TARGET frontier 開発日誌
TARGET frontier 開発日誌




2004.5.1

天皇賞ですが、このレース展開というかペースによって選択する馬が違ってきますね。その展開のカギを握っているのはザッツザプレンティなわけですが、現在はかなり馬場状態がいいだけに、ベストの騎乗をしても安藤勝己騎手の思惑通りにならない可能性も考えられ、それがまたより展開予想を難しくしていると思います。ただ、いずれにしてもネオユニヴァースは買わない予定ですので、これが来たらどうしようもありませんが。残り3頭の組合せだけを考えた場合、ザッツザプレンティは不発になる可能性もあり、また来る場合も頭だと思いますので、この馬を買うのであれば馬単だけで良いかと。ですが、今回はそれも取り込める形でリンカーンとゼンノロブロイのワイドの1点を本線にします。4倍程度ありますので十分です。あとはこの目も同時に当たるパターンの目として、前記の馬単やこの2頭の馬連、リンカーン→ゼンノロブロイの馬単も少し買いたいと思います。

ただ、馬券組み立て術的に言いますと、ネオユニヴァース切りでザッツザプレンティが飛ぶ可能性まで考えれば、3連複2頭軸の総流しに相当するワイド馬券を選択するのは賢明ではなく、この両頭を外した2頭軸からの3連複流し馬券を選択する方が賢明ですので、本線ワイドの何割かはこちらに回したいと思います。その場合の合成オッズは11倍程度あり、ワイドの3倍程度にもなります。もちろん3着ということであれば外したこの両頭が来る可能性も否定できませんので、その分をワイドで受けるということです。




2004.4.30

TARGET frontier JVをVer5.03にバージョンアップしました。馬連時系列オッズの表示と、それからチェック種牡馬での馬データ検索が可能になってことが大きな機能追加ですね。他では、付加タイム機能が復活しまして、旧バージョンからのデータの移行も可能になっています。その他では、買い目画面の入力テンプレートに単勝人気順を直接表示しました。これで、単に人気だけで買うような場合は他の画面を一切見ずとも買い目が作成できます。普通に予想している場合でも、入力ミスが減らせると思いますし、◎から上位人気へ流すというような買い目も簡単に作れますね。まあBET Masterではすでに実現していた機能でして、それを持ってきただけだったりしますが。

あと細かいところでは、出馬表レース選択画面にコース名を表示したり、出馬表に馬記号を表示したりしています。コース名については枠順未確定の時点では、データ自体にコース名が入っていませんので、表示できません。あとはメンテナンス機能として、以前はあったカレンダーテーブルの再構成機能も付けました。これで旧版から積み残しているのは、出馬表の修正機能くらいでしょうか。ただ、この修正も騎手とか斤量は自動ですから、あとはコースと時刻くらいだったりします。こちらもJRA-VANの速報データが対応してくれれば、自前で作る必要は無くなるんですが。まあこのくらいの修正であれば、修正用の画面を新たに作る必要もありませんので、多分近いうちに対応します。

それから、先の話になりますが、次のバージョンアップで、いよいよ枠順未確定の時点(出走馬名表)での馬印の入力が可能になります。現在鋭意テスト中です。仕様の違う2つのデータをシームレスに自動的につなぎますし、出馬表分析での一括入力にも対応しますので、結構テストが大変です。多分実際の使用上ではデータの違いはわからないかと思います。これが実現されると、木曜日の夜の時点から本格的に予想ができますので、それ以降の時間の配分が楽になる人も多いかと思います。日曜日の分もできますので、かなり先取った感じになりますね。ただ、特別登録からの仮想出馬表についてはまだ対応できません。こちらはレース番号が変わることもありますので、ちょっと面倒だったりします。現時点でも簡単に対魚する方法はあったのですが、出走馬名表だけの対応ですと、インターフェースとしては確定出馬表と全く同一に扱えるように作成できますので、これまで通りの操作手順だけで利用できるというメリットを優先させました。

【追記】オッズ画面の連勝ボックスと3連複ボックス画面が機能していないというバグがありましたが、この機能は利用されている方も多いようなので、先ほどVer5.03のままファイルを差し替えました。今回からはこのようなバグの対応にはリビジョンアップという形式で行ないます。ヘルプメニュー内のバージョン情報で「Rev002」と表示されます。




