TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2003.11.29

JCDは、やや内枠・やや前での決着とはなれましたが、これは昨日挙げた傾向というよりは、馬場状態による影響が強いと思います。あの馬場状態では過去のデータはあまり参考にはならないですね。ただ、おお逃げだったわけでもないのに前後半で4秒も差のあるラップは相当なハイペースですから、もう少し差し・追い込み馬が来ても良かった気がするのも確かですが。実はそれよりも痛恨だったのが京阪杯です。1・3着で外しました。しかもBOXのヒモ同士とかではなくて本命対抗だったりするので笑ってしまいます。なので、もし池添君が来てなければ、安いマンションなら買えていたんですが…。最近こういうのが多くて…、超高配当が目の前から逃げていきます…。

さてJCですが、ただでさえ難しいところにこの馬場状態ですから予想はちょっと無理ですので、基本的にはパスの心境です。まあそれでもG1ですので全く買わないのも何なので、少しだけ買って見物する予定です。

JCは3歳馬にはローテーション的に少々きついレースで、3歳馬はむしろ有馬記念で狙いたいので、ここでは切ります。日本馬ではシンボリクリスエスとタップダンスシチーとツルマルボーイ。外国馬ではジョハー、アンジュガブリエル、デノン、タイガーテイル。あとはどう買うかですが、シンボリクリスエスからの馬連6点流しでも合成オッズで2.58倍ありますので、まあ良馬場なら買ってもいいかなというところですが、重ですので、もう少しなんとかしないといけないのですが、3着には3歳馬が来る可能性も結構ありますので、3連複をメインにはしないことにしますので、ジョハーとアンジュガブリエルを押さえに回します。これで本線がくれば3.5倍キープできますので、まあ合格ラインかと。あとは、オマケでシンボリクリスエスとタイガーテイルの2頭軸の3連複で他馬へ4点。こちらは全て300倍以上ですので、少しだけ。まあ現状ではこんなところで。

明日は2場ですし、東京の午後は全て芝コースですから、馬場の傾向とオッズを見ながらのんびりと買いたいと思います。




2003.11.28

TARGET frontier Ver3.41bを昨日公開しました。大きな機能追加はありませんので、特に必要が無い方はバージョンアップしなくても結構です。少しわかりにくい機能もありますので、新しく追加された機能の説明を以下にしておきます。JCDの予想は最後に。

「戦歴レース検索で、単勝オッズの範囲での検索が可能 」
これは以前から要望があったもので、その通りの機能です。ただ、単勝オッズというデータは、古い成績データの中には含まれていませんでしたので、これまで検索項目には含められなかったのですが、そろそろ過去のデータも十分足りて来たので、含めてみました。ただ、上記の通りに単勝データが成績に含まれていない古いデータは検索対象外になりますので、その点に注意してご利用ください。また、この項目のみを検索対象とすると、少々時間がかかります。例えば、単勝2倍未満のような場合には、まず1番人気ですから、同時に人気も指定すると、数倍速く検索できます。

「戦歴レース検索で、開催時期別の集計が可能 」
開催時期というのは、競馬番組表等で区分されている春・夏・秋の3つの区分のことを意味します。いわゆる春競馬、夏競馬、秋競馬という区分です。この区分には冬競馬というのはありません。これを月別の集計項目の中に含めました。以前の裏開催の判定のように、この区分も競馬馬工事での代替開催や中止等の変則開催のため、単純に区分するのは難しかったのですが、今回実現できましたので、区分に加えています。もちろん分離もできますので、例えば夏競馬だけ検索したい場合は、6月〜9月で検索して、この項目で分離すれば正確に切り出せます。ただし、夏競馬は現在(今年から)の区分によるもので、以前のものとは異なります。つまり、2歳新馬戦がスタートする開催からを夏競馬としていますので、6月の福島や宝塚記念の阪神開催は夏競馬に含まれ、この区分は過去にも適用されますので御注意ください。

