TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




1999.11.27

TARGET frontier Ver1.30b(テスト版)を登録しました。やはり、JRA-VANの新仕様データへの対応がまだ一部でして、新しくTARGET frontierを利用しようとする方にとっては、これはとてもわかりにくいと思いまして、今回はテスト版として、既にユーザーになられている方々のみを対象として公開いたします。

新仕様データへの対応が不完全なのに、この時期に公開する意味としては、やはり来週から本格的に導入されるワイドへの対応がありますね。成績での配当表示や票数からのオッズ表示以外にも、PATではまだ買えなくても、競馬場やWINSで買った馬券を買い目画面で入力しているような方もいると思いますので、以前のバージョンでは、ワイド馬券の買い目を入力することも、結果を反映させることもできませんでしたが、今回のバージョンではそれらには対応してます。もちろん収支一覧画面や開催分析でもワイドに対応しています。

他にもいろいろと追加された機能はありますが、あと、新仕様絡みでは、地方競馬の成績を見ることができるようになりました。まだ見るだけです。馬データとか、レース検索、開催分析とかタイムランクには全く反映されていません。本当にただ見るだけです。

その他、結構機能を追加していますので、

あと、隠し機能ではないですが、便利になった(と自分では思っている)機能として、「最新の出馬表を開く」という機能ですね。メインメニューパネルの「出馬表」ボタンを右クリックすると、出馬表のファイル選択画面を飛び越して、いきなり最新の出馬表が開かれます。実は、年末になると、その年の出馬表のデータの数か多くなってますから、だんだんと出馬表のファイル選択画面が開かれるスピードが遅くなってしまうんですね。まあ、実は年が明ければまたかなり速くなるのであと1ヶ月間の辛抱だという話もありますが…。

さて、今日は、サンフレア、やってくれましたね。というかここに書かなかったのがちょっと悔やまれますが、実は相手のサムソンゼットが第1本線でして、しかもペリエを外してましたので、ゴール前はもうヒヤヒヤでしたね。サムソンゼットは、補正タイム的には最大99と100を超えておらず、他に100程度の馬が何頭かいましたが、選んだ決め手は、やはり関西馬であるということと、それから血統ですね。他には、やはり人気が無く、外枠だったというのもありました。

というわけで、明日ですが、ジャパンカップですね。はっきり言って全くわかりません。馬券も多分一応少しは買いますが、ほとんど買わないと思います。今年の場合やはり、日本馬がちょっと問題です。唯一勝負になりそうなスペシャルウイークが、ジンクス的に一度も来たことの無い天皇賞の勝ち馬で、さらに前走-16kgから中2週というのは、これだけでも基本的には切るパターンの典型ですからね。手は出しづらいです。しかも、2番人気ですのでなおさら手が出せない。他の日本馬も、どれをとってもちょっと足りないようメンバーでして、実力はともかく過去のパターンからのデータ的に見ると、スエヒロコマンダーしか残らなかったりします…。笑 で、一方外国馬ですが、こちらもアメリカとオセアニアが不参加という時点で予想する気力が半分失せてます…。1番人気のモンジューも、飛ぶパターンの典型ですからね、とても買えません。というわけで、ほとんど消去法的な予想で残ったのは、タイガーヒル、ハイライズ、フルーツオブラヴ、ボルジアの外国馬4頭です。とりあえずこの4頭ボックスは確定で。もちろん今回もオッズ的にはかなり大変なことになってますので、あと1頭、やはり日本馬も1頭は入れたいということで、先ほどのスエヒロコマンダーを入れておきますか。というか、スエヒロコマンダーを1頭追加しても、10万馬券が追加される程度なので買い目期待的には変化は無かったりしますが…。ううむ、とても当たる気がしないです…汗。まあ、どうせ外れるのならモンジューあたりが楽勝してくれた方がスッキリとはしますが。