2004.4.24

とりあえず現時点では関係ありませんが、グリーンチャンネルを見ていたら、秋の福島開催では1150mのコースができるという話ですね。インターネットを検索したところ、一部で情報が確認できましたが、正式発表ってありましたっけ。とりあえずいろいろと問題があったりしますが、秋までに人知れず対応したいと思います。いや、でも思わぬところで問題が発生する可能性もありますので、実際のデータが登録されないと対応しきれないところもあるかもしれませんが…。一応善処いたします。まあ地方競馬ではこれまでにもある距離ですが、中央では初ですし、集計の方法や基準タイムの持ち方によってはかなり対応が大変なソフトも出てくるのばてないかと思います。TARGETは一部は簡単ですが、一部はそれなりに大変です。ラップタイムも、最初の1ハロンが150mとかですからね。ななか楽しそうです。

それから重勝式の馬券の発売が可能になるようなのですが、以前読んだ記事では、メインの2つか3つレースの単勝を全て当てた場合のみ的中というような馬券を検討しているという話でした。まあとりあえず、オッズのみ表示できれば良いかなと思ったのですが、よく考えると、例えば2つのレースが対象となっている場合、片方のレースを総流しで買えばもう一方の単勝と等しい馬券になってしまいますので、やはりまたいろいろとできそうですね。ということはいろいろと対応しないとならなくなりそうです。普段のレースでは、単勝の多点買いをする人はほとんどいないと思いますが、重勝式であれば、ひとつのレースは総流しのように多点買いというのもありかと思いますので、そうなれば、また単勝というものの考え方も変わるかもしれません。例えば、片方は自信の◎、そして他方には、切れる自信のある人気馬がいれば、そちらはその人気馬を外して流すことで、結果的に予想が的中したのであれば、◎の単以上の儲けは確実で、人気馬を外すという予想に対する配当も得られそうです。まあまだ馬券の内容も未定であれば、時期も、実現可能かどうかでさえ未定ですので、ちょっと話が早すぎますね。正式決定してからスタートまでも多分1年程度はあると思いますので、またそのときにでもいろいろと考えてみたいと思います。

新しいソフトを作成しようという予定はあるのですが、どうもJRAは次から次へと仕事を増やしてくれるようで、なかなか自由な時間が取れませんね。現時点でも、まだまだData Lab対応での積み残しがたくさんありますし、夏には3連単の対応と、そのIPATの変更への対応もありますので、しばらくは新しいことは何もできそうにないかもしれませんね。



2004.4.23

皐月賞は、ダイワメジャーはあげられたものの、コスモバルクを切っていてはどうしようもないですね。まあ事前のペースの読みが全く違っていましたので、その時点で予想の結論としては話にはならないわけですが。ただ、前回の日誌の最初に書いたように、Bコースになってから、皐月賞は普通の多頭数のレースと同じになってしまい、ペースが読みにくくなったというのは間違い無さそうです。今回もその影響が出たと思っています。Aコースであれば、内にグリーンベルトを巡っての先手争いからハイペース必至の展開になることがほとんどだったのですが、近年ではその条件はありませんので、単純に騎手の駆け引きでペースが決まってしまい、読みにくくなっていると思います。

ダイワメジャーをトップに挙げたPCIの逆ランキングですが、こんなものを利用しなくても今回は普通にタイムランクの1位から上位へ流せば馬連だけでなく3連複でも的中していましたね。下手な小細工は要らないということでしょうか。

それから、馬券道場ですが、今回は撃沈してしまいました。またもや投票し忘れもありましたが、投票できていたとしてもまず足りなかったので、それは関係なしとして、むしろ夜間投票がマイナスに作用してしまったような気もしています。まあData Labスタートの対応でなかなか予想どころではないというのもありましたが。次回は東京開催、しかも開催替りですので、再度チャレンジしてみます。

