TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2001.10.26

いや〜、クロフネ強かったですね。1000m通過57.7秒を馬なり2番手で追走、上がり35.6で1.33.3というのはまともじゃないですね。3歳で57キロでこのタイムですから、多分、現状、いや過去も含めて最強かもしれません。まあ結果的に言えば、元々はダート馬だったということでしょうか。それが能力だけで芝を走っていると評価した方がいいかもしれません。あとは、今回が外枠で砂をかぶらず揉まれない流れだったので、その部分だけが心配ですが、まあ能力が違うのであれば、無理矢理でも先行するという手段も可能だと思いますし、今後はダート路線で面白いレースを見せて欲しいところです。

というわけで、ここのところ、どうも予想が裏目に出ているようで、調子が戻るまではちょっと控え目に行きたいと思います。

ですが、明日は買えそうなレースがほとんど無いので、天皇賞の予想だけ簡単に。今回の天皇賞、頭数も少なくと逃げ馬もサイレントハンター1頭に絞れますので、基本的にはスローになりやすいと予想できますが、サイレントハンター自身が大逃げを打つ可能性もありますので、その場合でもやはり2番手以降のペースはそれほど速くはならないと思います。ただ、先行できたり早目に動ける有力馬が多いので、仕掛けはある程度速くなる可能性があり、一瞬の切れ味のような馬にはきついと思います。基本的には先行してバテない馬、あるいは末脚の持続力がある馬ですね。まあ穴馬を挙げるのであれば、それを更に後ろから差すタイプになると思います。3強、それぞれ対応できる能力も実績もありますが、ステイゴールドは年齢的に、メイショウドトウはローテーション的に割り引き材料がありますので、やはり軸はテイエムオペラオーです。残り2頭に流しても期待値は230%程度で他は買えなくなってしまいます。この2頭はやや不安材料がありますので、2点勝負はちょっとしんどい。他に馬連でイブキガバメント、ロサード、トーホウドリームへという穴もおさえておきたいところなので、これにメイショウドトウへの馬連の4点買いにしておきます。250%程度ですね。最終的なオッズは当日の天候でも変化しそうなので、場合によってはオペラオーの単勝というのもあるかもしれません。最後まで現状の2.5倍あれば買いたいところです。



2001.10.26

荒れると思った秋華賞が堅く、堅いと思っていた菊花賞が大荒れ。まあ秋華賞が荒れた時点で、そういうことも確かに頭をよぎったのは事実ですが、菊花賞のところで書いたように、3強が3頭とも飛ぶ可能性はまず考えられませんでしたから、この馬券はどう転んでも私には取れない馬券でした。そのせいか、少々勝負をしていましたが、外れても悔しいという感じではなくて、これも競馬だね、という言葉が思わず浮かんできたというのが感想です。まあ競馬に絶対は無いという言い古されたことなのですが、それでも一応の反省点としては、やはり芝、しかも長距離は勝負するには危険なレースということでしょうか。個人的にはやはりダート、しかも短距離がいいです。

というわけで、明日の東京のメインはダート、しかし、外国馬はいるし、初ダートのG1馬もいます。ちょっと不確定要素が多いですね。まあたとえ不確定要素が大きくても、その部分が人気になっていて、しかも切れる要素があり、他に狙える馬がいるようであれば期待値的には買えないことはありません。その初ダートのG1馬のクロフネですが、3歳馬で57キロ、条件的にはちょっときついですね。NHKマイルCを勝ってダービーを負けたことで、マイラーという評価も出てきたりしているのですが、それ以前はまちがいなく距離は2000m以上で、それ未満だと大トビなだけに忙しすぎるという評価だったはずです。まあ今回はダートなんで、それほどは忙しくは無いと思いますが、フォームの方は向いていないという感じもしますね。こちらも東京コースということでギリギリでしょうか。個人的にはこんな評価なんで、1〜2番人気になるようでしたら、切って他の馬で買ってみたいです。ただ、他もそれほど中心視できる馬がいないので、プリエミネンス、エンゲルグレーセ、スターリングローズ、トーホウダイオーのボックスで。もう一方の不確定要素のサインオブファイアの方は、人気がちょっとわからないので、人気が無いようでしたら加えてみます。

