TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2002.5.25

ダービーですね。人気的にはタニノギムレットが他を離して1番人気になっていますし、過去のダービーの傾向からも1番人気はかなり信頼できるので、一見固そうに見えるのですが、実際にはかなり難解なダービーになってますね。タニノギムレットに関しては、NHKマイルCを使っていなければ、消す要素はほとんど無かったりするのですが、やはり問題はローテーションですね。まあブライアンズタイム産駒は、結構ハードなローテーションでも来てますので、これだけでは消さなかったりもしますが、今年6戦目というのはいかにも多すぎるかと。また、マイルから2400mという距離延長の方に関しては、東京のマイルは距離と比較するとタフなコースですし、2400mはほぼ坂上スタートで、ペースもそれほど速くならず、距離との比較ではそれほどスタミナは要求されないマイラーでもこなせるコースだと思っていますので、個人的には問題はないと思います。同じステップでのぞむテレグノシス、まあ距離に関しては同様のことが言えるので、こちらも問題ないのですが、ローテーションに関しては、それ以前が大分違うので、評価は上にできますね。こちらの減点材料としては、まあやはり鞍上でしょうか。大レースですからね、結構ポイントだと思います。でも、前走で一応G1制覇していますから、一応クリアしておきます。でも、今度は1着は無い気がします。で、この2頭の評価では、まあNHKマイルのときと似たような感じなのですが、今回も接戦でややテレグノシスの方が上です。しかも、人気にこれだけの差があるのでしたら、間違いなくお買い得かと。タニノギムレットは、買うとしてもおさえまで。

さて、その他ですが、ダービーに関しては、乗り替わりの騎手は勝ってないです。一応16年分のJRA-VANのデータ内で調べましたが、確かそれ以前でも乗り替わりはきつかったと思います。2着は3回ありますので、完全に切る必要はありませんが、乗り替わり同士の組み合わせとかは買わなくてもよいかと。2番人気馬と3番人気馬が乗り替わりなんですよね、はたしてどうなるでしょうか。まあそんなデータも入れながら、ローテーション、皐月賞成績、東京経験、距離経験、近走成績等で取捨すると、他では、サスガ、ノーリーズン、アドマイヤドン、マチカネアカツキを選択して、一応テレグノシスからの流しと、穴っぽくて乗り替わりではない、サスガ、アドマイヤドンからも流してみます。タニノギムレットも一応おさえで買うと、馬連は本線9点、おさえ3点で、ベタで350%、本線で740%ありますので、これで行きます。単勝は、サスガとアドマイヤドンを少し、テレグノシスは…、まあ前回儲けさせてもらったので、御祝儀で少々。

他のレースも少し、東京11Rはダービー後ですが、穴狙ってみます。狙いはイルバチオとケイアイ2頭。この3頭のボックスだと、全部万馬券になってしまうかもしれないので、マルターズホーク、ロッキーアロー、ブラッドオレンジ、ナイキアカデミーあたりとの絡みも。

中京は、7Rのオーバルオフィス。メンバー的には結構レベル高そうなので、人気が無ければ狙ってみたいです。最後に中京のキコウシ、これは人気だと思いますので、それなりに。本日はこんなところで。




2002.5.24

今月中を予定していたテスト版の公開ですが、ちょっと難しい状態です。難所は買い目画面のユーザーインターフェースで、馬券が増えることへの対応だけでなく、より使いやすくするために改善中なのですが、自由度を増やすと例外処理も増えますので、テストが大変です。馬券の種類が増えるだけではなくて、たとえばこれまで「流し」とか「ボックス」、そして「総流し」くらいだった馬券の買い方の指定が、たとえば馬単だと、現時点でも9種類の買い方が設定されていまして、それらをいかに初心者にはわかりやすく、そしてベテランユーザーにはできるだけ効率的に利用できるようにと、何種類かのバリエーションが必要ですので、手間が想像以上にかかってしまってますね。まあ新馬券の発売も近いですので、やはりデータを再度登録するという手間をできるだけ減らすためにも、新馬券関係のデータの蓄積くらいまでは対応してから出すことにしますので、今のところは福島が始まった翌週あたりを予定しています。ただ、その1ヶ月ごには新馬券の正式採用になって、IPATの対応、各オッズの提供も始り、さらにWindows用PATのバージョンアップとか、新馬券の検索・集計機能の強化もありますので、その後のバージョンアップは結構頻繁かもしれません。まあ根本的な改造は現時点では、買い目データの仕様の大幅な変更だけですので、それほど大きなバグが出る可能性は無いと思います。