TARGET frontier JVの方は、週明けにVer5.03を公開します。デバッグ等が中心ですが、追加機能もまあまあありまして、主なものは、連勝の時系列オッズにとりあえず対応しました。馬毎に馬連・枠連の目の時系列オッズを一覧できます。他では、馬データ検索で、チェック種牡馬タイプでの検索を可能にしました。そして、母の母の父からの検索、及び母の父と母の母の父もチェック種牡馬タイプの検索が可能になりますので、チェック種牡馬を系統別に設定している場合は、ニックスでの馬の検索が可能になります。つまり、ミスプロ系xノーザンダンサー系とかで検索できます。また、母の母の父も指定できますので、3代でのニックスの検索も可能です。その他こまごまと改善してあります。公開予定は29日頃になります。



2004.4.17

さて難解な皐月賞ですが、Aコースで行なわれていた頃は、かなり特徴的な展開になることが多く、ペース的には予想のしやすいレースだったのですが、Bコースになってからは、一般的な多頭数のレースになったという感じで、ペースの予想もちょっと難解になってきました。ただ、今年はスローになることは無いでしょうし、前に有力馬がいますので、仕掛けも早めになる可能性が高く、前にはつらい流れになるでしょうね。同時に切れ味勝負だけのタイプもつらいかと思います。

前日段階での1番人気はコスモバルクですが、PCIを見れば分かるように、中央ではきつい流れのレースはしておらず、今回の皐月賞のペースは未知数だと思います。間違いなく能力が問われますので、人気を背負っていることを考えれば期待値的には買いづらいパターンにはまってますね。さらに、前に行くと思いますので、マークされる存在ですから、展開的にもきつくなりそうです。ただ、同じコスモだけでなくマイネルも同門ですから、合計5頭ものラインができているわけで、各馬の能力や特徴を超えた駆け引きが発生する可能性もありますので、より展開は読みにくくなっていますね。逆に言えば別の意味で面白いレースと言えるのかもしれませんが。まあ騎手も厩舎も違いますので、それほどはこだわらなくてもいいかとも思いますが。というわけで、とりあえずコスモバルクは無印にしました。

単勝ではコスモバルクが差をつけていますが、その他の馬券の売り上げを見ると、ほぼ同人気のブラックタイド。最終的には単勝もかなり接近するのではないかと思います。前走は最後方からのレースをしましたが、ペースを見ると、前々走のきさらぎ賞とほぼ同じで、自分のレースをしただけということかもしれません。ですので、今回もペースが速いと後方からになる可能性はありますね。前走のレースやサンデー産駒ということで、切れ味タイプと見られがちですが、この馬が本当に切れ味タイプの馬であれば、むしろきさらぎ賞は勝っていたのではないかと思いますので、今回のレースに関してはあの負けはマイナスとは言えません。逆により高めのPCIじゃないと勝てないマイネルブルックの方は今回はマイナスになると思います。

とここまで書いても難解なのはかわりませんので、馬券的には勝負しづらいレースですから、ちょっと安易に穴狙いで買ってみたいと思います。方法は、タイムランクでPCIランキングを表示し、それを下から順に見て、高補正タイムの馬を選択します。で、選ばれるのは、ダイワメジャー、アポインテッドデイ、コスモサンビーム、ブラックタイド、キョウワスプレンダ、フォーカルポイントの6頭ですね。一応これだけでも、馬連ボックスの合成オッズが4倍、3連複ボックスで13倍ありますので、買えないことはありませんが、直前でもう1頭くらい絞るか、あるいはブラックタイドあたりを軸に据えてもう少し高い目の合成オッズで買おうかと思います。まあこんな予想なので自信は全くありません。




2004.4.16

TARGET frontier JV Ver5.02を登録しました。機能アップはそこそこで、デバッグがメインですね。まだバグが少々残っていますので、また今月中にバージョンアップすると思います。

今回追加した機能の簡単な説明を少し。

・馬名未決定馬(産駒データ)をチェック馬として登録が可能

こちらはその通りで、馬名が決まる以前の段階でチェック馬として登録できます。まあほとんどPOG用ですね。これからシーズンですので、早めに対応しました。ただ、現在登録可能な画面は馬データ画面(産駒データなので産駒参考馬データ画面)のみです。今後は産駒データ画面からも登録できるようにする予定です。表示は全て対応しているはずですので、登録時のみ馬データ画面を開いてください。