「戦歴レース検索で、同一レースデータの条件別の絞込みが可能」
「戦歴レース検索で、同一馬データの条件別の絞込みが可能」
この2つは、検索したデータを対象に、同一レースのデータや同一馬のデータをひとつにするための機能です。編集メニューの中にあります。簡単な例ですと、調教師の多頭出しの分離は現在でも可能ですが、その中で人気薄の方だけを取り出すというようなことも可能になります。「サンデーサイレンス産駒の中で一番人気のあった馬」とか「〜の中で一番内枠の馬」、「4歳初戦の成績」、「G1初戦の成績」というのも可能です。

「戦歴レース検索で、そのレースを基準とした前後の特定期間のレースの一覧が可能(テスト公開)」
この機能は公開するかどうかかなり悩んだのですが、一応テストとして公開することにしました。というのも、使い方が少々難しいことと、データの正確性を保つためには、かなり注意が必要なこと、それから集計項目が前走と兼用になっているために、この機能用ではないので、分かりづらい部分があるというところです。ただ、過去にはとても不可能だった検索・集計がこれで可能になりますので、利用できる人は大いに利用して下さい。

機能の概要は、検索した各レースを基準として、その前後の特定期間のレースをまとめて別のレース検索画面に読み込むという機能です。同時に、基準としたレースを前走の部分に読み込み、それぞれのレース間の集計も可能になります。これでどんなことができるのかというと、例えば、「夏競馬で1000万下を勝ち上がった馬がその後の秋競馬にどんな成績をあげたか」とか、逆に「秋に重賞を連対した馬がその直前の夏競馬でどんな成績だったのか」等が可能です。さらにこれを上の絞込みと併用すると、「秋競馬初戦の成績は?」とか「夏競馬の最後のレースは?」という検索や集計が可能になります。もちろんこれらの場合、方法によっては勝ち上がった距離別や場所別の分析も可能です。他には、「過去の皐月賞の1〜3着馬のその後の成績を場所別や距離別に集計する」とか「3歳で秋の古馬G1に連対した馬のその年の春競馬での成績」等も可能です。

「出馬表分析で、兄弟馬の検索が可能」
こちらはリクエストされた機能なのですが、実際に検索してみると、毎日兄弟馬が何頭も出ているということに気づかされました。いや、そんなに兄弟馬が同じ日に出走しているとは思えなかったので、これまではこの機能を必要ないと思っていたのですが、いやビックリです。明日も2場ですが7組の兄弟が出走しますね。まあ内4組は場所が違いますが。

「出馬表分析で、チェック馬の設定日、コメントの一覧及び編集が可能」
出馬表分析の画面の右上にボタンを設置しました。これを押すと、画面の右側がチェック馬の設定日とコメントになり、一覧が可能になります。同時にコメントの編集も可能です。

「成績上がり画面で、表示項目の追加」
最近大逃げする馬が多いので、追加してみました。ゴール前3ハロンの位置までの各馬のタイムや、その前後での各馬の3ハロン平均のタイムがわかりますので、前後の速度の比較が可能です。

「BOXオッズ画面、3連複BOXオッズ画面で、その目の人気順の表示」
これは、単勝の人気ではなく、連勝馬券の人気をオッズの横に表示します。

「内部変数で、KOLの場所コードに対応」
「出馬表分析で、調教師の所属別の検索が可能」
「出馬表補正タイム画面と出馬表クラス別着順画面で、クラスと上がり3F上位での絞り込みが可能」
「出馬表着度数画面で、勝率・連対率・複勝率の切り替え表示が可能」
「開催タイム分析画面で、レース印の表示と出力、変更が可能」
この辺りは特に説明は必要無いですね。まあこんなところなので、大きく変ったところはありません。

最後にデバッグ関係ですが、レース検索での集計項目名のズレを修正しました。あとは、現在JRA-VANに登録されている過去の成績データが月別のものだけのようで、その形式ですと、2001年1月京都の6レース以降が延期になったレースの成績が正常に登録できませんでしたが、それが登録できるように対応しました。