それから、次回のバージョンで、WindowsNT4.0と2000とXPで発生していたパスワードの再入力の現象は完全に回避できる予定ですので、その後の正式版で正式対応にする予定です。まあ、何せ、この問題はこちらで再現できないので、これまで長い時間かかってしまいましたが、今度は結構強引に攻めてみましたのでこれで多分終了すると思います。

というわけで、ダービーですね。やはりというかタニノギムレットが一番人気のようで。詳しい予想の方は明日にしますが、テレグノシス、現時点ではあまり人気無いですね。ローテーションや距離延長が問題視されるのならタニノギムレットも同じなんですが…。この2頭の人気の推移は力関係の評価とともに、馬券の買い方という面で、かなり影響が出ますので要注目です。

というわけで、開発に時間を取られている状態で、開催中もテストしながら馬券を買っていたりするのですが、それでも一応予想を簡単にしておきます。まずは東京7R、ここはキタサンエージャンから。あとはハッピーリチャード。他のレースも一応狙えそうな馬はいるのですが、人気になりそうなので、パスして、続いてはメイン。ここも人気かもしれませんが、ニホンピロサートから。他では、フリーウエイハート、スターリングローズ。もう1頭でキタサンチャンネル。

最終はトラストカイリキーとの評価が微妙ですが、一応期待値を考えてトップクルーズから。他ではニシノフレイア、穴でシャーリー。

中京6R、着順は悪いのですが、着差はそれほど無かった京都新聞杯を狙ってみますか。アンフィトリオンとアグネスブレイブですね。他では、エリモシャルマン、ザプレイヤー。

メインはエアシャカールが人気だと思いますが、コース実績のあるツルマルボーイの方から買ってみます。相手はそのエアシャカール、トーホウシデン、ラムセスロード。本日はこんなところで。



2002.5.18

さて、オークスです。中心不在ですね。一応競馬王で書いた通りにキョウワノコイビトで行こうと思ったのですが、やはり1勝馬ということで、ここから買うというのはちょっと悩むところです。人気も分散気味、上位人気でも買わない馬は何頭かいますので、最終的にはボックスで買うことになります。ボックスで買わなければならないようなレースは本来なら見送りたいのですが、G1ですし配当も結構つきますので、まあ買ってみますか。

上位で切る予定なのは、シャイニンルビーとユウキャラットですね。シャイニンルビーはや はり前走の馬体減です。こういう場合は、中間はある程度楽をさせるはずですので間が少し空いたとしてもやはり次走は仕上げにくいです。ただ、キャリアが浅い内は馬体重を減らしながら好走しつづけるというパターンもあるのも事実なのですが、人気になるようであれば切りたいところです。ユウキャラットの方は、タイムと着差とステップレースが忘れな草ということで評価が高いようですが、確かにタイムは良いように見えますが、当時の阪神の馬場状態はかなり良く、直前のレースや前日のレースのタイムと比較すれば500万レベルというのもわかりますし、例年と比べるとメンバーも楽でしたので、こちらも人気なら軽視です。

で、他馬の選択基準ですが、東京経験、距離経験、脚質、馬体重、血統あたりからの選択で、マイネミモーゼ、オースミコスモ、ブルーリッジリバー、ウィルビーゼア、ニシノハナグルマですね。これにキョウワノコイビトを含めた6頭の馬連ボックス15点、600%ありますのでこれで行きます。