さて、このレースは買えないので、他のレースをいくつか。京都7Rは、リトミコバンブーが同条件を勝ってますので人気でしょうね。ただ、斤量1k増を嫌ったのか、この乗り替わり、ちょっと引っかかりますね。というわけで、狙ってみたいのは同じ3K減でも宇田騎手の方のセンタースピーディです。なんやかんや言ってもやはりリトミコバンブーは強敵なので、ここはセンタースピーディの単狙いですね。連はオッズ次第ということでどうかひとつ。

京都8R、こちらも間違いなくロードクロノスが人気でしょうね。どうも京都でトニービンを買うのはためらってしまいますので、ここはエルウェーサージュの方から。相手もマーブルゼファーを狙ってみたいです。

京都メインは花園S。こちらもシャープウイットが人気でしょうね。ここも、といきたいところですが、さすがにシャープウイットは切れない。ただ、乗り替わりとか連闘とかありますし、しかも連闘明けの連闘なんですよね。使い過ぎだって。ということで、少々の不安がありますので、ボックスで行きたいと思います。もう1頭の関東馬のドゥーチェ、今日、前走でくだしたロードブライアンが楽勝してましたし、通用する力はあると思います。他では、アサカホマレ、シアトルブリッジ。

小倉は、昨日も書きましたが、未勝利馬を外しての1勝以上の馬のボックスで手堅く取れるところが多いと思います。今日もまさにそんな感じのレースが結構ありましたし。明日も今日のような感じで。



1999.11.26

すいません、ただいま追込み中です…。もうほとんど公開出来る状態なのですが、ヘルプを書いていたり、細かいところを少々直しています。まあ、競馬開催日中にバージョンアップするのも勇気がいることだと思いますので、競馬終了後の日曜日の晩に間に合うように登録することにします。これで一応ワイドには間に合いますね。まあ、PATが対応していない以上、以前のようにWINS通いが増えるのは間違いないので、折角対応してもあまり役立たないかもしれないのは事実ですが…。本番は4月からですね。

というわけで、もうひとつ。ホームページの方も更新したのでもうお気づきでしょうが、「TARGET THE ワイド」という本が出ました。現時点でもいくつかのワイド関係の本が出版されていまして、私もいろいろと見てみましたが、どれも話にならないような内容でして…。何かこれまでの馬連の馬券本に「ワイド」という文字を付けただけのものとか、過去のレースをワイドで買っていたらどうだこうだとか、あるいは、ワイドの配当が馬連の1/3くらいになると決め付けていたりとか…。というわけで、「TARGET THE ワイド」ですが、自分で書くのもなんですが、現時点でできる限りのことをしたつもりです。TARGET frontierを独自に改造して、データも山のように出して、いろいろと仮説を立ててシミュレーションしたりもしました。ほとんどテスト導入の福島開催の前に行ったのですが、だたい予測通りの結果が出ています。現状で持てるデータから、ありとあらゆる方向から分析した結果、ワイド馬券の正体がほぼわかりました。本書は、そのあたりについて詳しく説明しています。先んずれば人を制すではないですが、この情報時代の世の中、こういう新ルールは、いち早くマスターした方が利益が大きいのは間違いないです。この本を書いていて、いろいろとワイド馬券の特徴を解説していたところ、ワイド馬券の数多くの特徴は、それらのほとんどが、実はあるひとつの方向を差していることに気づきました。で、その方向にあったのがある馬券術でして、それについても詳しく説明しています。

現状でワイドに関してここまで突っ込んで書いた本や文章はまずないはずで、少なくとも一見する価値はありますので、機会がありましたらどうぞご覧ください。

ひとつワイドに関しての顕著な例がありますので、挙げておきます。多分皆さんが持っているワイドに関する先入観が少しは変わる思いますので。丁度テスト導入の福島開催が終わりましたが、全96レース中、ワイド馬券が発売されたのは92レース、配当数の合計は92x3=276個あります。このうち万馬券の数は?なんて野暮のことは聞きません。では、200円未満だった数はいくつだったでしょうか? そう、答えは、たった1つです。あれだけ安いといわれ続けてきたワイドの配当、決してそんなことはありません。もちろん馬場状態とともに荒れた福島開催ということもありますが、除外が多かったとは言え、ダート戦や一部芝コース、あるいは条件戦や新馬戦ではそれほど多くの頭数にはなっておらず、頭数的には、この先の中山の方が多くなりそうなくらいで、その分は平均配当も下がっているはずです。先週の予想で挙げた福島最終レースの結果でも、馬連が390円だったのに、ワイドは250円でした。1/3どころか1/2にもなってません。