さて、一応G1ですのでジャパンカップダートの予想も少し。ただ、前売りオッズもありませんし、明日は天候悪化が予想されますのでポイントだけ簡単に。まあ個人的にはそんなJCDがどうのこうのというよりも重要なことがひとつ。それは、以前から何回も書いている例の新東京コースのダートの傾向なのですが、やはり逃げ・先行有利は間違い無さそうです。しかも、これまで逃げ馬が不利だった1600mや2100mでも有利という傾向が出ていますので、なお更だと思います。で、この原因がなんとなく推定できてきました。というのも、こちらも以前書きましたが、東京のダートコースは内枠が有利というデータも同時にあるわけですが、以前は1300mだけだと書いていましたが、やはりよく調べてみると、全体的にその傾向が出ていまして、これが逃げ・先行有利の元になっているのではないかと推定しています。まあ単純に書けば、内が走りやすいのではないかと。で、当然ずっと内を走る逃げ馬には有利に働くわけです。なぜ内が走りやすいのかというのは完全に推定でしかありませんが、馬場改修等の影響で、路盤の固さが内と外では差があるのではないかと思います。もちろん砂厚は計測しているはずですからその差は無いと思いますが、その下の部分に差があれば影響が出る可能性はあると思います。まあ私も詳しいわけでありませんし、実際にも見てませんので、全て推測ですが、最初から差が無くても、その路盤が固まっていなければ、芝のように仮柵のようなものがありませんので、一番多くの馬が走る内の方から踏み固められる可能性はあるかもしれません。そうじゃなくても、実際のデータとして傾向が出ていますので、何か原因がある可能性は高いと思います。というわけで、逃げ・先行馬が揃って外国馬もいるので前が不利と言われている今回のJCDですが、それでも前から狙っていこうかと思います。もちろん内中心で。当然他のダートのレースも同様です。ただ、あまりに馬場が悪化するとこの傾向が消える可能性は考えられますので、全てのダートのレースをこの視点で見ておく必要があると思います。



2003.11.22

KOLのデータをご利用の方は、データに不具合があったようですので、11月21日(金)、11月22日(土)販売分データにおけるデータ不具合について(11/22 23:00)をご覧下さい。

また、TARGET frontierのバージョンアップ(テスト版)は今月末に予定していますので、こちらはもう少々お待ちください。

本日はじっくり買ったよもかかわらず、出入りの激しい結果に。と言っても出入りは一往復で、中穴狙いで勝負したレースを連続して外した後に、三度目の正直で的中したときに高めをツモれたので、勝てたという感じです。まあやはり2場はやりやすいのは間違いないので、明日もこの調子で行きたいところです。

マイルCSですが、やはり人気が分散気味です。一応早い段階ではファインモーションが抜けた1番人気でしたが、売れていたの最初から単勝だけでしので、前日最終段階では既に人気は混戦状態になっています。一応またファインモーションが1番人気ですが、馬単の頭では3番人気ですし、複勝は4番人気、3連複では5番人気ですから、最終的には差のない3〜4番人気あたりに落ち着くのではないかと思います。

予想の方ですが、まあいろいろと考えたのですが、これと言った中心視できる馬も見つからず、最近のG1レースの不調さも考えると、自信は全くありませんので、理由は割愛させていただいて、買う馬だけを挙げます。ミレニアムバイオ、バランスオブゲーム、テレグノシス、ファインモーション、スペシャルカルドゥーンの5頭。馬連と3連複のBOXで。それぞれ10点の合成オッズが4.36倍と15.25倍ですので、まあ買える圏内ではあります。ただ、やはり勝負は別のレースということで、G1と言えど、ここは軽く。現在はG1に関してはかなり弱気なのでお許しを。

とりあえずマイルCSと新馬戦を除くと、明日の京都は堅いレースが多いように思えるのですが、どうでしょうか。まあ私が人気になると思っている馬が人気になっていない可能性もありますが、ZI値や近走の指数が高い馬で上位騎手が騎乗している馬ばかりなので、多分人気になるのは間違い無さそうなのですが。どのレースも買うとすれば、本命サイドになりそうなので、買うかどうかはオッズ次第になりそうです。唯一混戦気味なのは7Rで、面白そうなのはトップジャンボですね。休み明けで距離短縮の降級馬は、人気が無いと面白いパターンなんですが、どうでしょうか。同様に5Rの降級のグランツスワンも人気が無ければ狙ってみたいところです。