・特定種別のデータのみを再構築するデータ登録が可能

こちらはメンテナンス機能です。データの一部が破損したような場合に利用します。特定の種類のデータ(現在はマスタ系の6種類)をデータベースから全て削除して、その部分だけ再セットアップします。これまでは、データがおかしくなったような場合は、その部分だけ再登録していましたが、現在のData Labのデータ提供方式だと、この方法の方が簡単で安全ですので、こちらを採用しました。時間もそれほどかかりません。競走馬データを全て再セットアップしても、Pentium1GHz程度のマシンで10分かかりません。まあ数分〜数十分程度だと思います。その他のデータは、量も少ないのですぐに終ります。

そういえば、ひとつ重要なことを忘れてました。ユーザーの方から騎手の「リーチ」の部分で障害成績が含まれていないので、表彰タイミングと違うという指摘を受けましたので、「通算」の成績の方に障害の成績も加えるようにしたのですが、こちらはデータが更新されたときに加わりますので、現役騎手以外は障害成績が加わっていない可能性があります。まあ引退した騎手に関しては、あまり関係無いデータだと思いますので、使用上で大きな問題になることはありませんが、この「個別データの再構築」機能で「騎手」を再構築すれば全て加算された状態になります。気になる方は実行しておいて下さい。ちなみに調教師は関係ありません。

・レース用インターネットリンクをひとつ追加
・地方成績画面からレースのインターネットリンクを可能にしました
・内部変数を追加しました(2桁の回次、日次、及び「場所コード-24」)

この3つは同一目的で作成しています。勘のいい人であれば、何を実現しようとしたかわかるかもしれませんが、例によって直接のリンクになりますので、ここでには書けませんのであしからず御了承下さい。

・出馬表分析画面から、その週の全馬あるいは選択馬の調教の一覧表示が可能

こちらはその通りで、その日の全レースの全馬を対象とした坂路調教を一覧します。調教から狙いたい馬を探すような場合にご利用ください。

それから、木曜日の夜の時点で登録される土日分の出走馬名表データについて理解されていない方もいるようですので説明を少々。これらの枠順確定するのは、G1レースを除いてそれぞれレース前日の正午以降です。それまでは枠順未確定として仮想出馬表として表示されます。基本的な機能は出馬表とかわりませんが、現状では馬印やコメントは入力できません。馬印については今後できるように検討はしていますが、まだ時期は未定です。

また、仮にこのまま金土の枠順が確定した出馬表データを登録しないで、月曜日の成績登録後の時点でデータ登録を行なうと、この出馬表は枠順未確定のまま残ってしまいます。というのは、Data Labでは出馬表と成績データというのは基本的に同じもので、単にTARGETが振り分けているためです。成績登録後は出馬表としては振り分けませんので、出馬表の方が更新されないだけです。ですが、TARGETでは出馬表データが無くても成績データから全く同一の出馬表を自動的に作成しますので、このような場合は、その出走馬名表のデータを削除するだけで問題なくなります。出馬表ファイル選択画面で、その日の行を右クリックし、データの削除を実行して下さい。それだけで枠順の確定した出馬表が表示されるようになります。

元々出馬表データ自体はレースが行なわれれば必要なくなるデータでして、このデータは単にレースや開催が中止になった場合の保険として存在しているだけだったりします。ですので、その中止が無いことが確定すれば、必要なくなります。まあ正確には全着順が確定した時点で削除してもかまいません。ただし、1日単位ですので、全レース確定後ということになりますが。データも不要な部分を削ってありますので、それほど大きなものでもありませんので、そのまま残しておいても問題は無いのですが、やはり削除した方が良いので、今後は後からのデータ登録時にでも自動的に削除するようにします。




2004.4.10

速報データの方は特に問題は無さそうですね。ダウンロード速度もこれまで通り快適でした。まあ今後ユーザーが増えたり、あるいは自動取得するようなソフトが出てきたりするとどうなるかはわかりませんが。一応対策はされているらしいので、しばらくは大丈夫かと思います。それから、開催情報ボタンを押すと、馬場状態とか変更情報が取得できるのですが、現状では変更情報に関しては、騎手の乗り替りと取消しにのみ対応しています。発走時刻やコースの変更等については、まだデータが提供されていませんので、対応する以前の問題なのですが、今後データが提供されればもちろん対応します。ですので、現状では手動で出馬表を修正する必要があるのですが、修正機能も今のところ搭載していませんので、こちらはもうしばらくお待ちください。できれば全て自動で対応したいところなんですけどね。