で、この200円未満の配当の出現率は約0.4%、「TARGET THE ワイド」をすでにご覧になった方はわかると思いますが、福島開催前に行ったシミュレーションでも、実は200円未満の配当は全体の0.9%程度と推定してました。この開催がやや荒れていたとして、年間を通して、もっと少頭数のレースの割合が増えれば、だいたいこのくらいに落ち着くだろうと思っています。で、実はこの200円未満の配当が少ないという事実が本書で書いた馬券術の大きなポイントでして…、おっと、ちょっと書き過ぎてしまいました…。これから先は、本のほうでご覧ください。

というわけで、実は明日はまだあまり予想していません…。ちょと見ただけですが、東京6Rのアグネスデジタル、かなり堅いと思いますが、初ダートのホッカイチャオレンが、アフリート産駒なだけに単勝勝負はつらそうですね。軸としては一番良いとは思います。でも、人気でしょうね。

10Rは、新聞を見たらいまいち人気が無いようで、もっと人気になると思ったサンフレアを狙ってみたいです。連勝中で昇級初戦ですが、相手関係と血統を考えると、ここは絶好の狙い場だと思います。

京都6Rは、オースミダイモン、以下略。

京阪杯は…、メイショウオウドウにしておきましょう。サンデーですし。

中京というか、小倉は、開催替りですし、ケンでしょうか。ただ、この開催、4歳未勝利戦が無くなって、4歳の未勝利馬がかなり古馬500万下のレースに出てくるのですが、もちろんそれで通用してしまう馬もいますが、ほとんどはやはり1勝以上の馬で決まります。つまり、頭数の割には単純に指数通りに決まるレースが多く、未勝利馬に惑わされるのか、それでいて意外と配当がつく場合も多くて結構美味しいです。特に、3週目4週目と、この開催2走目の馬が多くなってくるとその傾向が強くなります。



1999.11.20

福島の馬場状態は、内がやや良くて、中はボコボコ、外ラチ近くまで行けばまあまあ、という感じですね。ただ、これも明日にはまた変わっているかもしれないですが…。と言っても明日で終わりですが…。

今日は、トパーズSのコンメンダトーレ、え?なんで2番手走ってんの??という感じでした。ううむ、相変わらず安勝恐るべし…。

東スポ杯3歳Sは、マチカネホクシンが一応3着には来ましたが案外でしたね。前走の結果から完全にトップコマンダーとは勝負付けが済んでいたと思いましたが、これにも負けてますからね。3歳戦は難しいです。

というわけで、明日ですが、福島は最後ですね。その最後を飾る12Rは、1000mダート、珍しく平場の500万下です。最後なので、ドリームライフとキクカガイセンの1点で行ってみますか。ううむ、何倍つくかちょっと楽しみです。

東京8R、ここはアマートビクトリーでしょう。500万下であれば、内枠で逃げられれば、東京1200mダートならかなり有利です。出遅れたら終わりですが…。補正タイム的には、いい勝負の馬とかやや上の馬も何頭かいますが、このアドバンテージでなんとか粘って欲しいところです。相手としては、逃げ差し典型パターンとして、フミノネプチューン、マッケンロイヤル、グローバルタイガー当たりですね。特にペリエは要注意です。オッズによってはペリエからのタテ目も。

9Rはペリエのトウキュウアビーとワールドウッドが本線ですね。あと面白そうなところでは、エリモサファイアですか。まだ怪しい馬は何頭かいますが、人気的にこれ以上は手を広げられなさそうなので、この3頭ボックスで。

