、単勝よりは馬単ですし、ワイドよりは3連複にした方が良いということです。

この方法に関しての最近確認した点をひとつ紹介します。先日、某有名競馬ライターのK氏とも話したのですが、この方法は、切る馬が人気サイドのときに一番効果が出て、逆に言うと、切った馬が人気薄ばかりでは合成オッズそのものはあまり上昇しませんが、リスクは間違いなく増えていますので、このようなケースではむしろ利用しないか、あるいは少しでも迷った人気薄馬は買った方が良いという見解です。馬単で言えば、軸馬に自信があるのであれば、馬単の流しの目の期待値はもともと全て高いと考えても良いはずで、人気薄の目の期待値が低いとすれば、それは軸馬の方に問題がある可能性が高いわけでして、そこに自信があるのであれば基本的には買った方が良いということです。つまり、買い目の期待値を形成している割合は、より人気の馬の方が比率が高いわけで、期待値を考えて切るのであれば、相手が人気馬でないと意味が無いということです。人気薄の目を切るということは、その軸馬自身の期待値もかなり切っているということになるわけです。もちろんそれを切ることで残った目の期待値がさらに上昇すると考えているのであれば、切っても良いかと思いますが、数百倍までなってくると、さすがにそこまで細かい判断はできないかと思います。

ただ、このような合成オッズを利用して細かく分割した買い目については、やはりサイト等で公開するのには向いていないですね。なかなか見づらいですし、買い目を見ただけでは何を買っているのかもよくわからないですからね。実際には買う馬と切る馬が明確に出ているのですが、伝わりにくいと思います。こちらについても3連単導入後に良い方法が見つかるかもしれません。個人的には、最終的には買い目自体を無くしてもいいのではないかと思ってしたりもしますので。予想と馬券のインターフェースについては、K氏からも貴重なアイデアを貰いましたので、ぜひ理想的な形で実現したいと思います。




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