これまで 旧JRA-VANのデータに対応したTARGET frontier を登録して利用してきた場合、そのままJRA-VANの新しいデータ提供サービスであるData Labに対応したTARGET frontier JVに無償でバージョンアップすることができます。
TARGET frontier とTARGET frontier JVは名前は似ていますが、データベースの構造が違いますので、別々のソフトとして扱われます。ですので、TARGET frontier JVへ移行する場合には、フルセットの方をダウンロードし、これまでとは違うフォルダに新規にインストールして下さい。別のソフトとして扱われますので、インストール後も旧TARGET frontierはそのまま起動することができます。
JRA-VANのData Labは、これまでのサービスよりデータの種類も増え、また各データの内容も増えていますので、全体的なデータの量がかなり大きくなります。データは1986年から提供されており、TARGET frontier JVでは、その全てを登録することが前提になっています。1986年から2005年までの20年分のデータを全て登録すると、だいたい1.8Gバイト程度の大きさになります。
このように、データも多く、またそれに伴い各機能も強化されますので、その処理をストレス無く行なうためにはそれなりのスペックのコンピュータが必要になります。また、Data Lab自体もインターネットに自動的に接続してデータをダウンロードすることを前提にしていますので、ある程度のレベルのインターネットの回線も必要になります。
まずは、こちらで、現在の環境がTARGET frontier JVが利用できる環境であるかどうかを御確認ください。
同時に、TARGET frontier JVを利用するためには、JRA-VAN Data Labへ加入する必要がありますので、JRA-VAN Data Labのホームページで、ご利用の環境が確実に加入できる環境であることを確認して下さい。そして、可能であれば、なるべく早めに加入手続きをして下さい。
問題が無ければ、こちらからTARGET frontier JVのフルセット版をダウンロードし、これまでとは別のフォルダにインストールして下さい。普通にインストールすれば別のフォルダに入ります。
JRA-VAN Data Labに加入し、JV-Linkをインストールし、登録キーを設定して下さい。これらの作業は、全てJRA-VANのホームページで行なえます。
TARGET frontier JVのインストール及びData Labの加入等が完了していれば、あとはデータ登録(セットアップ)作業になります。データ登録(セットアップ)作業についてはこちらを御覧下さい。
最後に旧TARGET frontierの個人データを移行すれば全ての移行が完了します。移行方法は、メインメニュー内から旧TARGET frontier個人データの移行を実行し、あとは注意事項を確認して指示に従うだけです(個人データの移行機能は、Ver5.01以降で搭載していますので、それ以前のバージョンを利用されている場合はバージョンアップして下さい)。
移行が全ておわれば、旧TARGET frontierはアンインストールしてもかまいません。別々のフォルダにインストールしてあるのであれば、そのまま全て削除してもかまいません。ただし、念のため、個人データについてはバックアップを取っておくことをお勧めします。他のデータは今後も取得可能ですが、個人データは他の場所には無いものですので、重要なのです。