東京メインはトップハンデですがシャープウイットですね。ううむ、なんかペリエばっかりかもしれない…。まあ関東の有力どころの騎手は京都に行ってしまってますからね。しょうがないところですか。相手も、ユウシャとタイフウジョオーの2頭でよいでしょう。

京都は、とりあえず6R注目ですね。買うかどうかはわかりませんが、休み明けの前回もここに書いたと思いますが、ダイシンシルビアに注目です。

続く白菊賞も注目です。馬券は別にして注目は、アイビーS5着のモンタナウインドです。

9R、ちょっとメンバー揃いましたね。一応狙いはマイスプリームリーから。相手はマンリーパースン、ナリタワールド、シンコウカリビアン、プライムチェアー、トシマキバオー。特にマンリーパースンは注目で、できればこちらからも買いたいところです。オッズ的に買えなければ見送りかも。1頭削れれば買えるかな。

さてさて、最後はマイルチャンピオンシップですね。狙いはエアジハード。今年は、バリバリのスプリンターはいないようで、流れは少々落ち着きそう。多分キョウエイマーチの単騎はほぼ確定ですね。ですが、京都のマイルで逃げ馬を買うのはそれなりの勇気が必要。流れ的には、買うならむしろ番手あたりが良いはずなので、ということで、相手は、ビッグサンデー、ブラックホークの2点が本線で、押さえはキングヘイローへ。これで買い目期待値が300%程度なので手を打つことにします。ただ、先週に引き続き、今週もまた単勝がやや美味しそうな雰囲気。場合によっては、メジロドーベルの単的中分をそのままエアジハードに入れてコロガすかもしれません。これは単オッズ次第です。



1999.11.19

仮柵を外した福島でしたが、日曜日にはもう終わってましたね。まあそれ以前は外の方が良かったという状況でしたが、土曜日は内が良くて、日曜日にはどこも同じようなもん、という感じですか。ただ、騎手にも当然内・先行有利の思惑が強く働くために、結果的にペースが速くなっていた感じはしますが。というわけで、今週もどんなものなのかは見てからでないとわからないですね。ですが、この福島も今週が最後ですか。ううむ、これで少しは楽になるかもしれないです。

というわけで、福島の前日予想は避けておいて、東京、と行きたいところですが、6〜8Rのダートも、一応狙えることは狙えるのですが、配当的には面白くないのでパスしておきます。東京は芝ですが、メインがなかなか面白そうですね。まあ3歳戦なので、何があるかはわからないですが、一応軸はマチカネホクシンでいいでしょうね。で、相手ですが、トップコマンダーへ行ってしまうと全然面白くも何ともないので、ここはマイネルトランプを狙いたいですね。トニービンは東京得意というのもありますが、牡のトニービンが、3歳の夏の芝の1200mを勝つというのはなかなか珍しいことでして、まあこれが強さなのか、たまたま早熟だったのかのどちらかだと思いますので、東京替わりも含めて狙ってみたいと思います。あとはこれと言って面白そうな馬はいないので、連で3.5倍以上つけばトップコマンダーを押さえることにします。

京都は、6Rのオースミタイカンを狙ってみたいですね。鞍上は武豊ですが、人気はいまいちみたいですし、この京都替わりは絶妙だと思いますので、ここが狙いですね。ダメなら年明けの京都かな。

8R、ううむ、トウカイティアラ。休み明けがどうかですね。馬体重が減っていただけに1走は静観が正解かも。一応当日の状態とオッズと相談して決めます。
京都メインも武豊鞍上のマッドマックスに期待ですね。単とワールドクリークへ。もう1頭買うなら、斤量と人気でマイシーズンの方ですね。