残りも東京だけなので、簡単に。6Rはシンボリメンフィス、7Rはショウナンザビーチとウイングラシアス、8Rはテンザンサクラ、9Rはシベリアンメドウとグラスボランチ、10Rは再度フサイチタイタンですね。




2001.10.20

菊花賞です。先週の秋華賞とは一転して堅いレースとして有名ですね。まあ1番人気の連対率はそれほど高くはないのですが、1〜3番人気まで含めれば、その占有度はものすごく高くて、過去15年間の連対馬の2/3は3番人気以内です。この3頭が全て飛んだのは15年で1回だけ、それも15年前だけですね。まず軸はこの中から探すのが基本でしょう。しかも今年は3強といわれる状態ですから、まずなお更でしょう。まあそれでもどうしても他の馬から入りたいという場合には、相手はこの3頭だけで十分ということになります。

上位3頭の人気を確認するとちょっと違和感ないですか? 1番人気はやや抜けてジャングルポケットですが、これはやはりダービー馬という勲章が大きいのかもしれません。まあ走りを見てもまだまだ成長途上という感じがしますので、上積み期待というのもあるかもしれません。ただ、そういう馬が必ずしも次回までに成長しているとは限らないわけで、これに関しては単純に期待の部分での人気ということになりますね。もちろん全く成長していないという可能性も低いとは思いますが。この馬に関してのマイナス点は、ローテーションですね。あまり無いパターンです。あとはトニービン産駒ということでしょうか。トニービン産駒、京都2400m以上のオープンクラス以上のレースでは、未勝利だったりしますので。

2番人気はダンツフレーム、この馬に関しては、まあ成績の安定度と、あとは武豊への乗り替わりの評価でしょうか。個人的には、菊花賞に向いているブライアンズタイム産駒というのが大きいと思っていますが。この馬のマイナス点は、少なくとも過去15年のデータでは、菊花賞で乗り替わって勝った馬はいないというところですね。まあ2着は結構いますが。

そして3番人気はエアエミネム。前走と前々走で上位2頭をそれぞれ完封しているのですから、1番人気になってもおかしくはないのですが、こちらはG1実績と距離への不安ということでしょうか。まあ3歳の早い段階から2200mに対応していますので、距離は大丈夫だと思います。個人的にはむしろ鞍上が心配だったりしますが…。あとは、展開的には多分マークされる形になる可能性が高いのが気になりますね。人気は3番目でも、上位2頭からすれば、すでに負けていますので、この馬がやはり相手だと思っているはずですので。

というわけで、これらの点をいろいろと検討した結果、軸はダンツフレームです。この馬の実力と武豊への乗り替わりを評価して、連対圏内でという狙いです。まあ武豊も初騎乗ではありませんし、他の2頭のうちどちらかの不安要素が出れば、ほぼ確実に2着以内は確保してくれるはずです。まあ2点流しでも300%を越えてますから、それでもいいのですが、この相手2頭、少々不安ですので、あと、テンザンセイザとアグネスゴールドを加えて馬連で4点流しにしてみます。4点で260%、まあギリギリですね。今年の菊花賞で買う馬券はこれだけですね。

菊花賞で長くなってしまいましたが、他の面白そうな馬も少し。東京7Rのニシノカメリア、8Rのケイアイタンゴ、メインはタガノサンデー、京都9Rのコマンドスズカ、最終はケイズヒーロー。



2001.10.19

今週はいよいよ菊花賞、まあ以前とは開催時期が変わっているわけですが、やはりこのあたりに来ないと本格的なG1シーズンとはいえないですね。そういえば先週秋華賞は見事に外れてしまいましたが、あれだけ堅いと買えないです。自分の予想方法としては、ある程度荒れる前提条件が揃っているのであれば、堅い予想をするくらいなら買わないという判断になってしまいますからね。まあ先週書いた通り自信が無かったのでこれくらいで許して下さい。というわけですが、今週の菊花賞はさすがに堅そうですね。詳細は明日ということで。