2003.11.21

以前こちらにも書きましたが、来年も月曜祝日開催をやるみたいですね。まあ1月の3日連続は例年のパターンですからコメントはありませんが、9月の連休の開催はやはり今年の売り上げ増に味を占めたということでしょうか。休日開催は同日開催の地方競馬にも影響が出ますので、その抵抗も大きいと思いますので、まあそうは簡単には増やせないとは思いますが、馬券の売り上げ低下が続く限りはいろいろとやって来そうです。まあそれと同時に夏の北海道の開催の時間が繰り下がるようです。こちらも間違いなく売り上げ増になりますね。

まあこういう改編がある場合、個人的に一番気になるのはプログラムに影響が出る可能性なんですが、とりあえず、月曜開催とかはもう実施されていますし、以前の代替開催もほぼ同様ですので問題はありませんが、この時間の繰上げは影響が出るかもしれません。まあ時刻が変更になるだけですから、それほど致命的な問題は無いのですが、メインレースがテレビ中継等の関係で以前の時刻のままとなるようなので、12R施行でメインが8Rとかになる可能性があるということです。成績や出馬表の開催日の選択の中にはメインレースを検索して表示していますので、そこに問題が出る可能性がありそうです。ただ、もともとメインレースという定義がキッチリと決まっているわけではないので、初めから曖昧なわけですが、一応それなりのアルゴリズムで検索していますので、多分大丈夫だとは思います。まあやはり最大の問題は3連単なのですが、いまだに開始時期が曖昧なのが少々気になります。

今週はマイルCSですが、どの馬が1番人気になるのかすら予想するのが難解なレースになってますが、上位の取捨はわりとやりやすそうなので、人気分散はむしろありがたいかもしれません。結論はオッズを見てからになります。で、明日ですが、今年絶好調の2場開催ですが、人気が不明な時点で挙げられそうな馬はないですね。まあ2場なので、じっくりとオッズをみて買いたいと思います。




2003.11.15

1枠1番、まあ人気の馬ばかりでしたが、午後は3連勝でしたね。午前中も含めて2レースで飛んだだけで、他では全て連に絡んだと言うのはただの偶然だとは思います。昨日書いたように、1300mではデータが出てますが、他は特に枠の傾向は出ていませんので。芝でも1番が2勝していて、1番が6勝2着1回というのはなかなか珍しいのではないかと。珍しいと言えば、本日の東京は上位騎手がほとんど寡占状態だったというのも中々珍しいと思います。まあ皆さんリーディング上位の騎手ばかりなで、当然の結果なのかもしれませんが、人気薄の馬も結構いましたので。ただ、その割には微妙に荒れていなかったのは、やはり騎手の人気によるものなのでしょうか。

というわけでエリザベス女王杯ですが、スティルインラブがもう少し人気になると思ったのですが、この辺で落ち着くのでしょうか。昨日も書きましたが、今回G1では初の1番人気ですが、同時に幸騎手もG1では初の1番人気を経験することになります。まあ1番人気はプレッシャーになるだけですから、あまり良い材料ではないですね。もともとこういうレースでは、古馬を優先して買うのが私の買い方なのですが、今年は古馬の方がどの馬も軸にしづらく、そのために3歳馬が浮上しているという感じになってしまいます。そのような消極的な選択ですから、ここまで人気になるとやはり期待値的には買いにくいですね。特にアドマイヤグルーヴは2番人気ですが、スティルインラブとの比較であれば、妥当な感じがしますが、古馬との比較では、期待値的にちょっと手が出ないです。この馬は、常に未完成という印象から、その未知数の魅力が人気に上積みされているのだと思います。ただ、そこには願望も含まれてしまいますので、その分が人気になりすぎている感じがします。