今日挙げた馬は、ただいま連続開催だというのに、みんな前走は違う競馬場で走っていたというところがポイントですね。あ、マチカネホクシンは除いておいて下さい(このレースはむしろ岡部の方ですね)。連続開催で、前走が同じ場所だと、実力と人気の相関関係は結構高くなってしまいますので、期待的には美味しくはなくなってしまいます。キッチリ本命狙いというのであればそれはそれで良いとは思いますが。ただ、他に一発ありそうな馬がいると、本命勝負というのはむしろ危険な場合もありますので、それなりの覚悟を決めてからでないと。ワイドであれば1頭なら大駆けを食らっても大丈夫なんですけどね。

さて、開発の方ですが、どうやら強制的に来週中に公開せざるをえなくなってしまいましたので、間違いなく来週中、多分週末にVer1.30を公開すると思います。ただ、機能は当初の目標までは届いていないと思います。ただいま最後の追込み中。ヘルプも書かないと…。ただ、また年明け直後くらいには新バージョンを公開すると思います(2000年対応確認後)。こちらは、バグが無ければ、その次は4月のPAT対応明けくらいですね。ただし、テスト版は不定期で入るかもしれません。それにしても、はやくPATでワイドを買いたいものです。PAT+ワイド、これは実はかなり強力だったりしますので。



1999.11.13

ううむ、サンフォードシチー、あっさり来てしまいましたね汗。それから京王杯3歳Sは、あの馬に負けた2頭で決まるとは…。2頭ともチェック馬にしてあったのですが…、もちろんダートのチェック馬でしたので、買ってない…。ダイワカーソンの方は、以前にも書いたのですが、初戦はペース自体が緩かったので、着差ほどの力は無いと思っていたのですが、ううむ、難解です。北海道組はいまいち弱いようで、今年の3歳戦は、まだまだ本命不在ですね。アグネスデキシィにしても、ダート2戦2勝のまま朝日杯に直行するという話なので、はっきり言って本番でも取捨には悩みそうです。例年なら比較的堅い傾向のある朝日杯ですが、今年はちょっと荒れるかもしれないですね。

さてさて、明日ですが、というか、今日の福島の芝、仮柵が外されたそうで、はっきり言って予想がかなり簡単でした。もういい加減荒れ放題で、しかも、展開的にも、内回るか外回るのかも走ってみないとわからないので、福島の芝のレースの予想自体をやめていたのですが、仮柵が外れたおかげでかなり楽な予想になっています。内有利、逃げ・先行有利で、ここ最近によくあったパターンの、3〜4角まくりとか、外から追込むというパターンは完全に消えてます。直前にちょっと予想して買っただけでしたが、5戦して3勝、しかも外した2つもヒモ違いでして、それでいて配当の方も結構良いので今がチャンスかもしれません。

というわけで、福島の方はみなさん勝手に予想して下さい。笑

東京の根岸Sは、枠順確定前にはセレクトグリーンで勝負しようと思っていたのですが、この頭数の8枠はちょっときついですね。東京1200mダートは、スターとしてコーナーが近いので、多頭数で外に入った場合、逃げ・先行馬はかなりのハンデになったりします。しかも、出ている面子のほとんどが逃げ・先行馬という恐ろしい組み合わせでして、これを外から1番人気を背負って先行するというのはかなりつらいと思います。ただ、陣営のコメントを見たところ、今回は控えるという話もあるようなので、人気背負っているからと言って、あまり早仕掛けにならずに、そのあたりのところを田中勝春騎手がちゃんとわかって乗ってくれれば、2着以内は間違いないとは思いますが…。やはりちょっと心配なので、ボックスで狙うことにします。このメンバー構成から考えると、かなりのハイペースが予想されるので、1200よりは長めの距離適性があって、しかも先行して粘れるような脚質が一番合っていると思います。というわけで、指数も含めて考えるとやはりビーマイナカヤマでしょうか。それから唯一の差し馬というか追込み馬のコンメンダトーレ、そして、内の逃げ馬としては、やはりペリエ騎乗のトキオパーフェクト。ガーネットSで、ゲイリーコンドルと激しい先行争いを演じて、結果的にこちらが先着してますので、枠順もありますが、あえてゲイリーコンドル外してこちらを狙ってみたいと思います。というわけで、一応この4頭ボックスで。コンメンダトーレが人気が無いということで、4頭ボックス6点買いでも買い目期待値は500%超えてますね、オッケーです。