それから、セットアップ時にCD-ROMからダウンロードすると途中で止まるという件ですが、こちらは中断して再開すれば改善されるようです。一応これにも次回以降のバージョンアップで対応したいと思います。

それから地味に追加された機能として、開催日程画面があります。一応メニューパネルにもボタンあります。全てのデータを登録してあれば、1986年まで全て年単位で日付が一覧できますし、そこから成績メニューが開けます。右クリックで出馬表も開けます。まあこれらは当然として、あと平日の部分をダブルクリックすると、その日の地方成績画面が開けたりします。現在、地方成績はかなりの量が提供されていますので、基本的にほぼ全ての日にちが埋まってますね。まあ無い場合はその月の直近の日の成績が表示されますが。1990年以降から結構ありますので、こちらも見ているとなつかしくなりますね。以前はよく大井に通っていましたので。

さて、クラシックということで、久しぶりですので一応予想も書いてみます。混戦の雰囲気の桜花賞ですが、ハイレベル混戦という感じですので、さすがにアローキャリーの年のようなことは無いかと思いますが、能力比較はかなり難しいですね。いろいろと検討した結果、スイープトウショウが本命になってしまいそうなのですが、前走-14キロとその間のゲート再審査が気になりますし、ゲート入りをいやがると、レースを見るのも疲れそうなので、○にしておきます。ということで、◎はムーヴオブサンデーです。距離経験が無いですが、キャリアの浅さは逆に魅力にもなりますので、この人気であればギリギリ買える範囲かと。あとは、ヤマニンシュクル、マルターズヒート、アズマサンダース、ダイワエルシエーロで。馬券的には◎と○中心に馬単と3連複で買います。




2004.4.9

今週は平日中にも何回か書いていますので、TARGET frontier JVをご利用の方は、下の方も読んでみてください。

今週中にバージョンアップ版を公開しようと思ったのですが、セットアップ関係の処理はその処理だけでなく、毎回環境を整えな直さないとテストできませんので、時間だけはかかってしまっています。しかも、わざとデータを破損させたりしますので、土日の競馬にも影響が出てしまう場合もありますので、公開は月曜日以降ということで。追加される機能は少々ありますが、メンテナンス関係として、個別のデータごとに再登録できる機能を付ける予定です。やはりこれがあるとサポートが楽なんで。すでに使われている方も多いとは思いますが、基本的に時間がかかるのは馬毎レース情報というやつで、他はそれほどかかりません。ですので、その他のデータに関しては、全て登録しなおしたとしても、それほど大がりになるわけではありませんので、データの削除から再登録まで自動的に行なおうかと。部分的に破損した場合でも、全てを登録しなおすのは少々大げさですが、これも過去のデータが無料でしかも自動的に取得できるからこそ実現できるわけでして、無用なトラブルを避けるためにはこの方が安全ですので、作成したいと思います。

ということで、今週は桜花賞ですが、まともに予想をしていられない状態です。見た目は実力伯仲の雰囲気のあるなかなか面白そうなレースですが、馬券的には手が広がりそうなので、買いづらい感じで、オッズを見ないととても買えないと思います。まあ馬券的に面白いというよりは見て面白いレースですね。それこそ各有力馬の走りを後から何回も見直す必要がありそうですし。スイープトウショウを見ているだけでもかなり面白そうですから。

それから、TARGET frontier JVの新機能で、Data Labとは直接関係の無い部分なのですが、今回からAve-3Fというテンの3ハロンのようなタイムを表示しています。現状では、成績画面と馬データ画面、それからタイムランク画面で表示しています。これは、以前から成績の上がり画面の中には表示されていたのですが、走破タイムをラスト3ハロンの位置で分けて、その前半部分のタイムを3ハロン換算で置き換えたタイムです。距離をタイムで割ると速度になりますので、このタイムと上がり3ハロンのタイムを比較するだけで、基本的にはその前後の速度の比較はできるわけです。また、1200m戦では、1200-600=600ですから、このAve-3F自体がテンの3ハロンタイムと等しくなります。また、それに近い距離であれば誤差は少ないはずですから、短距離戦であれば、テンの3ハロンのタイムと同様な使い方をしても問題は無いかと思います。