その他も中心馬だけ少々。東京はパスして中京7R、ここはマイネルディバインとコンバットブルボン。9Rはサウンドオブアースとエルウェースター、10Rはインターコウキ、スペシャルストック、シベリアンメドウ、メインはハギノハイグレイドとタガノフォーティ、最終はバトルグレイシーで。




2002.5.17

この開催を最後に東京は1年間の改修工事に入ってしまいます。東京がしばらく無くなることもつらいのですが、秋からの中山がどう使われるかで、来年冬から春にかけての予想がかなり難しくなるかもしれないですね。まあ逆に簡単になる可能性もあるかもしれませんが。いずれにしても過去のパターンが使えないということは、応用力や洞察力が問われることになりますので、心して迎えないとならなそうです。

で、この時期、今年からもうひとつ変わることがあるのですが、それは夏の番組への移行のタイミングです。これまでは春競馬に組み入れられていた6月の福島と阪神の開催が、今年からは夏の開催になります。この変更は単に区分が変わったというだけでなく、ひとつ大きな影響があります。それはクラス移動の時期が変更になったということです。実際のクラス移動はあと1ヶ月先ですが、この開催では、そのために移動後に降級する馬の扱いについて慎重にならないとなりません。降級するのは4歳馬で、一番注意が必要なのは現級で1600万下の馬ですね。ほとんどの馬が次の開催から1000万下に出走できるようになりますので、現級でちょっときつい馬はこの開催で仕上げてくるかどうか、あるいは出走すら少なくなる可能性もあります。また、このクラスはレース数の関係で除外も多いですから、たとえ出走できても無理して仕上げていない可能性もあります。去年までですと、このあたりのことはこの開催の後半から次の福様開催あたりで意識すればよかったことなのですが、今年からは1ヶ月ほど早まったということになります。まあでも、これをあまり意識し過ぎると逆に馬券を外してしまうこともありますので、意識し過ぎにも注意して下さい。力があれば上のクラスを目指すのは当り前ですから、変な穴狙いをしなければ大丈夫かと。あとは、逆に5歳以上の馬にとっては、4歳馬の出走頭数が減ることと、降級後は3歳馬も加わって全体のレベルが上がってしまって勝負にならなくなってしまう可能性があるので、やはりここが勝負の可能性が高く、この時期の狙い方としては、4歳馬を軽視するというよりは、5歳以上の馬の評価に注意した方がいいかもしれません。

ということで、最後の東京開催初日、気合を入れて行きたいところだったのですが、天候が不明、しかも関西も中京への開催替わり、中京9,10は少頭数になってますが、2場開催ということで、全体的に頭数も多く、かなり難しいレースが多く、最初からくじけてます。まあその中から少しだけ。

東京7R、ここは中心はルックミーナウ。相手もリンガスローレルでほぼ1点。ただ、ケイアイステルスが問題で、オッズが許せば買ってもいいのですが、もしできないのであれば、ワイドで1点にするか、ケイアイステルスとリンガスローレルの目を馬連かワイドで押さえるのがよろしいかと。これはルックミーナウとケイアイステルスの組み合せは脚質的に考えるとどちらかが消えるパターンが多くなりますので、人気を考えると買わなくて良さそうという考え方です。

メインはG2ハンデ戦の目黒記念。このレースは特に狙いの馬がいるわけではありませんが、先週の新潟記念のときにもチラっと書きましたが、このくらいになると牡馬と牝馬の力の開きは大きくなりますので、牝馬が人気になるようでしたら、他の牡馬から狙ってみたいです。こういう条件のハンデ戦でも牝馬が来ることは確かにありますが、それは軽ハンデの人気薄の場合が多く、人気馬はほとんど買う価値がありません。新潟記念も牡馬同士で決まっていますし、上位に来たのも人気のダイヤモンドビコーの方ではなく、軽ハンデのハッピーパスの方でした。というわで、目黒記念でもレディパステルやローズバドあたりが人気になるようであれば、重いハンデの牡馬中心に買ってみたいです。買うのであれば、ホットシークレット、マチカネキンノホシ、フサイチランハート、タップダンスシチー、アクティブバイオあたりで。