スティルインラブの1番人気に関しては、幸騎手本人が強いと思っていれば、むしろ3倍というのは3冠馬にしては低評価と感じるかもしれませんので、あまりプレッシャーにはならないかもしれません。ただ、外を周るのは間違いないと思いますので、その分は不利になる可能性があります。古馬との対戦ではやはり3歳馬はきついと思いますので、買うのはこの馬だけにします。ただ、アドマイヤグルーヴは今回は1番人気から開放されたので、内をつく可能性があり、もちろんその分不利を受ける可能性も高くなりますが、それがハマれば来る可能性はありますね。まあでも2番人気ですから、やはり切ります。

というわけで、あとは古馬です。まずはダイヤモンドビコーですね。去年の2着馬でもありますし、本調子であれば◎候補だったのですが、近走の成績の悪さが少々気になります。ただ、牡馬とのレースが多かったので、成績の見た目ほど調子が悪いということはないと思うので、期待値的にはかなり狙えると1週間くらい前には思っていたのですが、現状ではそれ以上に人気になっている印象があるのはやはりペリエ騎手だからでしょうか。当日人気を落とすようであれば、厚めに買ってみたいところです。次はローズバド。古馬の中では唯一順調な馬なので、本来であれば◎でも良いのですが、やはり後方一手の脚質では軸にはできませんし、こちらは多分外を周る可能性が高そうなので取りこぼす危険性もあると思います。最後はやはりレディパステル。中間が順調ではなかったようなので、評価を下げますが、牝馬の中では実力はやはり現状でもトップだと思いますので、それを見込んで、いまいち信頼できない馬が多いのでここまで買います。一応印を付けると、◎スティルインラブ、○ダイヤモンドビコー、▲ローズバド、△レディパステルになりますが、馬券の方は4頭の馬連と3連複のボックスで。それぞれ合成オッズは2.6倍と7.1倍です。外国馬という不確定要素もありますので、ちょっと馬連の方が買えない水準なので、レディパステルを押さえに回すかもしれません。そうすると一応本線的中時は4倍超えますので。



2003.11.14

今月中にTARGET frontierをテスト版でバージョンアップする予定です。大きい機能追加はありませんが、細かい部分でいろいろと追加されています。あとは細かいバグもいくつかありましたので、それの修正ですね。

さて、今週はエリザベス女王杯です。去年の勝ち馬がいないということもありますが、約半数が3歳馬で、早くも世代交代をうかがわせます。予想の方は明日書きますが、個人的なポイントは、秋華賞組のコース変り(内回りから外回り)と、あとはスティルインラブの1番人気が予想されますので、初のG1でのスティルインラブの1番人気(アドマイヤグルーヴとの人気の逆転)ですね。ちなみにもし1番人気に支持されると、幸騎手もG1では初の1番人気馬騎乗になります。

さて、明日のレースですが、東京のダート戦は先週までと同様に前有利で狙います。特に1400m以下は追い込みは全滅と言ってもいいくらいで、差し馬も届いていますが率は悪く、少なくとも軸は前の馬からじゃないと話にならないと思います。やはり以前の東京とはかなり違う印象ですね。まあコース特性として確定させるためにはもう少しデータが必要ですが。他のデータとしては、以前の東京の1200mと同様に、1300mでは枠順の内外の差があります。内枠の成績が良いというのは共通です。しかし1200mは外が不利でしたが、1300mでは外枠の成績が良くなっています。

そんな東京ですが、明日のダート戦は1枠1番は人気になりそうな馬が多いです。まあ1600mはあまり枠順は関係無いですが。ということで、午後のダート戦は1番から買ってみます。