で、最後はエリザベス女王杯。軸はメジロドーベルで問題ないでしょう。たとえG1と言えども、牝馬限定戦では崩れたことがないので、軸としては最適だと思います。ただ、相手が絞れないというか、人気を考えると絞りづらいので、ここは場合によっては単勝勝負に出るかもしれません。一応ヒモの候補としては、やはりファレノプシスが一番手。他では、エガオヲミセテ、マイネエルザ、テンザンキラリあたりへ。エリモエクセルは、この人気だと外したいですね。買うとしても押さえまでです。



1999.11.12

明日発売の競馬最強の法則にも載っていますが、先日からちらっと書いていたワイドの本がいよいよ今月末の11/25に発売されます。自分で言うのもなんですが、中央競馬で、ワイド導入以前にこれだけワイドについて詳しく分析した本はまず無いと思います。ワイドは、かなりいろいろな特徴がある馬券で、本当に面白いです。そして、その様々な特徴を最大限に生かした馬券術も見つかっていますので、あとは実戦あるのみです。詳しくは、また今月末あたりにでも…。

というわけで、本の方が終わってからはひたすらfrontierの開発をしてまして、とりあえず、現時点での対応状況は、まずは新仕様の成績と票数は終わりました。ワイドの票数は新設なので、これは別データとして登録しています。成績の方は、基本的には旧仕様にコンバートして保存、そして、追加されたいくつかのデータを別ファイルにして保存しています。別ファイル分は、ワイド配当、枠連・馬連・ワイド配当の人気順、各馬のブリンカーの有無、見習い騎手ですね。あとは、コースレコードが成績データ内に詳しく入ることになったので、毎回レコード情報を別データとして更新することにしました。つまり、レコードデータ専用のファイルが作られます。そして、新画面として、コースレコード一覧の画面ができました。あと、地方競馬の成績もすでに提供されているのですが、現時点ではこれは未対応です。あとは、新仕様の抹消馬データに対応しました。これは単なる新旧変換です。まあ、今のところだと、このコースレコードと、それからワイドオッズですね。この2つが大きなところでしょうか。ワイドの方は、開催分析やもちろん買い目画面も対応済みです。と言ってもPATが未対応ではあまり意味が無いですか。票数画面の人気順画面では、馬連とワイドを並べて表示するようにしてまして、各目ごとに、どちらの売り上げ比率が大きいかとかわかったりします。

で、一応今月末に一度公開すると思います。正式版になるかどうかは未定ですが、正式版だとしても、次のバージョンはまたすぐだと思います(年明けくらい?)。で、あと2週間ほどですが、一応地方競馬の成績と新仕様の特別登録あたりにまでは対応しようかと思っています。それから、以前作成した馬券シミュレーション機能の方は、実用レベルには達しているのですが、細部が未完成だったりしますので、もしかしたらこれはとりあえず非公開になるかもしれません。場合によってはテスト公開機能というような扱いにするかもしれません。

新仕様関係で残る最大のポイントは競走馬ですね。騎手・調教師や出馬表はほぼ大丈夫なのですが、競走馬だけはちょっときついかもしれません。この目処が立つかどうかが一番の問題ですね。これがクリアできれば現バージョンからの移行の土台の部分は完了ですね。あとは、年間スケジュールデータ、対応したいのですが、データがまだ登録されていない…。たった1行のサンプルでは対応は無理です。登録してくれなきゃ対応はできないのですが…。>JRA-VAN