それ以外でも、1頭が大逃げを打ったようなレースでは、この速度の比較をすれば、逃げ馬のペースに惑わされること無くその馬のペースの判定もできます。

それからひとつ言い忘れですが、特別登録ですが、TARGET frontier JVでは週単位でファイルが分割されます。ですので、2週間前のG1登録があるような場合は、さらに次の週のファイルとして登録されます。ですから、今週の特別登録のファイルの中には皐月賞はありませんが、次週ボタンを押せば出てきます。御注意ください。

[追加] やはりダウンロードファイル異常によるReadエラーの対処は手作業では大変な場合がありますので、その部分だけ改善したマイナーチェンジバージョンとして同バージョンでVer5.01を先ほど(21時くらい)登録しました。週明けには正式にVer5.02を登録する予定ですが、他にもデバッグされていますので、ここを読まれた方はぜひバージョンアップして下さい。さて、明日はいよいよ初の速報データへのアクセスになりますね。多人数では初めてだと思いますので、レスポンス等も確めてみたいと思います。




2004.4.8

常駐ソフトを終了させた場合、こちらのテストでは、簡易セットアップで3割短縮、その後のフルセットアップのマスタと血統データでは5割の時間短縮になっています。トータルの差はテストしていませんが、間違いなく3割は早く終了すると思います。3割って、トータルで20時間だと6時間分ですからかなり大きいです。ですので、出来る限り常駐ソフトは終了させてから行なってください。

ということで、セットアップにかかる時間も最適化した場合は、当初の予想よりはかなり短縮されてきたと思います。現状では、Pentium1GHzマシンで、だいたい8〜14時間程度ではないかと思います。簡易セットアップは2時間かかりませんね。

そろそろ使われてきている方も多いと思いますが、とりあえずひとつ知っておいていただきたいことは、各画面での処理速度の話なのですが、まず最初に開いたり、ソートしたり検索するときにかなり時間がかかる場合があると思います。ですので、最初は遅いとか重いと感じるかもしれませんが、実はそれは最初の1回だけです。例えば、血統表を開いた場合、最初は何秒かかかると思いますが、その後は別の馬の血統表でもほとんど時間がかからずに表示できるはずです。しかも、だんだん速くなっていくと思います。また、血統検索の展開機能も同様で、最初の1回の最初のループにだけ時間がかかります。その後は高速化され、あっという間に開くはずです。次に別の馬を展開する場合も同性であれば早く終ります。ソートも同様で、項目によっては最初はやけに時間がかかりますが、次に別の項目を実行した場合は一瞬で終りますね。体感速度だと、最初の処理から10倍〜100倍程度は速くなっているはずですので、それぞれ最初の処理で挫折しないで何回かお試し下さい。これは、必要なときに必要な分だけ処理をするようになっている関係で、こうなっています。これにより、最初に画面を開くときの処理速度は向上しますので、全体的には処理は軽くなります。

それから、本日は木曜日ですが、午後3時には桜花賞の確定枠順の出馬表が登録されています。データ登録ボタンを押すだけで登録されます。さらに、20時前後には、土日分の全レースの枠順確定前の出馬表が表示できます。こちらもデータ登録ボタンを押して下さい。もちろん本日の調教データも登録されますので、今から予想することもできますし、チェック馬の出走の確認も簡単でできますね。ただ、現状では、この枠順未確定の時点では馬印やコメントは入力できませんので、こちらは今後の課題ということで、できるようにする予定です。枠順が確定している桜花賞に関してははどちらも大丈夫です。

[追加] 18時には土日の枠順確定前の出馬表が登録されたようですが、日曜日分が全レース枠順未確定と表示されてしまいますね。桜花賞は確定していますので、これはバグですので、修正いたします。出馬表の表示は正常ですが、これだとこの時点では馬印が打てませんので問題ですが、全レース枠順が確定すれば打てるようにはなります。