その前に明日の予想ですが、明日は面白そうなレースはないですね。ひとつだけ挙げれば、京都9Rのキクノグリッターくらいでしょうか。相手はアルアランが本線で、あとはナムラマリオン。この2点で。

他は買うレースが無いので、一応新潟メインのカブトヤマ記念の予想でも。軸はバンブーマリアッチですね。まあ買い方としては4頭ボックスなので、軸も何も無いんですが…。相手は、メジロロンザン、マイネルブラウ、ツジノワンダー。一応この4頭のボックスで。通常なら福島で行われるカブトヤマ記念ですが、今年は新潟です。トップハンデ馬とか1番人気馬の不信も有名ですが、今年は新潟ですし、特に新コースなので、そのあたりがどうかと思います。というわけで、1番人気はどの馬だかわかりませんが、一応トップハンデ馬は買い目の中に入れてしまっています。




2001.10.13

ここを読んでいる皆さんは、ほとんどの人がTARGETを使っていると思いますので、過去5回中4回万馬券とか、サンデーサイレンス産駒の大不振、片やダンシングヴレーブ産駒の好適正、このレースだけではなく、京都内回り2000mのコース適性からも、ダンシングヴレーブ産駒が買いで、サンデーやトニービン産駒が買えないというようなデータは、詳しくは紹介しませんのでまあ皆さん調べてみて下さい。

このレース、一昨年のブゼンキャンドルのときは、ここにも予想を書いて当てていまして、そのときの予想の根拠となっているのはこの京都の内回りの2000mという独特のコースです。ただでさえ直線の短い内回り平坦コースで、毎回多頭数のレースになりますので、4角で外に振られるようならほぼアウトです。もちろんそれを見越して全般的に早仕掛けになる傾向が高く、そのために3角手前くらいからのロングスパートになることも多く、結果的に前に辛い流れになるレースが多くなります。そのために、平坦で直線が短いにもかかわらず差し馬や追込み馬でも届く場合があります。ただ、先程書いたように、4角で外に振られたらまずだめですが…。差し馬は、内をつくか、やや縦長の展開になったような場合のみですね。運に左右される可能性がかなり高く、人気馬で狙うのはやめた方がいいですね。こういうコース形態からも、スローで脚を貯めて瞬発力で勝負するような馬にとってはきつい展開になることが多く、サンデー産駒が不振なのもその辺りが原因だと思います。

個々の馬について詳しく書いているときりがないので、ここからは簡単に書いておきます。週初めあたりまでは、血統からもテイエムオーシャンから入ろうと思っていたのですが、1番人気であるということと、休み明けであるということから、評価を大きく下げておきます。で、いろいろな理由で馬を消去して行くと、人気馬がほとんど消えてしまうので、買い方としては、人気薄馬のボックスですね。となるとあとは5頭ほどに絞れば多分買えると思いますので、一応評価順に挙げてみると、シルキードルチェ、タイムフェアレディ、ムーンライトタンゴ、サクセスストレイン、ドリームカムカムの5頭が残りました。オッズは…、ムーンライトタンゴとドリームカムカムの組み合せ以外は全て万馬券、しかも1点目は10万馬券だったりしますので、一応これにテイエムオーシャンも加えて、点数が15点と多くなりますが、それでも630%ありますので、これで行きたいと思います。長々と書きましたが、実は自信は全くありません。

いゃ、それより明日は京都最終のロードプリヴェイルのレースの方が楽しみですね。着差的に言えばそろそろギリギリなんですが、まだ強くおったわけではありませんので、もう少し期待できると思います。一応ここからで、相手は1枠2頭が面白いですね。あとは前走同様の展開になった場合を考えて、ダブルハピネスまで。