で、明日ですが、本当に買う馬がいないです。面白そうなレースはあるのですが、現時点では狙えそうな馬がいないという感じですね。あとは、オッズ次第。

福島9Rの伊達特別は、指数をみればわかるのですが、なんでこんなにレベルが高いの?という感じですね。馬はとても絞り切れない感じなのですが、この時期の福島にして珍しくレベルが高く、もう福島も終わりですから、このレースの後の他場のレースで、何頭か間違いなく穴をあけてくれる馬がここから出てくるはずです。という気持ちでこのレースは見ておくといいと思います。年末、波乱のレース発生、をを、なんだこの人気薄の馬は?と前走を見たら伊達特別だったということが何回かあるかもしれません。

で、続いては東京8Rですが、こちらも似たような感じというか、レベルはされほど高くはないのですが、東京1400mダート向きの馬が多いというかなんというか…。これもちょっと見物ですね。馬券はとても買えないです。

買えない最後は京都のメインの大原Sですね。ここはなんというか本当によくわかりません。サンフォードシチーが1番人気なのでしょうか。昇級初戦で、しかもハンデ56キロ、この距離でこの脚質だととても軸では買えませんね。面白そうなのはやはりオースミリンドでしょうか。ハンデを考えると良いかもしれないです。あとは、新聞見たら全く人気がなさそうなトーワラノビア、本当にこんなに人気なくて大丈夫なんでしょうか。それからタマモスオード、トップハンデだけのことはありますよ。サンフォードシチーよりは間違いなくいいと思いますが…。ううむ、あとはアガペー、久々に得意の1400mですが、さすがに51キロでも来ないですよね。ううむ、他にもなんか怪しい馬はいますので、やはりとても買えないか…。でも折角挙げたので、オースミリンドとトーワラノビアとタマモスオードのボックスで見物することにします。




1999.11.6

明日は面白いダート戦が2つ…、3つ、4つかな。コロガシでもしてみますか。コロガシにすると、買い目期待値が低めでも買えますし、予想する時点でも安全策に出られる場合(単複とか)もあるので、それはそれでまた違った感覚の予想の面白さがあったりします。狙うダート戦は、東京の8Rと11Rと、京都の7Rと9Rです。ううむ、時間的にも十分コロガセますね。しかも、最初の方がどちらかというと自信が無いレースが多いのもいいですね。

というわけで、まずは京都7R。私の結構好きな3歳のダート戦です。ちょっと頭数が多いのがいやですが、3歳というか4歳限定でもですが、この時期のダート戦は、ダート戦ではオープン級という馬も必ずいたりしますので、それを見つけるのがまた楽しみですね。というか、こういうレースで上位に来る馬は、古馬と混合のレースになってから、またダート戦で活躍する時期に穴をあけてくれたりするので、見ておく価値は十分にあります。さて、予想の方ですが、この時期の最大の問題は、やはりダートを走ったことの無い馬をどうするかですね。近年では、Mr.Prospector系種牡馬の仔が、ダートを席巻してますので、基本的にはまずこれにマッチしているかどうかですね。あとは、マル外で要注意というところでしょうか。その他では、芝での成績や先行力あたりを見ますね。ですが、よほどのことがないがぎり、初ダートで、軸にするようなことはないですね。買うとしてもヒモです。まあ、今回はそういうことをあまり気にしなくても良さそうなんですが…。それにしても、ダートでちぎって勝ち上がった馬が結構いますね。しかも、ダートは1戦だけという馬も多いし…。やっぱり、ちょっと難解です。ただ、人気になりそうな馬はわかりますので、ここはそれを避けて、ツルミカイウンを軸に狙ってみます。オッズにもよりますが、基本的には単が勝負。あとは、高指数馬と、血統的に気になる馬へ何点か。一応2番手評価は、アグネスデジタルですね。あ、でも全然自信ないです。どちらかというと、今後のために。

つづいて、東京8R、こちらは東京ダート2100mですね。このコースでの狙い方は、以前にも書きましたので、それはパスして、狙いだけを書くと、軸はコアレスヒーローデスネ。アルファメガとどちらかにするか悩むところですが、安定度で、こちらにしておきます。他にも怪しい馬が何頭かいますので、はっきり言って、こちらも自信はそれほどないです。ううむ、ワイドならこの1点でいいという感じですか。