最後に中京最終、パパラ中心に、タイヨーキャプテン、ミナミノヤマト、ドラゴンキャップ。本日こんなところで。




2002.5.11

本日はネタも無いので、昨日とは一転して予想だけ。

新潟9Rはオサメールから。相手はケイアイベガス、ヤマニンアプソリュ、ホッカイゲントク、オナーアンドスワン。ケイアイベガスの人気がよくわかりませんが、軸にそれほど自信があるわけではないのでオッズ的に許せば枠連で。

新潟大賞典も今のところは見送り予定ですが、ダイヤモンドビコーが人気だと、これは切りたいので、オッズ的には買ってみたくなりますね。牝馬で事実上のトップハンデ、鞍上もパワーダウン、2000mも牝馬限定での勝利で、これまでもほとんど牝馬限定戦ばかりでしたので、人気になるようでしたら消したいです。まあだからといって中心馬がいるわけでもないので、買いにくいのですが、一応テンザンセイザでしょうか。見かけ上はこちらがトップハンデですが、実績的に57キロでしたら全く問題ないでしょう。他には、マイネルライツ、ビッグゴールド、キングフィデリア、ミッキーダンス、シンボリオレゴン。5点流しても950%なので、少しだけ買ってみますか。

東京は買えるレースがないので、一応メインの京王杯の予想でも。18頭立てでオッズからも混戦の様相を呈していまして、かなり難解なレースです。今のオッズであれば、一応ダイタクリーヴァからになると思います。相手も今のオッズなら同枠のゼンノエルシドですね。相手も難解なので、この2頭からの流しで、イーグルカフェ、ダンツフレーム、トロットスター、ビリーヴ、ネイティヴハートー。

京都は結構ありますので、馬名だけで。6Rはサウンドステージ、7Rはナリタスターホープ、9Rは人気だと思いますが、モビーディック、最終はユレルオモイ。メインは、一応ニホンピロサート中心ですが、人気が無ければディバインシルバーも狙ってみたいです。過去2走は凡走していますが、今回は条件的にはベストで、先手も取れそうなメンバーですから、出遅れなければ上位は必至でしょう。本日はこんなところで。




2002.5.10

NHKの映像を見た限りでは、テレグノシスの降着は必至だと思って馬券は諦めていたのですが、一応着順通りの確定ということでホッとしました。まあ予想を公開していると、こういう場合は馬券が外れても予想の方は内容的には一応的中していると言えるので、降着しても救いはあるのですが、そうでなければ、この差はデカいですよね。当日はもっと単勝が売れると思っていたので、予想では単勝は書いていませんでしたが、最終的には4番人気に落ちていましたので、こちらも購入。これが一番美味しかったかもしれません。まあタニノギムレットの2回の不利が無かったら単勝は当っていたかどうかは怪しいですが、14倍なら期待値的には間違いなくプラスだったと思います。

テレグノシスに関しては、実は先日発売された競馬王でダービーの本命馬として取り上げていたりします。もちろん原稿を書いたのはNHKマイルカップよりはるか以前で、しかもNHKマイルカップに出ることもわかっていましたので、かなり迷ったのですが、まあ他にこれといって推せる馬がいなかったのでこの馬にしました。この馬に関して言えば、東京での実績やトニービン産駒の東京コースとの相性の良さで今回も人気になったと思いますが、この馬の評価の最大のポイントは先日の予想でも少し書きましたし、競馬王にも書いていますが、スプリングSでの2着です。トニービン産駒がこの早い時期に重賞で2着、しかもそれが中山コースというのはかなりの実力があることを証明しています。今回2〜3着、あるいは降着していればリベンジということで間違いなくダービーに出走したと思いますが、勝ってしまったのでダービーに出るかどうかは微妙ですが、この先1年間は東京コースが使えないわけですから、ぜひ出走して欲しいものです。まあその場合も一応本命予定ですが、以前のNHK杯からダービーへのジンクス、いわゆる中2週の問題が出そうなので、悩むところです。出否決定は確か今週末でしたね。