2003.11.8

本日の東京のダート戦は全5鞍とも1400m以下でしたが、全て逃げ馬が残りましたね。しかも4勝です。まあもともと東京でもこの距離は逃げ・先行がまだ有利なコースでしたので、他の距離も同様の傾向があるのかどうかは推定の域を出ませんが、前から書いていますように、現在の東京のダートコースはかなり前が有利なのは間違い無さそうです。明日の午後に組まれている1600mと2100mは、以前はともに逃げ馬が不利で差し・追い込み馬もよく来るコースでしたので、この傾向がどう出るのかが見ものです。まあ馬券を買うのであれば、無難に先行タイプか、あるいは一発狙うのであれば人気薄の逃げですね。後方脚質の馬はヒモまで。

一方、芝の方も頭数が落ち着いてきたせいか、はたまた本日が芝1800mばかりだったせいかはわかりませんが、スローペースばかりで前がかなり残ってます。ただ、こちらは明日の天候が少々怪しいですし、メインの2500mはむしろ逃げ馬にとってはかなりつらいコースですので、とりあえず保留しておきます。そのアルゼンチン共和国杯ですが、人気のあまり無いところで注目馬を2頭ほど。アクティブバイオとハッピールックです。2頭ともこの距離と東京コースでの変わり身にも期待ですが、G1実績のあるような馬もほとんどいませんので、実績的にもこの2頭でも十分足りると思うんですが、どうでしょうか。

京都の方は2歳戦でまだまだ未知数の馬が多いですが、一応こちらも注目馬を挙げると、コンコルディア、それからフィーユドゥレーヴですね。特に前走で出遅れたコンコルディア、この外枠は良いと思います。




2003.11.7

やはりというか当然というか3日の福島の売り上げは相当伸びたようで。中央競馬の他場の開催も無く、しかも休日であれば増えて当然といえば当然ですね。ですが、JBCの方はいまいちだったようで、この結果がこの先どう影響するかはわかりませんが、地方にとっては、もっと劇的に売り方を変えていかないと難しくなってきているのは間違いないですね。

今週はG1の中休みということですが、ダートの条件戦を主に買っている私にとってはあまり関係無いですので、いつもの通り予想を少し。東京8R、ここは圧倒的人気だと思いますが、サイモンセッズから。鞍上の評価の加減が微妙ですが、頭で狙わなければ大丈夫でしょう。相手としては、スターオブニルス、ベルグフリート、バロンカラノテガミ。もし合成オッズ的にこれだけ買えるのであれば、強気に狙いたいと思います。メインもダート戦ですが、こちらは人気のトップハンデ2頭の評価は高いものの、それ以上にオッズが被りそうなので買いにくいレースになりそうです。他に面白そうな馬がいれば、そこから入るのですが、特別に狙いたい馬がいないのでパスというところです。まあ強いて言えば8枠ですか。あとテンケイも相当人気を落としているようであればありかと。それにしても、テンケイの鞍上の藤田騎手は明日は関西馬の騎乗が無く関東馬のみの9鞍です。どれがメインなんでしょうか。

それから、来週の10日あたりに「競馬最強の法則DIGITAL」という本が発売されます。と言っても、私が全て書いたわけではなくて、少しだけ書かせていただきました。書いた内容は、TARGETやBET Masterでよく登場する「合成オッズ」についての解説ですね。合成オッズはここでもよく登場しますが、その意味がよくわからない方や、様々な使い方、原理を知りたい方はぜひご覧下さい。この本はCD-ROM付きで、中にBET Masterが含まれていますので、BET Masterの使い方についても解説されていますので、マニュアルのようなものが欲しかったという方もぜひどうぞ。




2003.11.2

やはり天皇賞のように大きなレースがあるとJRAのサイトが死にますので、JRAのホームページからの結果の取得が難しいですね。まあおかげで、JRAのサイトが死んでいる状況下でのテストが結構できましたので、メッセージ等も改善できました。こんな機会は滅多に無いので、デバッグです。とりあえず、明日も福島があるみたいですが、そそられるようなレースが無いので、開発の方に専念することにします。

で、その天皇賞ですが、もう馬券の方は散々ですね。私が放牧に出たいほどです。レースの方は、結果的にはスピードも必要でしたが、スタミナはいつもよりさらに必要だったという印象です。メジロパーマーとダイタクヘリオスが逃げ争ってトウカイテイオーが沈んだ天皇賞を思い出しましたよ。