[さらに追加] どうもバグというか上のはデータの仕様のようで、木曜日の段階では枠番は確定するものの、データ的には出走馬名表扱いのようで、金曜日の正午にならないと正式に確定出馬表にはならないようで。ただ、上記のように出走馬名表からは馬印やコメントの入力ができない仕様になっていますので、ここはこの段階で確定出馬表として取り扱う良いに改善します。

それから、調教データを見ていたのですが、ようやく今週あたりから2歳馬が多数走るようになって来ましたね。まだまだタイム的には全く意味がありませんが、入厩していることがわかるだけでもいろいろと意味がありますし。調教画面は、データの読み方次第では、量が膨大になりますし、またソート等に時間がかかる項目もありますので、出来れば、最初から絞って検索すると後の処理が楽です。

2歳馬を見る場合は、メニューパネルの坂路調教右の▼の中から「過去1週間好タイム」→「2歳馬のみ」として、「好タイム」のチェックを外すと一覧できます。好タイムは多分しばらくはいませんので。データを見ると、未登録馬も結構走っているわけですが、JRA-VANのデータでは、未登録馬の調教師はわかりませんので、上部の「未登録馬読込」ボタンを押すと、調教師名のところに種牡馬名が表示され、馬名のところに母名が表示されます。また、特定の馬だけを時系列に見たい場合は、その行を右クリックすればできます。




2004.4.7

セットアップを行なう前に、こちらを一度読んでおいて下さい。

それから、ウイルス監視等の常駐ソフトを一旦終了させてからセットアップをすると速度が改善されるようです。ただし、ウイルスに感染しないように、セットアップ中は何もせず、終了後はただちに再起動して下さい。

また、意外とデータリードエラーが発生しているようです。これは、多分ダウンロード時の文字化け等によるものがほとんどで、基本的にはTARGET frontier JVとは関係の無いところで発生しているエラーなのですが、処理は停止してしまいます。この処理はJV-LinkというData Labのソフトが行なっている部分なのですが、一度読み込んだデータはキャッシュとして保存されている関係上、何度読み出してもエラーが発生してしまいますので、TARGET側からセットアップを何度やっても同じ箇所でエラーになってしまいます。ですので、とりあえずの対処方法は、JV-Linkをインストールしたフォルダ通常だと、「C:\Program Files\JRA-VAN\Data Lab」だと思いますが、この中にDataというサブフォルダがありますので、その中身を全て削除して再度お試しください。これを消すと、ファイルのダウンロードから再開されますので、その時点でデータが化けたのであれば、これで直る可能性があります。ただし、別のファイルも再度ダウンロードされてしまいますので、ダウンロードに時間がかかるような場合、可能であれば、エラーの出たファイルだけを直接削除するという方法でもかまわないかと思います。こちらも可能であればお試しください。サービス開始直後ということもあって、多分アクセスが結構集中している可能性がありますので、その影響もあるかもしれません。

もちろん、このキャッシュデータの削除も自動的に対応できる範囲ですので、次回のバージョンアップでは自動的に削除してリトライするように対応したいと思います。

まあとりあえず、今のところ他に大きな問題は発生していないようですので、一安心です。それから、セットアップ時間も思ったほどはかかっていないようです。こちらではあまりスペックの低いマシンでのテストはしていなかったのですが、それでも予想範囲内で収まっているようです。また、Windows95/98のテストもまだしていないのですが、こちらもWindows98で動作しているという報告を受けていますので、多分問題ないかと思います。もう少し落ち着いたら正式にテストしてみますが。


2004.4.6

TARGET frontier JV Ver5.01を登録しました。一応プログラムとしては別になりますので、現TARGET frontierユーザーの方も、今回はフルセットの方をダウンロードして、新規に別のフォルダにインストールして下さい。IDとパスワードは再度入力すればそのまま使えます。

さて、データ登録ですが、JV-Linkが変更されたのか、若干速くなった印象です。ただ、テストするだけでも一晩かかりますので、正確にどの程度速くなったのかは不明ですが、まあ何%かは速くなっているようです。やや期待できるかもしれません。で、以前予告したセットアップ手順の方は、こちらに書いておきましたので、お試しください。