それから、なんと言っても今週の話題は3連単の頭数解禁ですね。地方競馬ですが。レース数も6レースになるそうで、これなら私も行きたいという気持ちになっちゃいます。大井競馬場でしたら16頭立てで3360通り、これは馬連の20〜40倍の組み合せ数ですから、配当的には、500万〜800万程度までの可能性がありそうです。これでもし話題になって人気になるようだと、中央でも導入される可能性は高いので、そうなれば18頭立てでは4896通り、1000万も出る可能性があります。こうなるとさすがに今の競馬というギャンブルとはまた違ったスタンスで取り組まないとならないかもしれません。まあとりあえず大井競馬では3連単導入当初に100万馬券を出している実績(笑)がありますので、今月末の大井に行っちゃうかもしれません。

というわけで、明日ですが、面白そうなレースもありませんし、天候も不明ですし、長くなってしまいましたので、本日は予想無しでこの辺で。




2002.5.3

モニタで投票してみましたが、自動投票の方が楽ですね、って当り前ですね。まあインターネット上なのでセキュリティの関係でいろいろと面倒なところもあるようですが、現状ではこんなものでしょうか。あとはオッズと成績データに期待ということで。

あと昨日書き忘れましたが、今年の分のこれまでの海外成績、ドバイと香港の分を先日登録しました。近々シンガポールもありますので、そのときにもまた更新する予定です。

そういえば、もうひとつ昨日書くのを忘れていた先週の天皇賞、一応評価順通りの着順で、馬券の方もバッチリだったのですが、単勝オッズの下がり方が予想外で、結果的には、馬連2点で買ったのとあまり変わらないという結果でした。時系列オッズを見てみたら、直前ではあきらかにマンハッタンカフェの方が売れてましたね。一応3着まで着順通りに予想が的中していたわけですから、3連複を買ってももちろん的中していたわけですが、こちらで計算した天皇賞の3連複の推定配当は350円と馬連より安いです。まあ人気の3強の3頭なので、その中の馬連1点よりは3連複の方が当てやすいというのも事実かもしれませんので、配当的にはこんなもんでしょうか。これが3連単でしたらもっとつくわけで、実際に馬連単の推定配当は980円と、新馬券が存在していれば、この馬連単が一番高い配当になってましたね。新馬券は高配当の方が話題になりそうですが、こういう堅いレースでも新馬券が待ち遠しいと言えます。

さて明日はNHKマイルカップです。本命はテレグノシス。このレースは、過去の全ての連対馬はマル外馬ですから、この本命はデータ的にはちょっと冒険ともいえますが、タニノギムレットが1番人気になるようでしたら、間違いなくこちらを推したいというのが理由ですね。この2頭はスプリングSで対戦しているわけですが、そのときには似たようなレース運びで着差もほとんど無かったわけで、以前にも少し書きましたが、トニービン産駒の特に牡馬は3歳春の時点で重賞上位に来るという馬はなかなかおらず、この2着だけでもこの馬の能力の高さがわかります。また、この中山から東京に変わることは、タニノギムレットは未経験ですから未知数ですが、テレグノシスにとっては経験的にも血統的にも間違いなく有利に働くことはわかっているわけで、この2頭の順位付けという点では、人気を考えても今回はテレグノシスを上位に取るのが定石だと思います。それでもやはり騎手と実績の安定度という点でタニノギムレットが人気になってしまうのもわからなくはないですが。

基本的には東京のマイルはスピードだけでもスタミナだけでも乗り切れないコースということで、ここで狙う場合も距離適性はややマイルよりは長めの馬というのが定石なのですが、先週までのCコースでも前残りが多かったのに今週はさらに仮柵が取れたAコースで、より内&逃げに有利に働く可能性がありますので、この考え方も少し修正しないとならないかもしれません。去年もそうでしたし。まあそれでもこの考え方を大きく変更するまでは必要なく、相手選びで少々考慮するというくらいにしておきます。