2003.11.1

天皇賞だからだと思いますが、BET Masterの開催情報の取得が正常に行かない場合があります。全くアクセスできない場合や2場だけになってしまうケースが確認されています。これは、JRAのホームページのデータが正常に開かない場合があるからでして、何度か行なっていると正常に戻りますので、何度か試すか、あるいは空いていそうな時間帯を狙ってください。また、レース当日はファイルメニューからIPATの方で開催情報を取得すれば多分大丈夫です。

天皇賞ですが、昨日は1.1倍ととても買えるオッズではなかったシンボリクリスエスですが、前日最終オッズでは3.3倍まで落ちましたので、ようやく手の届く範囲まで来ました。まあそれでも宝塚記念5着からの休み明けではさすがに◎は打てません。宝塚記念を快勝していればもう少し素直に従いますが、5着というのはとても取捨が微妙なところです。ただ、今年は前哨戦となる毎日王冠や京都大賞典、オールカマーの勝ち馬が揃って出てきておらず、どの路線の組も信頼度がいまいちなので、宝塚記念5着でも十分足りるわけですが。また、その宝塚記念でも先着した馬で出てきているのはツルマルボーイだけですし。ですが、1番人気ということを考えると、期待値的には買いにくいので、あとはオッズとの微妙な相談ということになります。

ということで、有力そうな馬の中で唯一前走のレースをしてくれれば多分大丈夫+上積みもありそう、というのがエイシンプレストンです。天皇賞に要求される距離適性やスピード、あとは今回のメンバーでの位置取りや枠順を考えると、この馬の選択がベターになると思います。現在の4番人気であれば期待値的にも問題なく買えると思いますので◎にしました。続いて、前走で先着したトーホウシデンが○です。ブライアンズタイム産駒にしてはむしろ休み明けの方が良いという印象がありますので叩き2戦目の上積みの差を考えてこの順番にしました。▲は同じく前走で僅差だったカンファーベスト。まあ上記2頭との比較では、ローテーションでの上積みは無いかもしれませんが、騎手の分をプラスということで。毎日王冠と天皇賞の関係は微妙ですが、今年の毎日王冠は例年とは違って結構厳しい流れで前残りにはならない結果でしたので、上位をそのまま評価します。特に、東京コースがリニューアルされた影響がここにも出ている可能性がありますので、今回は素直に従ってみます。アグネスデジタルは完調であれば◎を打てる馬ですが、現在の状態を考えると△止まりです。東京での変わり身は一応期待できますが。あとはローエングリンが△。結構ペースの予想が難しいメンバー構成ですので、まあ若干ペースが落ち着いたときのことも考えて、好枠から先行できるメリットを評価しました。最後に前述のシンボリクリスエスが△です。差し馬でも、少なくとも4角では中団程度には付ける必要がありますので、それより後ろにいそうな馬はまとめて切りました。まああまり自信の無い予想なので、一応◎と○からの馬連流しの予定ですが、それに加えて、毎日王冠組2頭ずつ軸の3連複流しも買おうかと思っています。





2003.10.31

で、今週は変則開催ですが、まあ見た目的には土曜日の福島が中止になって月曜日に行った感じですが、中身は少々違います。というのも、中止→代替開催の場合は、騎手もそのまま移動し、どの騎手も最大2日間の騎乗ですが、今回は最初から月曜日分として存在しますので、3日間乗っている騎手が結構いるということですね。本来「裏開催」として存在している現在の福島開催は、東西主場で騎乗しているようなリーディング上位組の騎手はあまり参戦しておらず、裏開催を得意とする騎手や若手騎手がメインに騎乗しているわけですが、この月曜日分はリーディング上位組の騎手がかなり参加しています。この開催を騎手あたりから狙っているような人は注意が必要ですね。今の時期の福島開催ですが、6月頃の表開催として行なわれている福島という感じになっています。まあJRAも興業的には有名な騎手が多い方が良いわけですし、休日の単独開催で売り上げも増えるでしょうから、この変則開催も意味があるのかもしれません。ただ、今後もこのパターンが増えると少々困りものだったりはしますが。というのは、TARGETのレース検索の場所別の集計の中に「裏開催」の集計項目があるのですが、この開催も集計に含まれてしまいますので、騎手のメンツを考えるとデータ的に意味が無くなってしまいます。まあこの開催だけでしたら大勢には影響は無いと思いますが。