2001.10.12

今週が秋華賞、そして来週から菊花賞、天皇賞…、と続いて、いよいよ秋のG1シーズン本格突入なのですが、私の方は今はプログラミングに明け暮れています。現在作っているのは例の戦歴・レース検索での前走データからの集計の部分なのですが、まあ技術的な部分はすでに全て解決しているのですが、何せ集計項目がかなり多くなってしまって、それらに関してデータ分離や出力やらソート関係とかいろいろと作らないとならないので、単純に時間を取られてしまっています。テストに関しても、それぞれがいろいろと絡む機能がありますので、パターンがかなり多くなってしまい、時間だけがかかる状態ですね。まあでも今月中にはなんとかしたいとは思っていますが…。現状で実現できている集計項目を一応挙げてみると、ローテーション、前走場所、騎手・乗り替わり、前走人気、前走着順、前走クラス・昇級・降級、前走レース、前走斤量・斤量増減、、前走距離・距離伸縮、前走脚質・PCI、前走馬場状態、前走コース、前走馬印、前走頭数ですね。まあそれぞれの項目にさらに細かい分類があったりもします。また、同時に次走の一覧もできるようになりましたので、ある特定の条件下で好走した馬や逃げた馬が、次走はどういう成績を残しているかとかも簡単に調べることができるようになっています。

ということなのですが、一応予想なども。荒れる秋華賞は明日ということにして、まあ今も開発中だったりしますので、簡単に書いておきます。明日の東京はやっと頭数が落ち着いてきましたね。本当は絶好の狙い所かもしれません。まずは東京10R、ここはマンノチャンピオンから。相手は勝浦のジョイアサーティンですね。一応これが本線です。他では、エアコルサバード。

続いては東京メインはゴッドオブチャンスから。まあ人気でしょうが、東京1400mに一番マッチしているのはこの馬だと思いますのでしょうがないですね。相手はキクカグロリアス、ナリタダイドウ。

東京最終はショウナンマインドから。相手は岡部のベルモット。全体的にちょっとレベルが高そうなので、手を広げるときりがないそうなので、一応この1点で。

京都メインは買うとしたらダイワファルコンになってしまうので、多分かなり人気でしょうからパスですね。ということで、最後に新潟メインのトーセントモサンを挙げておきます。本日はこんなところで。




2001.10.5

先週は、G1の方は完敗でしたが、最後に挙げたレースが、ヒモに人気薄の馬が来てくれたおかげで万馬券的中でしたので収支的にはその前に勝負がついてしまいました。連勝が万馬券というのも嬉しいのですが、個人的には単勝が10倍以上ついてくれた方が嬉しかったですね。ここを読んでくれた方で取った方も多かったようで、これもまた嬉しい限りです。

というわけで、明日からは開催替わりで東京と京都ですね。この開催から3歳の未勝利戦が無くなるために、他の条件のクラスのレース、特に500万下のレース数が増えます。もちろん各クラスに所属する馬の数自体はそんなにかわりませんので、結果的に1レースあたりの頭数が減り、比較的少頭数のレースが多くなるのがこの時期の特徴なのですが、明日のレースを見てみると頭数はやや落ち着いていますが、少頭数のレースはそれほど多くはないですね。やはり全体的に現役馬の頭数が多くなっているせいでしょうか。

東京は、開催替わり、芝も良いということもあってか、最初は前残りの予想が基本ですね。ですが、明日の東京はあまり面白そうなレースがないです。一応最終のダート戦を挙げておきます。軸はディーバ。石崎騎手ですので、積極的なレースをしてくれると思います。相手はワシントンジョージ。この馬はやや間隔があいていますので、仕上がっていればこの1点なのですが、一応他も少し挙げておくと、ホンモノ、ニシノエルハーブ。

最後に京都のメイン。軸は連闘ですが、スターリングローズから。相手本線はロッキーアピールですが、こちらも久々なので、他ではスリーサンナイナー。あとはクロッサンドラでしょうが、こちらは初遠征にもなりますし、人気でしょうから買ってもおさえですね。まあこれを買うくらいなら穴でシアトルフレームやサンライズマーチの方が面白そうです。一応この2頭にはロッキーアピールからのタテ目も。

というわけで、本日はこの辺で…、じゃなくて、明日は場合によってはちょっと書けないかもしれませんので、日曜日の重賞もちょっと書いておきます。毎日王冠は上にも書いたように前残りが基本なので、まあ、逃げるのはサイレントハンターかもしれませんが、狙えそうなのはマグナーテンでしょうか。あと京都大賞典は多分予想しても買えないオッズなので、パスしておきます。ではまた。




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