あと問題なのはマル外強しのデータですね。このレースで内国産と比較してマル外馬が強かったのは、内国産馬の有力どころはほとんどが皐月賞→ダービーというクラシック路線を歩む馬が多いからで、ここに出てくる内国産馬自体のレベルが低かったということです。今年のように皐月賞3着馬が出てくるのは初めてで、過去にも皐月賞からのステップでも何頭か出てますが、ほとんどが2桁着順からで、今年のようなパターンは初めてですから、少なくとも今年に限れば内国産から買っても問題ないでしょう。

ということで、◎テレグノシス、○タニノギムレット、▲サードニックス、△アグネスソニック、×タイキリオン、カフェボストニアンといったところです。◎からの馬連5点流し(480%)とワイドを少々。上にも書きましたが、去年当たりの傾向から、むしろ相手選びの方が難解で、タニノギムレットは別にしても、▲以下は混戦状態だと思います。まあ前日締切りで単勝は3番人気ですが、馬連総流し期待値でも一応380%あるので、場合によっては総流しにしてもいいかもしれません。




2002.5.2

明日からIPATのモニターが始まるようですが、モニターでない方でも、とりあえず疑似体験もできるようなのですが、行ってみました? 基本的にはPATと変わらない感じですが、オッズや成績がほぼリアルタイムで、常時接続のような場合には無料で取得できるのはいいですね。少なくとも携帯のやつとは比較にならないですが。まあこれでまたいろいろと対応しないとならないのですが、もしここからの取り込みが可能になった場合は、ここでオッズがリアルタイムで手に入るわけですから、高価なものやデータとしていまいちなものは、需要も減ると思いますので、今後はあまり対応しないかもしれません。一応あらかじめご了承ください。PATにまだ当選されていない方は、現在募集中ですのでなんとか気合で当選して下さい(笑)。

さて、明日ですが、東京はCからAコースにかわりますね。仮柵が取れるわけですが、先週までも元々前残りの傾向が強かったところに、さらに内・逃げ先行有利になる可能性がありますので、とりあえず明後日のG1のためにも芝は要注目です。NHKマイルカップはかなり前から結論が出ていましたので、今週は間隔が短いながらも楽だったのですが、明日は芝が様子見なだけに面白そうなレースがあまり無いですね。そんな中からも少し。

新潟のメインは、いい加減にしろと言われそうですが、トーホウサンダー狙ってみます。これでダメなら諦めますので、最後ですので許して下さい。いや、やっぱり諦めきれないので、後は個人の趣味で密かに買うことにします。新しい馬印を作らないと…(笑)。

東京6R、大穴なんでしょうか、人気がよくわかりませんが、リンガスローレルとエリオットシチー。まあ人気的にも指数的にもボイスオブリーズンなのでしょうが、ダート1200の大外は嫌いたいので穴狙いです。3歳のこの時期のレースですからあっさり勝たれてしまうかもしれませんが、可能性のある限り狙ってみます。続いて9R、芝2400ですが、ここも穴を狙ってみますか。というのも、多分アラマサダンサーが結構人気になると思いますので、これを切って狙います。確かに去年のこのレースを勝ってますし、その後も安定した走りを見せていますので、トップハンデもわかりますが、その後は好走はするものの連対はしていませんし、この年齢でしかも牝馬ながらにトップハンデです。ここで武豊に乗り替わってもそれほど上積みが期待できるという感じがしませんので切りです。一応狙いはルポルタージュとジェントルウインドあたりから4歳牡馬中心に。

10Rは人気のダイワバーミンガムなのでパスして、メインも穴狙ってみますか。ここはもちろんモノポライザーが人気だと思いますが、狙いはジェニアルラビット。理由を説明すると長くなってしまいそうなので、簡単に書くと、東京コースのこのくらいの頭数のペースが向いている感じがするということですね。まあ全く人気がなさそうなので、見物料として軽く買いたいと思います。

京都はパスして、本日はこんなところで。





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