で、次は京都9R。ここは、前走で爆裂したケイアイマイウルト、シャンハイブルースですね。ここもどちらを軸にするか悩みましたが、芝でのキャリアの多さを重視して、ケイアイマイウルフですね。もう1頭買うとしたら、藤森特別の上位なのですが、脚質を考えて、スターバイオレットにしておきます。

さて、最後は、東京11Rのブラジルカップですね。軸はもちろんミヨノショウリ。前走は、セレクトグリーンとの勝負でしたので、負けはしょうがないです。相手は、ユウシャ、マンダリンスター、ハセノスパークあたりへ。さて、どうなることやら…。

というわけで、残るは菊花賞ですね。3強の牙城はかなり堅そうです。もちろん軸もそこから取りますが、3頭のボックスで買っても200%弱はあるので、買えないことはないのですが、それだとやはり予想とは言えないので、ここは、ナリタトップロードから入ります。もちろん相手本線は2頭。ただ、もしアドマイヤベガが1番人気になったら軽視して、テイエムオペラオーとのほぼ1点で行くかもしれません。下のは武豊の秋のG1の人気別の成績です。期間は生涯です。

【騎手】武豊            << 人気別集計 >>
集計期間:871108 〜 991031
------------------------------------------------------
区分      着別度数      勝率  連対率複勝率単回値複回値
------------------------------------------------------
1番人気  3- 5- 2-12/22  13.6% 36.4% 45.5%    34    60
2番人気  3- 7- 2- 5/17  17.6% 58.8% 70.6%    67   107
3番人気  1- 1- 1- 4/ 7  14.3% 28.6% 42.9%   121    97
4番人気  2- 1- 1- 5/ 9  22.2% 33.3% 44.4%   136   132
5番人気  0- 1- 0- 6/ 7   0.0% 14.3% 14.3%     0    67
6番人気  0- 0- 0- 3/ 3   0.0%  0.0%  0.0%     0     0
7番人気  0- 0- 0- 6/ 6   0.0%  0.0%  0.0%     0     0
8番〜   0- 0- 0- 7/ 7   0.0%  0.0%  0.0%     0     0
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と、こんな感じです。もちろん1番人気での成績は、そこそこありますが、でも、どう見ても2番人気の方がいいですからね。今年のG1もまさにこんな感じになってますし…。まあ、もちろんこれだけではなくて、もともとダービーと菊花賞の連覇というのはなかなかなくて、やはりこの2つのレースは、かなり性質が違うもので、両方を勝つのは、それはもう3冠馬というレベルが必要になってしまうようです。もちろんアドマイヤベガにその可能性が無いとはいいきれないのですが、やはりせいぜい2着止まりだろうという予想です。さて、一応第4の馬を挙げておくと、やはりペインテドブラックですね。とりあえず、ナリタトップロードからこれらに3点買っても、300%は超えてますので、この3点で勝負です。



1999.11.5

やっと本の方が終わりまして、これから開発に集中できそうです。というわけで、土曜日の予想はあまりできていませんし、面白そうなレースもないようなので、パスしておきます。

で、福島のワイドの方ですが、手応えは確かにあったのですが、如何せん、今の福島は、芝のレースはまともに予想できないので、買うとしたらダートがメイン、しかもダートも1日4レースほどしかないので、全体としてはレースを選ぶということも難しく、ワイドが初発売ということもありますので、いろいろとテストをしていたら終わってしまったという感じです。個人的には、やはりレースをもうちょっと選べないとつらいですね。ですから、やはりPATで買えるようにならないと本領を発揮できないかもしれません。しかも、年末から春までって、ほとんどローカル開催は関西ですから、WINSに行っても東京か中山しか買えないんですよね。ううむ、できるだけ多くのレースを予想の対象としたいとすると、関西遠征しないとならないですね。毎週遠征しますか…。

というわけで、菊花賞です。やっと堅く決着しそうですね。





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