さて天皇賞ですね。前々日発売があるので、すでにオッズも出ていますが、まあ多分大きく変ると思いますので、あまり意味がないかと。現状ではシンボリクリスエスが単勝1.1倍で1番人気です。集中的に買われているようですが、時系列オッズを見ても特別に大量な投票は今のところ無いようです。まあすでに分割されているのかもしれませんが。一応去年の単勝全体の売り上げ規模と比較すると、現状では2.5%程度しか売れていませんので、まだまだ大きく変りそうです。

予想は明日しますが、この天皇賞は本当に難しいですね。まあ大ハズレしたので全く説得力が無いのですが、秋華賞、菊花賞ともに軸馬も人気馬の扱いもわりとすんなり決まったのですが、この天皇賞に関しては今のところ全く手がていない状況です。力の差が微妙というよりは、例えばシンボリクリスエスやツルマルボーイが休み明けだったり、あるいは他の有力馬が揃って後方脚質だったりしますので、中心にできるような馬がなかなかいないからですね。ですので、オッズを見て期待値的な評価から取捨して、ボックス買いになると思います。まあボックス買いというのは自信の無い証拠ですね。

というわけで、明日の予想も少し。2場ですので先週よりは良いかと。東京9Rのジェットラン。このコースは久しぶりですが、過去に好走していますので、期待です。また、東京コースのダートは、改修以前と比較すると、前が残る傾向が強くなっていますので、この1600mでも桑島騎手にはやや前に行ってもらいたいところです。人気になりそうなジェイケイガバナーの方が後方一手なので、あえてこちらから。ですので、相手としてはロードビッグホープあたりの方が面白いかもしれません。

上のレースと同じなのですが、東京10Rのダート2100mも、この新コースになってから前が残るようになっています。これが実は最大の問題というか新旧の一番の違いかもしれません。まあまだデータが少ないので安易に決め打つのは問題があるかもしれませんが、期待値も伴う予想であれば、現状でも利用して良いデータなのは間違いありませんので。まあこのレースに関しては軸は人気サイドですから期待値が高いかどうかは微妙です。その軸はシロキタゴッドランなのですが、一応前にはいけますので、新旧のデータ変化のデメリットの影響は少ない方です。本来なら真っ先に消していたケイアイミリオンあたりが新しいデータでは面白いということになります。もちろん、こちらは期待値が伴っていないと選択できない馬ですから、人気的には4番人気以下ぐらいであれば買いですかね。あと面白そうなのはオースミステイヤーですか。

メインもダート戦ですが、こちらも少しは前にいけそうなディーエスサンダー、インタータイヨウ辺りを中心に。逃げ・先行が有利になっていると書きましたが、もちろんその分差し・追い込み馬が不利になっています。特にこのマイルではよく届いていた追い込み馬は、リニューアル後は壊滅状態になっていますので、このレースでも注目してみます。

逆に芝は以前より前が不利になってますね。ということで、最終はリーチマイハーバー、アップグレード辺りで。特に1400mは34秒〜35秒前半の末脚が無いときついです。

長くなってしまいましたが、京都も少し。6Rはレッドティファナ。前に行ける有力馬が少ないので、ここから狙ってみます。最終レースは一応ベネフィシャルからですが、先週ちらっと触れたボートシャフターが連闘で出てきています。まあビリでしたので、強くは推せませんが、むしろ本来の力ではないのは明確ですので、脚質が一変すれば、結果も一変する可能性はあると思います。





TARGET,TARGET frontier(C)2003 BLITZ All right reserved.
QZE16056@nifty.ne.jp