その他の注意事項は特にありませんが、もし週末に利用するのであれば、必ず簡易セットアップまで完了させて下さい。今のところはそんなところですか。




2004.4.3

すいません、追い込み作業中なので、本日はこれで。



2004.4.2

さて、いよいよ週明けからData Lab版が公開です。名前はこちらに書いたかどうかももう忘れてしまいましたが、「TARGET frontier JV」という名前です。まあ一応TARGET frontierなのですが、データベースが全く違いますので、名前も少し変えました。ただ、バージョンは継承しますので、Ver5.00から始まります。ですが、これはJRA-VANのCD-ROMに入るバージョンでして、こちらで公開する最初のバージョンはVer5.01になります。

また、ファイル名も変更しました。というのも、現バージョンと同時起動が可能にするためもありますし、その他ミスを無くすためにもファイル名は別の方がベターですので。基本的にフォルダ構造が変更されますので、現在のユーザーの方も、最初は差分ではなく新規インストールで行なう必要があります。そのため、IDとパスワードの再入力は必須になります。もちろんすでに利用されているもので登録できますので、度入力してそのままご利用ください。全く同じフォルダにインストールしても正常に動作しますし、その場合は個人データとかも引き継がれるのですが、同時起動とかをするとわけがわからなくなってしまいますし、片方をアンインストールすると多分死んでしまいますので、インストールは別のフォルダにして下さい。

プログラムの登録は前日の4月5日夜に行なう予定です。この時点で正式版フルセットと差分を登録しますが、この差分はCD-ROM版をインストールした人のためのものになりますので、現在のユーザーの方はフルセットの方をインストールして下さい。つまり、TARGET frontier JVへ移行する場合は、必ず新規にインストールして下さい。ということで、TARGET frontierからの「バージョンアップ差分ファイルのダウンロード」も使用できません。

それから、最初のデータ登録のセットアップ作業ですが、現在は一気に最初から最後まで行なう「フルセットアップ」と、とりあえず使うための「簡易セットアップ」の2つを容易してあります(インストール直後はメニューパネルで簡易セットアップが大々的にクローズアップされていますが、やがて消えます)。この簡易セットアップはとりあえず過去2年分の成績関係のデータと、競走馬や血統や騎手、調教師、馬主、生産者は全て登録するという作業です。Pentium1GHzのマシンで30分〜4時間程度だと思います(だいたい3時間くらい)ので、まあ金曜日から利用を開始しても競馬には十分間に合う範囲だとは思います。簡易セットアップでも過去の検索機能以外はほぼ利用できますから、とりあえずの予想とか投票、オッズの読み込み等は全てできますので、競馬当日の利用には問題無いと思います。この簡易セットアップで登録したデータはフルセットアップ時にはスキップされますので登録時間が無駄になることはありません。

また、理由等はまだ不明なんですが、データの登録は一気に行なうより分けて行った方がトータルで速いです。つまり、寝てしまうとか外出してしまうのであればしょうがありませんが、監視できる状態であれば、まず簡易セットアップをして、その後、フルセットアップも4項目を別々に行なうという手順で実行すれば、何割かは早く終るはずです。このあたりについては、4月6日当日くらいにこの日誌で手順を説明します。

それから、JRA-VANからCD-ROMが送られてくる場合は、急がなくても結構ですので、Ver 5.01にバージョンアップして下さい。すでにバグも見つかって改善されていますし、また機能も結構追加されています。その追加機能の中に、TARGET frontierからの個人データの自動移行機能がありますが、この移行は簡易的なものですから、新しい方で買い目等を作成してしまうと、上書きされてしまう場合がありますので、この移行作業は新規利用スタート直後に行なってください。チェック馬、チェック馬印の設定、チェック種牡馬、チェック騎手、チェック調教師、レース印、馬印、レース印設定、馬印設定、予想コメント、結果コメント、レースコメント、馬コメント、KOL関係者コメント、KOL次走へのメモ、買い目、インターネットリンクの設定、履歴、の各個人データを指定したものだけ自動的に移行できます。





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